いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

エゴに負けない

2014-04-25 21:42:12 | 超・いぶたろう日記
誰しも、人に与えた損害や苦痛は忘れ、
自分が受けたそれはいつまでも覚えてたりする。

一方で、人のためにした苦労や奔走や出費は忘れないのに、
人が自分のためにしてくれたそれは記憶から消えてしまう。

逆を行く人間でありたいものだ。

報恩と思いやり。
そうやって紡いだ人間関係は、
一生自分を支えてくれる。
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2014-04-18 17:14:40 | 超・いぶたろう日記
本当に素敵だなと思える人々との出会いがあって。
僕なんかにはもったいないくらいの道を示してくださった。

本当にありがたいなと思える仲間たちがいて。
僕なんかにはもったいないくらいの信頼を寄せてくださった。

迷いに迷い、悩みに悩み、
僕は多分とても僕らしい決断をした。

どこまでもバカ正直。
だけど、僕からそれをなくしたら、
あとになにが残るだろうか?

なんてわがままな生き方してるんだろう。
なのに僕の周りには素敵な人ばかりだ。
ただただ、感謝の気持ちでいっぱいだ。
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スクープ

2014-04-18 02:51:36 | 超・いぶたろう日記
スクープ【scoop】
新聞・雑誌などで、他社を出し抜いて重要なニュースをつかみ報道すること。また、その記事。特種(とくだね)。

いまさらテレビのワイドショーにツッコミを入れる作業も、
ヒマ人以外の何ものでもないよな、と自嘲しつつ。

たまたまついていたテレビの番組内で、
女優さんと会社社長の結婚が報じられていて、
そしてそのニュースを一番に報じたスポーツ紙の担当記者が、
それはそれはもう誇らしげに一面見出を手に画面いっぱいに映っていたのですよ。
「この特大スクープをものにした○○記者です!」
みたいな紹介でね。

まあ、テレビやスポーツ紙でこういう話題をありがたがるのはしょうがないとして。
僕が引っかかったのは、「スクープ」ってなんだろう?っていうとこ。

いや、あのね、
「芸能人の交際やら結婚が重大ニュースと言えるのか?」
というありがちな視点はまあ、おいといて、ですよ。
政治経済が重要で、芸能界のニュースがどうでもいいという、
固定観念とかではなくて。

僕はね、スクープっていうのは…

・社会的に与える影響が非常に大きい
・隠されていることが大きく公益に反する

という定義の他に、

・それを一面にすることで新聞がたくさん売れる

という基準なのではないかと思っているのですよ。
それでこそ、スクープを抜いた記者はボーナスをもらうべきだし。

ところがね。

いまどき、女優と会社社長の結婚くらいで、新聞売れますかね?
駅の売店で一面見て、ふーん、で終わりじゃないのかな。

てか、気になったら、webで調べたらもう概要わかりますよね。
そしたらもう、スクープとしての価値なんてないんじゃないかな-。

何がどうなっているんだ?と思えるような事件なら、みんな新聞を手に取るかも知れない。
だけどこの一件は
「あ、結婚したんだ-、ふーん」
で、それ以上何の広がりもない話でしょう。

まあ、いまどきニュースはみんな携帯・パソコンでしょ、
という前提を持ち出すと、
スクープ論から離れて新旧メディアについての話になっちゃうけどね。

でも、いまだにテレビの世界では、そして新聞の世界では、
そのニュースが実際にもっている社会や売上への影響力を度外視して、
とにかく知らない話を最初に言い出したら「スクープ」として英雄視されるんだなあ、と。
そしておそらく、新聞・テレビがいまだに情報収集の中核にある人々からすれば、
そういう古い価値観がいまでも色濃く残っているのだろうなあ、と。

そういう人々が多くの割合を占める世代というのは確かにあって、
その世代が「豊富な経験」を根拠に決断を下す立場にいる組織というのがたくさんあって、
とすると現場の若い、デジタルネイティブの世代とは埋めがたいギャップがあるよなあ、と。

