いぶろぐ

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一歳と三歳の夏

2023-07-17 22:43:01 | パパと呼ばれて〜親バカデレデレ日記
この先何度も来るかのようで、実はもう二度とはこない今年の夏。
四年前の夏には、想像もできなかった夏。
たった四年のうちにこの世に生を受け、笑い、泣き、
元気に走り回り、カタコトで喋るようにまでなった、我が家の天使たち。
早いなあ。早すぎるくらいだよ。

親となった者はみなきっと同じ想いに囚われるのだろうなあ。
いわく「ずっとこのまま大きくならなければいいのに」。
本当にそう思う。
手がかかって仕方ないけれど、かわいくてたまらない。
その一方で、立派に成長してくれることも願う。
大人になった彼らを楽しみにも思う。
なんとまあ欲深い生き物だろうか、親。
それでいて、彼らのためなら惜しみなくなんだって投げ出せる。
なんとまあ矛盾した生き物であることだろうか。

まったく説明し難い親の気持ち。
こればかりは、自分がその立場になってみなければ理解できなかった。
いろんな親に話を聞いて、わかったつもりでいただけだった。
親となってまもなく四年。
これほど価値観がひっくり返った時間は他にない。
人生の主役が完全に入れ替わってしまった。

彼らが生まれたその日から、望むのは二つだけ。
ただただ彼らが元気に健康に、事故や犯罪や病気や戦争などに巻き込まれず、
無事に生きていってほしい。
そして、それを少しでも長い時間、観ていたい。
いつまでも、可愛くて仕方ないこのままでいてくれたらと思う親のエゴ。
それを超えて、そんなのとんでもない、
親に寿命が来た時にこの子らどうすんだ、と思い直す親心。

生意気にもなるんだろうなあ。
口答えもするだろうなあ。
それもおれの子だからハンパないよなあ。
怒れるかなあ、怒っちゃうこともあるだろうなあ。
でも可愛いから全部許しちゃうんだろうなあ。

この子たちがいなかったら、今ごろ僕なんか屈託しきってたかもしれないなあ。
間違いなく人生の新たなステージをくれたよなあ。
一秒でも長生きしたいよ。
たまらんなあ。親。
このまま残りの人生、死ぬまでこの子たちの親、やれるんだぜ。
最高じゃないか。

おれの人生、最高じゃないか(当社比)。

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