いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

意味なんてないよ

2007-08-31 05:03:41 | my lyrics
晴れた朝

泣きながら歩く

罪人の群れ

分かった風な

口を利くから

助けてはもらえず

馬鹿にされ続けて

列を乱した


気のふれたような

血が流れ出す

ガラスの破片は

痛いだろうに

憎しみは

天からの



苦しみをいくら語っても

駄目だよきっと

列を乱してちゃあ、ね。

最近よく耳にするメロディ

2007-08-26 11:16:05 | いぶたろう日記クラシック
が、ふたつある。
いつかも書いたけれど、歌って不思議だ。
なんてことない一言がメロディに乗ると、
それだけで胸に染みこんでくるような力を備えてしまう。
反面、何の思いもなく売らんがために作られた歌は、
煩わしくうっとうしく感じられ、
琴線どころか逆鱗に触れるようなときもある。
メロディは音の羅列に過ぎず、言葉は共有の記号に過ぎない。
なのにこの差異はどこから生まれてくるのだろうか。

「なんだか泣けてく~る」
CMで繰り返し聞こえるこの歌は、
ほんとに何だか泣けてくるような気にさせられる。
説明は、ない。
「何だか」泣けてくる。
理屈でなく、そういう気持ちが湧くこともある。
それを思い起こさせるに十分な、哀愁を帯びたメロディが効いているのである。

一方で。
「この夏僕たちは、より強く輝きを増す」
この何にも考えてない、カンペキ空っぽな歌詞、
ラーメン屋で、コンビニで、CD屋で、もう何度耳にしたろうか。
その都度、本当にイヤーな気持ちになる。

「今をただ 大切にして」
要するに先のことなんか何にも考えてない、
目先のことが全てという典型的なガキの価値観だ。
成長の一過程として十代の子がそういう時期を過ごすのは仕方ないとしても、
オトナがそれを肯定し、あまつさえいつまでもそこに耽溺する姿はみっともない。
まあ、要するに十代の子からなけなしの小遣いを巻き上げるために、
いかにも解ってくれてる感じの歌を作ったわけだが、
それを商業的な成功モデルとして賛美する価値観に僕は賛同できない。
ハンパに経営とか業界とかかじった奴に多いんだけども。
あとはムダにキャリアの長いバンドマンとかさ(笑)。

いくら売れてようが、ダメなもんはダメだ。
そう言い切れる個人の価値観はもっと大切にされていい。
売れているものはいいものだ、ていうのは一見真理のようでいて、
ただの資本主義に毒された主体のない思いこみ、いや、「思いこまされ」だ。
たしかにカップラーメンにはカップラーメンなりの存在価値がある、
しかし一番うまいラーメンは何かという話の土俵に載せるべきではない。
どんなに世間が支持しようが、周りからひねくれ者扱いされようが、
自分の価値観に照らして疑うところがなければ、
ダメだと言い切る勇気を携えていたいものだ。

それにしても。
本当にこんな歌、よくも世に出せるよなあ。
抑揚も何もない、悩んだ跡も何もない、
「歌なんか本当に必要とはしていない腐れ大衆の鼻歌」か。
こんなん、その辺の中学生がデモでライブハウスもってって、
速攻ダメ出しされるレベルだぜ。
「何が言いたいのかわかんないな~」
とか言われてさ(笑)。
サイバーの2階でY田さんとかに(笑)。

何だか、泣けてくるよなぁ。

1億総お客さん文化を嘆く

2007-08-20 03:36:34 | 似非哲学の部屋
8/19の読売新聞によれば。
全国の大学病院で、医師や看護師が昨年1年間で、
患者や家族から受けた理不尽なクレームや暴言は約990件、
暴力行為は430件にも上ったそうだ。

具体的には。

・入院手続時間外に軽いけがの男が入院を要求。医師が、「ベッドの空きがないので明日来てほしい」と告げたところ、缶コーヒーを投げつけられ、顔を殴られて、顔面を骨折。
・入院患者から「言葉遣いが気に入らない」という理由で足に花瓶を投げられた看護師。
・患者の家族が「待ち時間が長い」と腹を立てて壁をけったり、暴言を吐いたりした。
・検査後に異常がなかったことがわかると、検査費用の支払いを拒んだ。
・娘の点滴に際し、「ミスしたら絶対に許さない」と恫喝
・面会時間を過ぎても妻を同室させるよう、5時間に亘り食い下がる