トシをとっても、アタマの中が固まらないように、
常に新しい物事に触れていく、というのはとってもとっても大切なことなのよね。
僕は最近のアニメもゲームもAKBもさーっぱりわかりませんけども、
〈売上が立っている=大きく支持されている〉
ものについて、頭ごなしに価値を否定しちゃうと、
ビジネスチャンスにつながる視野までも失ってしまうかもね。
まあ、若い世代に迎合すれば良いっていうもんでもないだろうから、
個人としての好き嫌いは別にしっかりとっておくべきだろうけど。

スクープに話を戻すと。
古い凝り固まった価値観に支配された層が、紙面の決定権を握り、
実際の購買層の肌感覚を真摯に探ろうとせず、
旧来の「どこよりも耳新しい話=スクープ=偉業」
という図式が頭を埋め尽くしているのだとすれば、
小保方さんの件で、なぜ男女関係の話なんかが出てくるのか、
ってのもわかる気がしますね。

ああ、でも旧来のメディアを購読している層は、
紙面編集の判断を下す層と一致しているのか。
そんならいいのか。

でもなあ。

新聞やテレビが公のメディアで、ネットが私的な裏メディアみたいなのって、
もう違うと思うんだよなあ。
社会への影響力も、ある一線を境に、世代によっては完全に逆転してると思うし。
この辺がもっと顕在化してくる社会変化を期待してるんだけどなあ。
たとえば選挙で律儀に投票にいく高年齢者と、選挙なんかいつやってるかも知れない若年層と。
ちゃんと投票する人が多い世代は旧メディア支持層であるだろうことも合わせて考えると、
なんかこう、世の中全体のベクトル的に、希望が持てない。
あと20年くらいはしぶとく古い価値観が幅をきかすのかなあ。

などなど、まとまりませんが。

スポーツ紙って、あとどのくらい生き残るメディアなんだろう。
僕としては、東スポだけには生き残って欲しいんだけど。

「人面魚、重体」
「マドンナ、痔だった」
「秋山宇宙飛行士、宇宙でも朝○ち」

などなど、有名すぎる独自視点でのスクープの数々。
裁判所が名誉毀損裁判の判決文で
「東スポの記事は嘘という前提で読者は購入している」
とし、具体的事実の流布という名誉毀損の構成要件を認定しなかったほどの、
強靱な独自世界。

あの見出しを目にしてしまうと、どういうオチなのか期待を抑えることができず、
ついついポケットの小銭をはたいてしまう。
その意味では、ナンバーワンのスクープ紙、なのだ。
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夢ととるか嘘ととるか…

2014-04-12 22:11:34 | 超・いぶたろう日記
小保方さんの件、侃々諤々。
だけど何だかもう、これ以上素人が何かを公の場で口にしたところで、
どんな結末に転んでも恥をかくような気がするので、僕はやめとくの巻。
おおむね、次の2つが注目されているような感じ。

1)藤沢数希氏のブログ「金融日記」
http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/52007102.html

2)「ねずさんの独り言」
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-2233.html

なんかこの2つの視点って、原発問題の時にもこんなわかれ方をしたようなデジャブ感が…。

1)の視点と考察は鋭いなと思うし、スゴイ説得力なんだけど、
メークの仕方にまで難癖つけてる感じはちょっといただけない。

2)については
「みんな知らないだろうけどこんな秘密・利権・陰謀が隠されてる」みたいな言説の典型な感じで、
あまり情報や知識を集める手間をかけていない人が飛びつきやすいロジックなんじゃないかな、
と感じている(この説を支持する人を揶揄するつもりじゃないんですが…)。

んで、僕が個人的に気に入っているのは小田嶋隆さんのこれ。

3)小田嶋隆「ア・ピース・オブ警句」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20140410/262713/?rt=nocnt

研究の現場に居る人、論文の読み方を知っている人、専門的な知識を有する人以外は、
この立場に身を置いておくのが一番賢明なのではないか、と教えてくれた感じ。
すんなり入ってきた。

僕個人の見解はというと、これ以上小保方さん個人を叩くようなやり方は、
マスコミのネタ元になるという以外、何も生まないよなー、と。
会見であれだけ時間があったのに、反論内容があれだけなんだもんなあ。
別に擁護するわけじゃないけど、何が何でも断罪しなきゃと思うほどのことでもない。

