いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

なんでだろう

2010-08-30 01:18:09 | my lyrics
彼らは
やりたいことをやっているはずなのに
あんまり楽しそうに見えない

彼らは
夢を追っているはずなのに
現実から逃げているようにしか見えない

なんでだろう

彼らは
最高の時間を過ごしているはずなのに
退屈そうにしか見えない

彼らは
最高の仲間に恵まれたはずなのに
孤独にしか見えない

なんでだろう

自由でエネルギッシュな彼らは
若ぶった年寄りにしか見えない

がんばっている彼らは
あきらめているようにしか見えない

なんでだろう

心から感謝している彼らは
ごまかしているようにしか見えない

彼らは自分の道を突き進んでいるはずなのに
いつまでも同じところにいる

そうだ

彼らは自分のスタイルで 誰かのマネをしている
彼らは一生懸命 手を抜いている
彼らは心の底から 嘘をついている

何より
彼らは僕がなくしたものをもっているのに
まったくうらやましく見えない


フェイクって 哀しい

大味な野球だ

2010-08-29 23:41:03 | トラ、トラ、トラ。
グチばかりこぼしていてもなんなので、たまには根拠ある批判をしよう。

8月のタイガースの得失点を振り返ってみる。

 8月1日  8 - 7  中日
 8月3日  2 - 6  巨人
 8月4日  8 - 4  巨人
 8月5日  1 - 9  巨人
 8月6日  1 - 4  中日
 8月7日  1 - 4  中日
 8月8日  0 - 10  中日
8月10日  6 - 7  広島
8月12日  10 - 6  広島
8月13日  6 - 9  ヤクルト
8月14日  4 - 3  ヤクルト
8月15日  9 - 6  ヤクルト
8月17日  12 - 8  横浜
8月18日  11 - 2  横浜
8月19日  10 - 4  横浜
8月20日  5 - 12  巨人
8月21日  3 - 8  巨人
8月22日  0 - 3  巨人
8月24日  4 - 5  広島
8月25日  22 - 8  広島
8月26日  1 - 6  広島
8月27日  0 - 6  ヤクルト
8月28日  9 - 2  ヤクルト
8月29日  12 - 5  ヤクルト

得点合計  145(1試合平均 6.0)
失点合計  144(1試合平均 6.0)

ご覧の通り、まあ非常に大味な野球をやっているのである。
1試合平均の得失点が6点で同じというのもスゴイ。
つまり、防御率6点台ということだから、
「6点取っても勝てるかどうかわからないチーム」ということだ。

実際、細かく見ていくと浮き彫りになる。
得点を3つのグループに分けてみよう。

まず8点以上の得点をあげた試合だが、
さすがに10試合全勝している。これはいい。
しかしその内訳はヤクルトが3つ、横浜が3つ、広島が2つ、
残りが巨人と中日に1つずつだ。
ほとんど下位チーム相手の時である。

逆に得点3点以下の試合は9試合、すべて敗戦。
うち、巨人に4つ、中日に3つ落としている。
これは優勝争いをする上で致命的だ。

つまり、下位チーム相手には打ちまくるが、
優勝争いのライバルである上位チームの、
ちょっといいピッチャーが出て来て、本気モードで投げてくると、
とたんに打てなくなるのである。

このことは以下のデータを見てもわかる。

        得点  平均   失点   平均
対 巨人    19   3.17   42   7.00
対 中日    10   2.50   25   6.25
対 ヤクルト  40   6.67   31   5.17
対 広島    43   8.60   32   6.40
対 横浜    33   11.00   14   4.67

巨人、中日には失点の半分以下に抑え込まれ、
下位からは必要以上に点を取っているのがわかる。
これでは見ている側はフラストレーションがたまるはずだ。
弱い者イジメして、強いヤツにはてんで勝てないんだもの。
強力打線なんてカンチガイもいいとこだ。
下位チームの、しかも試合が壊れてから出てくるピッチャーなんて、打って当たり前。
だったらこっちも若手に替えちゃえばいいんだが、
なんせ投手が先発も中継ぎもボロボロなのでこわくて替えられない。
6回までで勝負が決まった2年前がウソのようだ。