などなど、おおよそ神経を疑うようなものばかり。

慶應大病院のコメント。
「ホテル並みのサービスを要求され、苦慮している」
そりゃあ、苦労するわなあ。。

かつて日本は「恥」の文化だった。
図々しいこと、空気の読めないこと、わがまま、
こういったものを極力避け、和を最高の美徳とする民族だった。
むろん手放しでそれがいいというのではない。
個人の尊厳が犠牲にされたり、組織の論理で押しつぶされたり、
そういった側面もついて回る。
目立たず平凡に中流として生きる現状を肯定する、
伝統的日本農民ライクな生き方を強制されることもあったろう。
しかし、戦後の誤った解釈による、個人主義への過度の妄信的傾倒は、
単なるワガママ文化、お客さん文化を根付かせてしまったのではないか。

つまり、当然のようになんでもかんでも他者に要求し、
それが通らなかったり期待にそぐわなかったりすると、
カンタンに「キレ」るのである。
自分に原因があるかもしれないなんて、露ほども考えない。
たとえ自分のミスが原因だとしても、
まずどこかに相手の落ち度がないかを探し回る。
回転ドアに子供が挟まって死んだら、
親としての自分の監督責任よりも先に、
業者の責任や施設の管理責任を問おうとする。
きちんと説明書や成分表も確認せずに、
いたずらにいじり廻したり適当な量を服用して、
機械が壊れた、カラダがおかしくなった、
そんなんでも平気でクレームの電話を入れてくる。
とにかく、アタマを使いたくないらしく、
その結果起こりうる全てを他人のせいにするのである。
謝るより先に言い訳なのである。

そして決まり文句はこれだ。
「カネを払ってるんだから…」
「じゃあ、弁償して下さい。カネを返して下さい」
これが実にイヤラシイ。
俺はこの台詞が大っ嫌いだ。
これは、売り手の心意気
(お金を戴いてるんだから誇りを持って最良のものを提供しよう!)
(お金を戴く以上はプロとしていい加減なものは提供しない!)
を表す台詞であるべきで、
買い手のワガママや好き嫌いで安易に吐かれていい台詞ではない。
品性を欠く。
このことの自覚がない者が近年、実に多いように感じる。
お客さまは神さまです、というのも商売人の心意気であって、
客の側の自覚であってはいけないはずだ。

とにかく、なんでも文句をつければいいと思うのだろうか。
自分だけが損をしてるんじゃないか、
騙されてるんじゃないかと思うのだろうか。
検査して異常がなければカネは払わないなんて、どういう理屈だろう。
こういう奴はきっと、
違うところでも同じような気の狂った理屈をこねるのだろう。
まずかったからメシ代は払わないよ。
つまんなかったから映画代は払わないよ。
それが通ると信じられる脳みそが、俺には信じられない。

提供者が明らかに手を抜いている、悪意があるというのなら、まだわかる。
でも精一杯やった結果ならば、
客は好き嫌いだけでカネをどうこう言うべきではない。
それは客として格好良くないのだ。
そこを選んだ自分にも責任はあるのだ。
いちいちキレて喚いて見苦しい姿をさらす必要がどこにある。
二度と使わなければいいだけの話じゃないのか。
どうも俺には、単にキレたい、
合法的に人を一方的に打ちのめしたい、
こんな言いたいこと言えるチャンスを逃してたまるか、
そんな風にも窺えるのである。

殿舎でもホテルでもコンビニでもファミレスでも、
やたらめったら怒鳴っている人をよく見かけるようになった。
つくづく、器の小さい国民性である。

ま、俺もか(笑)。

ただいまー

2007-08-17 02:06:36 | いぶたろう日記クラシック
帰ってまいりました。
いや、本当に最高の旅でした。
溜まりに溜まった鬱屈や、疲労、ストレス、すべて癒えました。
完全休養の前半、積極的癒しの後半、
ともかく誰に何の気をつかうこともなく過ごせたこの1週間は貴重でした。
いやー、3ヶ月に1回くらいこういう休暇があるといいのになー。
日本人は働き過ぎだよ。ほんとに。

んで、帰ってきたらバイクの免停も明けているという。
すんばらしー!
早速乗り回して、今日一日で100キロちょい走ってきました。
オイルも交換して、明日からに備えています。
でももう、危ない運転はしないのです。
事故もやったし免停も食らった、
もうさすがに懲りました。
制限速度も出来るだけ守って、安全運転の人になります。