そう、仮に彼女がわざとインチキしてたとしてもだ。
そんなに『悪いこと』とも思えないんだよね。
ちゃーんと、バレちゃったんだし。

まあ、科学者の良心として…という問題はあるけど、
エセ科学者とかトンデモ科学者って元々多いし。
科学というものは99%仮説だという視座って重要。
盲信が弊害を生むのは科学も宗教も同じ。
いまだにマイナスイオンとかコラーゲンとかに飛びついてる人にはイイ薬になるかも知れない。

日本の科学界の信頼性が…なんていうのも、なんだか非常に日本的な心配(笑)。
もっと個人の責任として帰結するんじゃなかろうかねー。

そこでだ。
「ドラえもん」だと思えば良いんじゃなかろうかと。
夢のある新発見・新発明で、誰もが驚いて、ときめいて、
その分腹が立ってるんだろうけど、
最初からマンガだったと思えばOKじゃないかな。
どっかの会社が「ドラえもんのひみつ道具を実現する」っていうプロジェクトやってるらしいけど、
あんな感じで、みんなで「いつかはSTAP、今度こそ」で追いかけていけばいいじゃない。

勘違いしちゃったのが後に引けなくなったのか、
ごまかそうとしてどんどんエライことになってしまったのか、
それとも、本当の本当に大偉業なのか。
そんなの僕に識別できるはずもないので、
ここで知ったかぶって、あるいは個性派の視点を気取って変なこと書いても、
あとで恥をかくだけだよなーと。
何もそんなリスクを負ってまで言及しなきゃいけない問題でもないよね。

でも、何だか話題にしたくなっちゃうんだよねー。
誰もが一度は通った、コピペの誘惑の経験、
そこに深くまとわりついてくる話題だからかもしれない。
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「これで膿は出し切った」

2014-04-11 16:21:25 | 超・いぶたろう日記
…から、これからはうまくいくんだそーだ。
退職2ヶ月にして気づく。
そうか…僕は白血球の死骸だったのか………。

「みんなの党」の分裂騒ぎの記事読んでて、
あ〜どこも一緒だな〜とため息。

あれだけ議員が減ってて、みんな終わったな〜と思ってるのに、
ワンマン党首だけは妙に強気で、よくわかんない開き直り方しちゃう。

「党の純化が進んで、より政権与党にはテコが強くなった!」


だって(笑)。
そうだといいね。

…いっちょ、本当にやったろかな。


-----------
(2015年2月追記)

その後の「みんなの党」および党代表の運命はご承知の通り。
そしてあの会社及び代表も同じような道筋をたどる。
頑迷な思い込みや、感情に支配されず、
現状を正しく認識することの難しさよ。
反面教師に。
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何がどう繋がるかわからない

2014-04-07 23:11:25 | 超・いぶたろう日記
僕が生徒たちにいつも言い続けたことの一つに、
「いまあるものがすべてだと思うな」
というのがある。

どんなに辛くても、苦しくても、もうダメだと思っても、
実は広い広い世界の、長い長い人生の、ほんの一部かも知れないのだ。

環境を変えてみること。
人に会うこと。
じっと待ってみること。
それだけで、劇的に何かが変わることだってある。

この2ヶ月、僕が骨身に染みて感じていることは、
とにかく人との繋がりを大事にしてきてよかったなあということ。
僕に力を与えてくれる人がこんなにたくさん居ることに、
心から感謝できた時間だった。
僕もまた、誰かの力になりたいと思うし、
これからも一生かけて「人」を大事にしていくだろう。

今日もまた、ひとつ気持ちのよい出会いがあった。
まだまだちっちゃな芽に過ぎないし、何がどうなるかはわからないけれど、
純粋に素敵だな、と感じられたし、
そんな風に考えている人が、これほど頑張っているという事実には、
大きな希望を抱くこともできた。
やはり自分だけの思い込みで視野や可能性を狭めてしまうことなく、
飛び込んでみること、は大切だ。

もっとも不安定な立ち位置、それはもっとも希望に満ちた場所かも知れない。
まだ先は見えないけれど、とても楽しみだ。
がんばろう。
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