また、見逃せないのがその間の得点ゾーン。
得点が4~6点の場合が5試合あるが、
ここでなんと、わずか1勝しかしていないのである。
競り負けまくっているのである。
なんせ中継ぎが安藤・西村・渡辺・久保田・福原と手当たり次第な上に、
キャッチャーが脳みそ筋肉の城島とあっては、みんな目つぶって投げてるようなもんだ。
これじゃ藤川が出てくるまで安心出来ないのである。

4点以上とって、勝率2割。
ゲンダイの書いた「10点取らなきゃ勝てない阪神」は、
まんざらウソでもないのである。

僕は野村克也の言う「弱者なりに頭を使う野球」が好きだ。
一球一球に思いを馳せるという見方はなかなかに楽しい。
一方で、何の説明も要らない野球の魅力というのもわかる。
バースのホームラン、イチローのヒット、赤星の盗塁、野茂や佐々木のフォーク、
これらはまさにお金を払って見るべきプロの芸術だ。
ドラマのある野球もいい。
桑田と清原の対決、10.19のバファローズ、がんばろうKOBEのオリックス。
感情移入しながら見る野球の面白さったら、ない。

黄金時代の西武を例に挙げるまでもなく、
細かい野球をやればいい、勝ちに徹すればいいというもんでもないし、
そもそも野球がセコくなると夢がない。面白くなくなる。
あまり監督やその戦略が幅をきかせすぎてしまうと、
個と個の勝負のダイナミズムを失うので面白くない。

で、今のタイガースはと言えば。
今挙げた、どれでもないのである。
少なくとも真弓や城島を見ている限り、頭を使うでもなし、
赤星のいない今、個性派はといえば久保田と藤川くらいか。
でもその藤川の直球も、燃える相手がいなくてどこに投げていいか、って感じだ。
だからパカーンと打たれることも増えたのだろう。
そしてとにかくドラマがない。
一昨年、巨人相手にあれだけくやしい思いをしたのに、
昨年までで宿敵に三連覇なんか許しちゃってるのに、
なんか、まったく、ドラマに育ってこないのである。

2003年の感動はいったいどこへ行ってしまったのか。
星野仙一は毀誉褒貶半ばする監督だが、彼の野球にはドラマがあった。
演出家としては最高の監督だった。
岡田彰布もその点では優れていた。
残念なことに(選手としては大好きだったのだが)
真弓明信からはそれを感じることができない。
タイガースである必然に乏しいというか。
どうも、新井と城島の加入、ジェフと今岡と赤星の退団に、
これらの原因があるように思う。
何かこう、愛車を修理に出したら、パーツが全部他社製になって、
「愛着」が剥ぎ取られてしまったような感があるのだ。
そこが今のタイガースにいまいち感情移入出来ない理由だろう。

いやしかし、私もずっとしつこいくらい城島を目のカタキにしてますけどね、
この結果見たら捕手としては本当に反省しないといけないと思うよ。
タイガースは投手王国だったんだから。
城島自身がそうであるように、守れなくても打ちゃいいんだろ、
とか思ってるんじゃないか、と勘ぐりたくなるような数字だ。
でも、打ってる相手は下位チームの二線級だよ。
何だかなあ。