さーて明日からまた仕事だ!
バイクも復活したし、俺も復活したし、
気合入れて臨むぞー。

なにかしてみたら

2007-08-14 17:24:39 | いぶたろう日記クラシック
サイッコーです。
うははは。

温泉、散歩、温泉、料理、温泉、足つぼ、温泉。

めっちゃくちゃ元気になりました。

んで今日は朝から、

単線、山ん中、美術館、田舎道、ディーゼル、東北本線、松島、絶景、チョコレートぱへ、思い出の仙台(滞在10分残念)、二階新幹線、郡山(滞在7分)、新白河

…てな感じでサイッコーです。

人間、温泉でこうも変われるものでしょうか。
まったく我ながらシンプルな精神構造です。
旅先から更新なんかしねえと宣いながら、
あんまり気分がいいのでやってしまいました。
これ見よがしなイイヒトオチとか、旅先知ったかトークとか、
ハートウォーミング通り越えて暑苦しい話がなくてすんません(笑)
だってよ~、旅先でケータイばっかいじってんの寒いじゃんよ~。

…こういう言わずもがな一言を添えずにおれないあたりに、
いぶろぐのアイデンティティーを確認します(笑)。

ではでは。
わたくしとにかく、元気であります。

なにかしてみよう

2007-08-12 16:48:24 | いぶたろう日記クラシック
ようやく、廃人状態から脱出しました。
咳も止まらずほぼ4日間、寝っぱなしでした。
疲労によるものか、それともやはり加齢か(笑)、
いや合わせ技と言うべきでしょう。
この時期くたばるのはいつものことですが、
年々回復に時間がかかるようになってます。

それにしても今年は重症で、
もうまーったく、なーんにもする気が起きないのでした。
本を開いても眼が字を追わず、
Macの前に座っても、キーを叩けないのです。
画面を見ながら見てないような。
脳が活動を拒否しているとしか思えない状態です。
考え事を一切したくない。
完全なサボタージュに入ってしまったような感じでした。

しゃーないので、ずーーーっと、「新・必殺仕置人」見てました。
わかりやすいことこの上ないしね。
スカッとするしね。
山崎努、格好良すぎです。
DVDーBOXで全41話を揃えてしまったので、
いつまで見ていても終わりません。
近所のスーパーでお菓子とお茶を揃え、
ひねもす寝っ転がって仕置人の世界観に浸り、
飽きたらまた寝る、の繰り返し。
何という贅沢な時間でしょう。
4日間で60時間は寝たんじゃないでしょうか。
現世率37.5%です。ほぼ病気です。

しかし、さすがにこの生活にも飽きが来ました。
というより、こなけりゃヤバイです。
そろそろ動き出すことにしました。
どっこも行きたくないと言っていた私ですが、
ちょこっと行きたくなってきました(笑)。
とはいっても、
「自分探しの旅」「ここらで自分自身を見つめて…」とか、
そういう青臭いのはイヤです(笑)。
旅に(人に語り聞かせる)目的や理由なんて要らないでしょう。
単なる道楽を、さも意味ありげに言い換える必要なんてない。
説明なんか要らない。
もっともらしい理由なんかなしに、
行きたい時に、行きたいところへ、行きたいから、行くのです。

と、いうわけで思いつきでちょっくら北へ行ってきます。
いわゆる観光地はキライでして、
できるだけ人のいないところを目指そうと思っています。
で、温泉があればOKです。
切符取れるかなあ、と思ってちょろっと「えきねっと」を覗いてみたら、
グリーン車しか空いてませんでした。
普段だったらあまりこういう実のない贅沢はしないのですが、
この際、身も心も休めるべく、
気をつかわず知恵も使わず、大いにカネを使います(笑)。
あー、買っちゃった。
ぽいぽいっと旅館もよさそうなとこ適当に予約入れてしまいました。
宿賃いくらかもロクに見てません(笑)。
さあ、あとはもう行くしかなーい。
2泊3日東北・癒しの旅、行ってきます。
もちろん、旅先から更新なんてしません(笑)。
だっていぶろぐなんて所詮自己満足だもーん。
またしばらく休業でーす。

はっはっはー、すまんねー。
行ってくるぜー。