仕事柄、家に帰るのはだいたい夜中の12時前後になってしまうので、
平日はかわいい盛りの子供たちのとゴールデンタイムを一緒に過ごせない。
夕食のテーブルを囲んだり、一緒にお風呂に入ったり、
人生でいましかないこの貴重な時間を潰してまで、
人生でいましかないこの貴重な時間を潰してまで、
やらなきゃいけない仕事なんてあるのかなと思う。
僕が雇われだったら転職していたろうけれど、幸か不幸か独立・自営の身。
僕を信じてついてきてくれた仲間たちを裏切る訳にもいかないし、
まして大きな信頼を寄せてくださる生徒や保護者を棄ててもいけぬ。
だから、もう週末が僕には待ち遠しくてしょうがないのだ。
土日はそりゃあもう、遊ぶ、可愛がる。
3歳の息子も1歳の娘もかわいくて仕方ない。
こんなにかわいい子供たちが居てくれるなら、
もう人生勝ちでも負けでもどうでもイイ。
僕は子供が幸せならそれでいいし、他人の人生にも興味がない。
変われば変わるもんだよなあ、と思う。
息子と駅前のショッピングセンターまで行き、おもちゃを眺めて回る。
娘と手を繋いで公園へ行く。
息子と駅前のショッピングセンターまで行き、おもちゃを眺めて回る。
娘と手を繋いで公園へ行く。
食事に連れて行っては派手に食べこぼし、店員さんに謝る。
広場でシャボン玉を飛ばし、追いかけて走り回る息子に目を細める。
お風呂で頭を洗われながら気持ちよさそうにしている娘に目尻が下がる。
寝るときだけはママだけれど、遊ぶときはパパの取り合いをしてくれる。
抱っこ、おんぶ、かたぐるま。
毎日楽しくて仕方ないよ。
僕は親父にこんな風にしてもらった記憶がない。
いや、記憶がないだけで本当はあるのかもしれないけれど。
僕が親父と写っている写真はだいたい2〜3歳くらいまで。
…てこた、いま僕の身に何かがあれば、子供たちの記憶にも残らないわけか。
そんなんじゃあ寂しいよなあ。
親父は当時売れっ子のアナウンサーだったから、
まったく時間がなかったというし、時代が時代だったから仕方ないけれど、
やっぱ、寂しいよなあ。
まったく時間がなかったというし、時代が時代だったから仕方ないけれど、
やっぱ、寂しいよなあ。
だから僕も父としてどう振る舞えばいいのか、お手本がなかったし、
まさかわからないままに同じようなことになってしまうのか…なんて、
ちょっと危惧したりもしたけれど、すべては杞憂だった。
かわいくて仕方ないんだから、思い切りかわいがればいいだけ。
できる限り時間を割いてあげればいいだけ。
父親としてちゃんとやれてるのかどうか、知らん。
将来子供たちがどれくらい覚えていてくれるのかわからんし、
こんな育て方でどんな大人になるのか、皆目見当つかない。
でも、それでもいいんだ。
見返りなど何も期待しないし、報われなくていい。
親ってそういうもんなんだな、と気付いたよ。
逆に自然にそう思えない「親」は不幸だろうなあ、とも。
僕は別に子供たちに勉強させて東大入れようなんてこれっぽちも思わないし、
有名人にしようとか金持ちにしようとか、そういうのもない。
ただ、優しい人間になってくれて、彼らの子供たちにそれを注いでくれればいい。
じいちゃんはそれを見たいけれど、ちょっと遅かったからなあ…
雲の上から、かな。
熟年パパ、割とイイじゃんと思ってるんだけど、
唯一残念なのはそこかな。
あーあ、日曜も終わりか。
早く来ないかな、次の土曜……って、おい!GWじゃないか!!
9連休!9日も一緒に居られるぜ!
あ〜、やっぱ独立してよかった………。