巨人、中日相手にスカッと勝ってみせろよ。
3タテなんかくらってんじゃねえよ、だっせえな。

そんな風に思って見ているあたり、
何だかんだで哀しいくらい永遠に虎党なのである。


足の爪が

2010-08-27 02:17:08 | 新・いぶたろう日記
剥がれかけとる。

不思議なくらい、痛くはないのだが。
見た目はもんのすごーく、痛そうだ。

1ヶ月前くらいに机の脚にぶつけて、痛いなーと思いつつ放っておいたら、
家に帰って靴下脱いでびっくり。
血が出て、靴下固まってるじゃありませんか。

ひえー。

ということで、毎日こつこつ消毒して、バンドエイドで巻いて保護して、
一時期は痛くて歩くのもおっくうだったんだけども。

最近はまったく痛くなくなりました。

ところが。

先日、朝ふとんに潜り込んできた愛娘あずき(5さい・メス)が、
ひょいっと私の足を乗り越えたその瞬間に激痛が。

かなりめくれてしまいました。

痛かったのはそのときだけで、その後はどうってことないのですが、
もう根本の方だけでつながってる感じです。
珍しいので、消毒しつつ、観察を続けています。

てなわけで、痛々しい画像ですんません。
一応、自主規制でボカシました。

ボカシなしのウラものが欲しい方は連絡下さい(笑)。

たとえばね

2010-08-25 03:21:42 | 新・いぶたろう日記
サッカーで言うなら。
日本代表チームにケガ人が続出、
代表監督はすぐ、国内チームに打診し、
代替選手をチームに合流させました。
その選手が言いました。
「この俺様が毎日走り込んでるってのに、監督の野郎、いつも自分はラクしてやがる」

野球で言うなら。
投手が故障し、先発不足に陥ったチームが、
緊急トレードで選手を補強、
さっそく次の試合に登板させました。
その選手が試合後にコメント、
「この俺様を呼びつけやがって、監督の野郎、いつも偉そうにベンチに座ってやがる」

戦国時代で言うなら。
足軽が言いました。
「殿はいいっすよね、戦場で人斬らなくてイイから」

戦場で言うなら。
兵隊が言いました。
「司令官殿はイイですよね、泥にまみれて銃を撃たなくてイイから」

バンドで言うなら。
楽器陣が言いました。
「ボーカルはいいよね、歌うだけでイイから」

だからそういうこと言っちゃおしまいなんですって。

人にはそれぞれ、持てる能力というものがあって、
与えられた任務とか役割というものがあって、
それは自分では選べないことがほとんどであって、
他者の評価は自己評価とは別の所で成立するのであって。

末端は幹部の意図や、目に見えない苦労、全体の構図なんて見えやしないから、
好き勝手に文句言ってりゃいいんで、それはそれで気楽ですよね。
でも自分が小さいんだってことに気づけないでいるとしたら、
それはそれで不幸なのかもしれませんね。
独善的で的外れな「もの申す」だけが、そのプライドを満たすのかも知れないし。
でもそんなので満たされちゃうプライドなんてたかが知れてるけどね。

目先の苦労なんかより、ずっと大きな無形の責任ってやつがあって、
それを背負うことの大変さなんて、分かれって方が無理か。
漕ぎ手はラクなんだよ。言われたとおりこぎゃいいだけだから。
船長は判断間違えたら、船丸ごと背負って沈むんだよ。
その船長に、お前もこげって、見当違いも良いとこだと思うがなあ。

まさに、
「燕雀いずくんぞ鴻鵠の志をしらんや」
でしょう。

政治って難しいよな。

何を連敗しとんねん

2010-08-21 23:19:34 | トラ、トラ、トラ。
ここ一番での負け癖、治ってないなあ・・・。
まあ、先発ピッチャーがいないんだからしょうがないか。
3ゲーム差だったんだぜ?
3連勝喰らわせば今年はイタダキ、最悪でも勝ち越し、
そこで初戦をカンタンにとられて、絶対落とせない2試合目の先発が高卒新人。
うーーーーーーーーーん、苦しい・・・。

さっきプロ野球ニュースで見られたんだけど、
そんなに悪いピッチャーじゃなかったし、将来楽しみな感じだけどね。
でもさすがにこの舞台はきついでしょう。
いま中継ぎも相当厳しくて頼りになんないからなあ。
西村も渡辺も久保田も安藤も出てくりゃガツンで、2年前までがウソみたい。
昨日は福原が試合をぶちこわしたもんなあ。
城島か?城島が悪いんじゃねえか?(笑)

過去数回、優勝を逃した年はいつも得点不足だったけど、
今年はどうでしょう、逆のパターンだね。
誰かが打つ感じだけど、誰が抑えるの?っていう(笑)。
先発いないんじゃどうしようもないような…。
そもそもエースがいないもんな。

明日負けたらずるずるいっちゃうだろうな-。
腹立つTG戦だぜ。
何よりも腹立つのは関根潤三の中身のない解説だったけど。

「この人いいバッターだね」
「この人はうまいね」
データ聞いて
「ああ、そうなの~」

お前それでカネもらってんのかよ(笑)。

何を負けとんねん

2010-08-20 23:19:44 | トラ、トラ、トラ。
投手のいい年は悲しいくらい打てんし、
打撃のいい年は投手がうまくいかんもんですねー。

あー、なにやってんだ小嶋。
あー、先発足らん。下柳~、スタンリッジ~、能見~。。。。
あー、中継ぎ不安。ジェフ~・・・・。

ていうか、どうでもいいけど巨人には負けるな。
連勝せんとゆるさんぞ-。

(虎党復業説濃厚)

虎の5連勝以上に

2010-08-19 23:06:39 | トラ、トラ、トラ。
読売の4連敗を歓び、竜の7連勝を不気味に思うワタシです。
ヒロサワという、予想として言ったことが、
すべて正反対になることで有名な解説者がいますが、
(中でも今季マートンを酷評したことは有名)
彼が自信満々に
「阪神・巨人・中日と3つどもえになっていますが、
中日には上がってくる気配もないし、
最終的には阪神と巨人のマッチレースでしょう」
と予想したことで、私の不安は増大しました。

最近のタイガースは読売を苦にしない反面、
どうも中日に弱い。
ナゴヤドームでは毒ガスでもまいてんじゃないか、
と思うくらいに圧倒的に分が悪いし、
ここ一番でも必ず負ける。
去年のCSもそうだったし、その前の優勝争いもそうだ。
古くは昭和49年の、巨人V9のかかった年の、
残り2試合1勝すれば阪神優勝、で見事逃した試合の相手も中日だ。
しかも向こうの先発は星野仙一だ。
アンチ巨人の星野が、いかにも打ってくれ~っていうタマを投げてたのに、
力みすぎたタイガースはことごとく外したという、あの一戦だ。
(見たかのように語っているが、俺もまだ生まれていない)

読売は監督が監督だから、選手さえ攻略すればどうにかなる。
ひとたび歯車が狂えば、立て直す器量は原にはあるまい。
やはりコワイのは落合だ。
あの野球を知り尽くしている感じ、全く動じない感じがコワイ。
虎は勝手にあれこれ考えすぎて自滅するんではないか。
真弓の腕の見せ所だね。

・・・というわけで、虎党休業中とか何とか言いながら、
優勝のチャンスがめぐってくると黙っていられないワタシです。

虎が強いのは結構なことですが

2010-08-18 01:41:38 | トラ、トラ、トラ。
それよりも広島と横浜が可哀想で見てられない。
なんとかならんのか、これ。

この2チームの責任というより、
やっぱりFAと金満補強のせいだと思うんだよね。
巨人にいるのがグライシンガーとラミレスと小笠原で、
阪神にいるのが新井と城島と…って意味わからんよ。
金本は弱いときに来てくれたし、もう認めてもいい。
ブラゼルは強奪じゃないからいい。
でもなー、何かこう、タイガース史上最も愛しにくいチームなんだよな-。

パリーグって戦力均衡してて面白いよね。
あんな感じにできないかなあ。

うーん。
せっかくだから優勝して欲しいけど、
城島はやっぱりイヤだ。
打ってるけど。

とりあえず、ボタン留めないと、イヤだ。
あの辺の勘違いぶりが、イヤだ。

それは自由ではなく自己中というのだ

2010-08-16 16:43:53 | 新・いぶたろう日記
「価値観は人それぞれ」
「自分らしく」


まったく、仰るとおりなのだが、
それが単なる言い訳に使われてるような感じが否めない。

自分の思うとおりにならない、
周囲が自分を(自分が期待するほどに)評価してくれない、
などなど、
自分が望むとおりに、自分に都合の良い言動をとってくれないと、
やれ

「所詮人間は孤独だ」
「私は何者にもとらわれない自由人だ」
「誰がどう思おうと関係ない、私は私だ」


とかなんとか言い換えて、自分をごまかしてしまう。
自分の弱さや身勝手さを、自分の個性だと言い張って、
(あるいは本気で勘違いして)
自分の納得のいくように言葉遊びを始めてしまう。
それは一見自己主張のようでいて、何のことはない、自慰行為に過ぎないのだ。

十代のノートの片端ならいざ知らず、
いい大人が公の場でそういうことを言い始めると始末に負えない。
てかさ、さすがに飲み会とかでもそういう自分語りって寒くてイヤでしょ。
ところが最近ではブログやMIXIなど、自由に発言できる場があるから、
飲み会で恥ずかしくて言えないような自分語りを、そこでしちゃう。
これは奇妙な構図だよね。

また、そういうことを書き連ねる人に限って、
実社会ではだいたい「使えない」「仕事が出来ない」部類に入るのだが、
本人はそれを自覚していないケースがほとんどだろう。
むしろ、自分では無能な周囲よりも抜きん出ていると思い込んでいるだろう。
だからこそ、人物評価の話になると大げさに自己卑下したり、極端な謙遜をしたりする。
それは内心、そんなことないよ、あんたはすごいよと言って欲しいだけなのだが。
だから、そういう面倒なタイプの人には、

「いや、本当にそうだね、君はまったく大したことないね」
「俺だったらそんなことはしないなあ」
「周囲と同じようにできないんだから、やっぱり使えないんだね」

とか何とか適当に挑発してみると、猛然と反論を始めるから面白い。

「いや、でも私はこういう所は人と違う」
「別に組織の中で評価されようとは思っていない」
「私はこういう日本社会・企業風土には合っていない」
「競争ばかりで疲れた、もっと私らしい色で勝負したい」

(競争はイヤなのに勝負したいというのがまたよくわからないのだが)

などなど、陳腐で身勝手な言い訳が次々出てくる。
もちろん、言うだけで何もなしえないのだが。
だいたい、競争しないで生きていくなんて、無理でっせ。
森の中で鹿さんや熊さんやウサギさんやリスさんたちと、
楽しく歌って踊って暮らしていたいと言うがごとし。
ディズニーですか。
喰って喰われて成り立ってるのが自然界でしょう。
人間社会だって似たようなもんだよ。

僕の知る限り、本当に仕事の出来る人や頭のいい人というのは、
そういった自分の内面の弱さを、まず人目にさらすことがない。
自己弁護、自己防衛の必要がないからだろう。
あるいはその格好悪さをよく知っているから。
だからこういうことを語る人というのは、要は言い訳したいだけ。
心のバランスをとっているのだろう。
昔思い描いたほどに輝けない自分、周りと差のない自分、
地位や収入など数値で残酷に表されてしまうショボイ自分、
実は大したことなかった自分を、受け容れながら生きていくのは辛いことだ。
それでも生きていくためには希望というヤツが必要で、
数値的に恵まれたヤツはそれを他者との比較に見いだし、
恵まれないヤツは感性とかキャラとか、主観的で曖昧な基準にそれを求めるしかないのだろう。
無理もないことだ。

生まれてきた以上は、死ぬまで生きなければならないわけで、
辛いこともいっぱいある。
その中でどうやって自分をラクにするかというのは色々だ。
だから批判するのは簡単だが、おそらくは当の本人も必死なのだろう。
注:特定の個人を指しているわけではないよ!一般論だ一般論。最近はちゃんと断っておかないと勝手に勘違いする人出てくるからなあ…)
かくいう僕だって、いぶろぐを読み返してみれば解るとおり、
辛いときにはこういった「自慰症候群」に襲われたから、
その気持ちはわからないでもない。
しかしどこかで気づかないとね。
ああ、自分また同じようなこと言ってる。
この間全然進歩してない。
目先の苦楽でわかった風なクチきいちゃってる、てね。
じゃなきゃ、成長がないでしょ。

いぶろぐの記事は、今読み返して恥ずかしいなあというのも相当数あるけれど、
基本的には敢えて、残してある。
これは人前でものを言うことの重さを自覚するのと共に、
かつての自分の言動を振り返ることで、今の自分を検証するためでもある。

最近は誰もがブログやMIXIを書いているが、
その人の一面であるかのようでいて、実は通底する深層心理というか、
その人の限界をも描き出しているようで、興味深い。
何年か過ぎても同じことを書いている人、
周期的に自慰記事を書いている人というのは、
あまり面白くない人であることが多いのだ。
だいたい、飲み屋でどんな話題になるか想像がつく感じ。
世俗の価値観や常識から逃れたいと思うあまり、かえってそれにとらわれてしまっている人とか、
無理に「変わってる人」をやろうとして、かえってお寒い人とか、
心がどうの、人間としてどうの、どうしようもなく抽象的な理想論しか語れない人とか、
まあそんな手合いだ。

言わせてもらえば、単純につまらないし、
だいいち、語るにしても勉強が足りない。
言葉がチープ。
論の展開に飛躍も多い。
喩えがつまらない。
自分がそれを吐き出すことに夢中で、どう伝わるかを考えてない。
要は、言うだけで気持ちよくなっちゃって、聞く方のことを考えない、
たとえて言えば風俗のような、自慰目的中心の対話といおうか。
ここが、僕はたまらなくイヤなんである。

偉そうなこと言うんなら、もっともっと勉強してから。
勉強ってのはあれですよ、知識を詰め込むという意味じゃないですよ。
たくさんの人や、それに代わりうる本や映画と出会って、
人生経験を積む、それに学ぶということですよ。
そうじゃないと、面白くないでしょ。

どうせ生きるなら、面白く生きたいじゃないですか。
それはやりたいことだけやって、遊んで暮らすなんて言う、
低レベルな話じゃないんですよ。
しっかり人生に学んでこそ、実現できるんだよ。
ここを勘違いしてる人、多いからなあ。
いい大人が、恥ずかしいですよ。

ま、とりあえず、わかりやすい基準で言うと、
飲み会で面白くない人は、ダメですね(笑)。
一滴も飲めない俺にこんなこと言われてるようじゃ、ダメなんですよ(笑)。

Rebirth不定期討論集会

2010-08-15 02:05:49 | 新・いぶたろう日記
開催しました。
今回の参加メンバーは
[イブキ・シュンスケ・ダイゴ・京太郎]
でした。
残念ながらモリとタカシは用事欠でした。

静かに、深く、確かに盛り上がりました。

話題は諸々でしたが、とりあえず社会人万歳な方向で。
ダイゴの選択ミスについて厳しく指摘しておきました(笑)。
京太郎の2年干しについても専門家が検証しました。
妙な共通点、俺もシュンスケもどちらかというと、お気に入りを大切に使います。
あとは携帯やネットゲームが人格や人間関係に及ぼす深刻な害について、
具体的な事例を交えて、真剣な議論が交わされました(笑)。
お約束で、リハに入ろう!というかけ声もかけておきました。

なんてラクチンかつ楽しいメンバーなのであろうか。

終電なくしたけど。
秋葉原までしか行けなかったけど。
そっからタクシー6000円もかかったけど。

「全員三十路」とは、
翌日の予定を頭に入れつつ遊ぶということと同義であり、
朝までは付き合えないということでもあるようです^^

教え子が

2010-08-12 13:48:37 | 新・いぶたろう日記
卒業以来1年半ぶりに集まるというその席に呼んでもらった。
彼らは小5から中3まで同じクラスで5年間担当したので、
必然的につながりも強く、思い出も多い学年だ。
いわゆるイイヤツばかりでね。
ひとりひとり入ったばかりの小学生の頃の顔も思い浮かぶから、
なんだか情が移ってしまってる部分もあるよ。
中学生になってから仲間入りした子もいるんだけど、
すっかり溶け込んじゃってるから何の差もない。
みんな最初からいたんじゃないかと思えるくらい。
だけど話題が昔話になると知らなかったりして、
「もっと前から入ってれば良かった~」なんて台詞も聞かれたりで、
まあほんとにアットホームな学年なんですよ。

で、彼らが集まったのが教室前。
何か企画あるのかな?と思ってたら、
「とりあえずこれからサイゼでも…」
ここでバキューンと思い出す、そうか、彼らもまだ高校生。
卒業すると大人になるような気がしてしまうけど、そこは高校生。
大人と同じ感覚で「じゃあちょっとヤキトリでも…」というわけにもイカンのだった(笑)。
かといって、35にもなって高校生10人も引き連れて、
サイゼリアを数時間も占拠する勇気はないぞ(笑)。

というわけで、教室開放!
この方が同窓会らしいしね。
ピザを頼んで、ペットボトル買い出しに行って、
教室でワイワイやりました。
思い出話から近況まで、しかもみんな少し大人になってる分話題も広がるから、
面白くてしょうがない。
あっという間に時間も経って、記念撮影して、
またやろうか、といいながら解散しました。

塾なんだけど、こんな風にみんなが思い入れを持ってくれるってのはこの上なく嬉しいね。
将来の話なんかもしたけれど、みんなどんな風になっていくのだろうか。
大人になったらまた、ゆっくり話せる機会があるといいねー。

不退転の決意(違うか)

2010-08-11 16:07:11 | 新・いぶたろう日記
昔の友だちで集まろうと、久しぶりのみんなに連絡を取る。
携帯とメールのおかげで、昔よりは遥かに簡単・便利になった。
しかしそれでも何人かは連絡が取れなかったりする。
その原因が「アドレス変更」だったりする。

どっかに手がかりがないかと、メールフォルダのあちこちを探すのだが、
僕はほとんどメールやりとりはPC中心で、携帯をあまり使わない上に、
複数のアドレスでもう整理するのが面倒なほどにごちゃまぜだから、
ちょいと苦労する。
普段から、みんなの「アドレス変更」通知をマメに反映しておけばいいのだが、
とりあえずこのメールをとっときゃいいか、てなもんで、
こういう時に日常のものぐさを後悔するのだが、まあ治らないわな(笑)。

せめてもの、というべきか、
みんなとどうにかつながりを保つ手段として、
僕はメールアドレスの変更をほとんどしていない。
PCアドレスはもう10年になるだろうか。
携帯も2004年頃にauにしてから、一度も変えていない。
そんなこんなで、ダメ元で送られたであろう旧友からのメールが、
僕のとこにはほぼ間違いなく届く。
それでつながった旧縁もいくつかある。

またここ「いぶろぐ」も貴重な再会の場であり、
ついこないだも大学時代の親友がコメントしてくれたことをきっかけに、
十数年ぶりに再会できそうな流れになっている。
これが僕は神様のプレゼント的に嬉しい。
数々の問題を引き起こしてきたどーしよーもないブログだが、
やはり継続していることに最大の意義があるのだろう、
どこかで誰かがふと僕のことを思い出してくれたときに、
僕へつながるようになっているというのは、僕にとっては大切な財産だ。

「継続は力なり」とか何とか言えるかどうか知らないが、
変わらずにいることはひとつの利点でもあるだろう。
僕はこれからも「不退転」(退去も転居もしないってことね)の決意で、
いぶろぐはこのまま死ぬまで続けるだろうし、断固アドレスも変えないつもりだ(笑)。

というわけで、ここをご覧の旧友のみなさん、
よかったらお手元の私のアドレスへメールの一本も下さいませんか。
PHSとかポケットボード(懐かしい!)、あるいはso-netのメアドじゃなけりゃ、
たぶん、それで変わってないよ(笑)。

つながったときにアドレスだけじゃなくて、
「あー、おまえも全然変わってないねー」
と言われるようでありたい。

過放電と過充電の一週間

2010-08-10 07:05:45 | 新・いぶたろう日記
端的に言えば、そういう感じです。
今年も4泊5日の夏季合宿、行って参りました。
準備も含めかれこれ2週間近くはこれ一色。
この間連絡くれた方には色々不義理をしてしまいました。
何のマチガイか神の悪ふざけか、
去年から実質的に全体責任者となってしまいまして、
まあほんとに大変です。
この「その場の思いつきでなんとかやりくり」人間が、
緻密で無欠の準備を要求する職務に就くわけですから、
会社も本当に思いきったというか何というか。

200人以上の生徒を預かるわけだから、いい加減なことはできない。
30人以上の教職員に分刻みのスケジュールを組まないといけない。
で、僕は元々「台本通り」というのが非常に苦手なタチだから、
事前にいろいろな状況を想定してスケジュールを組むというのが実は苦手でして。
だって状況ってのは絶対に想定と変わるものなので、
事前にあれこれ考えても無駄になっちゃうケースが多いんだよね。
それが非常に気持ち悪いというか、全部その場で考えてやればできちゃうじゃない、
という感覚がどうしても抜けない。
いや、わかってるんだよ、こんなの通用しないって。
自分だけならともかく、他人にまでこんなの共有させられるもんじゃないってね。
だからシブシブ事前にタイムテーブルとマニュアルを作るわけですが、
これがまあ、本当に難儀しまして。
直前まで苦闘してたから、前日ミーティングの朝まで作業してたという。
昔気質の人には信じられないような綱渡りの運営でした(笑)。
でもね、行ってしまいさえすれば、なんとかできちゃうんだよね。
事故さえなけりゃ、大概のことはどうにかなるもんですよ。
危機感がないのは問題だけど、
何かと神経とがらせて、テンパってりゃエライみたいなのはもっとキライだな~。
まあ、どうにかこうにか問題もなく、今年も成功かな、とね。

でも今年は同世代のスタッフが頑張ってくれて、よかったですよ。
僕なんかがリーダーやってりゃ、そりゃみんな内心複雑な思いもあるのだろうけど、
生徒のためにイイ合宿つくる、っていう原点に関して言えば、想いは同じハズでね。
ダメなリーダーの方が、みんな俺がやんなきゃ、って気になってくれるのかな(笑)。
ともかく、今年はスタッフに救われました。

生徒もよかったんだよね。
中3でひとり僕にシバかれたのがいましたが(笑)。
主義に反すること(実際初めて)だけれど、
彼が先生にしてはいけないことをした以上、僕もまたおあいこなのかな、と。
でも最後はその彼もお礼を言いに来たくらいだから、よかったのかな。
こういう力でねじ伏せるような方法はキライだし、自己正当化はしたくないけど、
いついかなる事態においても体罰はいけないというのも極論に過ぎると思うし、
きちんと人間としてメッセージが伝わっているのなら、結果オーライなのかなとも思う。
まあ、人に説明してもわからないよな。
当事者の感覚がすべてだからさ。

小5は本当に純粋で。
合宿で全教室対抗テストをやるわけだけど、
そこで目標の一位がとれなくて、答案返したとたんに号泣した女の子。
これがね、本当に「号泣」なのよ。
声を上げて、うああああ~~って。
俺も周りの生徒もびっくり。
でもね、それだけ泣けるってのはそれだけ本気だった、ってことだよね。
いまどきのシラけたクソガキよりはよほど人間的だし、カワイイ。
だから、僕はその場で誉めましたよ。
僕はこれくらい本気で悔しがる生徒の方が好きだけどね、って。
そしたら周りでもらい泣きの輪が広がる広がる(笑)。
どうせいっちゅうねん(笑)。
最終日はサインをくれという小5の行列ができました。
この仕事でサインせがまれるとは思わなかったなー(笑)。

最終日の夜は毎年イベントなんですが、今年も大いに盛り上がりました。
教育的なクッサイのじゃなくて、ちゃんと楽しめるイベントね。
先生同士がいろんな競技で対決して、勝敗を予想、
予想が外れた生徒たちはBGMにあわせてみんなで踊る、
その輪の中央には仮装した先生、というものなんだけど、
もう250人が熱狂しましたよ。
進行は僕がやるんだけど、まあだいたいRebirthを思い浮かべてくれれば、
あんな感じです(笑)。
先生も生徒も、この人はいったい何者なんだと思ってるだろうね-。
こっちが本職なんですよー(笑)。

いやいや、今年も楽しかった。
今年も眠れなかったけど。
しかしあれだね、体制ってのは批判するのは簡単だけど、
批判してるヤツに限って何も創れない、ってことがわかってれば、
こっちもそれなりに余裕もって舵取りできるもんだね。
かつて僕は批判ばかりしてた方だったろうけど、
立場が変われば見方も変わるもんだわね。
その分大きくなったと言うべきか、つまらん大人になったと言うべきか(笑)。
いずれにしても逃げ回ってるヤツよりはいい、か。

というわけで、合宿とはかように、
僕の存在意義を確認できる非常に貴重な機会なわけです。
しかしそれにしたってあまりにも寝られなかったので、
毎年8月9日は記憶が無くなるのです(笑)。
8日の夜から9日の夜まで、およそ20時間近く寝たんじゃないかなー。
腰が痛え。
整体、行ってくるかなー。