いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

強いのか弱いのかわからんチームは弱いんだろうな

2018-09-21 02:20:14 | トラ、トラ、トラ。
それまで10勝5敗とカモにしていたヤクルトに
カード7連敗くらって最下位転落したと思ったら、
ここへ来て首位独走中の広島にカード3連勝。

球場へ足を運べば投手の満塁弾やらで20点も取るし、
そのくせ翌日必勝リレーから
守護神がホームラン打たれて延長サヨナラ負けするし、
今日は今日で大雨の中、午前零時過ぎまで試合やってるし、
もうまったく目の離せないチームだぜタイガース。

久々に観戦して

2018-09-18 01:23:00 | トラ、トラ、トラ。
僕は30年来のタイガースファンで、
ゲームだけでなく応援もすごく楽しんでいた方だけれど、
実際観てみると昨今の応援の仕方にはちょっと
違和感を禁じ得ない部分もあるなあ、と。

まず、六甲おろし。
イントロに合わせて
「♪つ〜よい〜、つ〜よい〜、阪神タイガース〜♪」
とやるの、あれは小学生の替え歌みたいであまりにセンスがない。

さらに、歌詞の合間に「そ〜れ行け行け〜」と合いの手を入れるのも
いかにも下世話な感じがする(昔はこんなのなかったよね??)。

六甲おろしは虎党にとっての厳粛なる「国歌」のようなものであり、
イントロは聴き入るべきところだし、
あの格調高い歌詞に合いの手なんぞは要らないのだ。

あと、僕が個人的にキライなのは(これは昔からだけど)
相手チームの投手がKOされて交代となったときに、
「蛍の光」を歌って挑発的にさよなら〜と手を振るというもの。

相手チームへの敬意を欠いたあれは非常に気分が良くないし、
おそらくタイガースの選手も恥ずかしいなあ…と思っているはず。
「くたばれ読売」も気持ちはわかるけど(失礼)、
やっぱみんなしてあんな大声で言うのは
ちょっと品性を欠くなあと思わざるを得ない。

そもそも、そんなことしたって
相手チームにもそのファンにも余計に敵愾心を煽るだけだし、
ライバルとしてというよりも、
単に人間性の点で嫌われるだけなんじゃないだろうか。

さらに、これも昔からのことで、誰しも思うことだろうが、
リアルに目にする狂信的な阪神ファン(特に外野席)の在り様は、
さすがの僕でもちょっと引く。
暴走族風の刺繍をあしらった特攻服に、
読んでいるこちらが恥ずかしくなるようなヤンキーポエムや当て字熟語が踊る。
完全にひと昔前のセンスなのだ。

また、球場内をのっしのっしと闊歩するDQNの皆さんも、
ヤクザ顔負けで実にガラが悪い。
今すぐにそのタイガースのユニホームや法被を脱いでいただきたい。
昔から言われることだが、
狂信的なファンほどタイガースの品格を貶めているのだ。

対してベイスターズファンの、年代性別問わず、
みんなで楽しく応援しようというイマドキのスタイル、
しかもその洗練されたこと。
試合の前後・合間にも色々なイベントでファンを巻き込んでいて、
みんなで踊ったりプレゼントがあったりしてものすごく楽しそうだ。
熱心なファンはいても、無駄に周囲を威圧するような怖い人もいない。
球場もものすごい盛り上がりだ。
僕が子供だったらきっとこちらのファンになる。

昔はドームでも神宮でも横浜でも、
ビジターなのにタイガースファンの方が多かった。
でも少なくとも僕が観た横浜の盛り上がりは、
間違いなくホームチームのものだった。
何より球団のファンサービスへの真摯な取り組みが実を結んでいることが体感された。
選手も協力的で素晴らしいと思う。

翻ってタイガースはどうだろう。
タイガースは観客動員数こそ一位だけれど、
対東京、対巨人という古いコンプレックスに下支えされた
関西中心のコテコテリピーター以外に、今後ファン層の展開はあるんだろうか。
ファンが数多くいてもこんな「痛い」ファンばかりじゃ、
同じ虎党としてもツライ。
選手もイヤそうにしてる時があるのが伝わってきてますますツライ。
ライバルチームのファンが嘆く気持ちもよくわかる気がする。

いずれにしても、スポーツはもうちょっと爽やかに楽しみたいと思うのだ。

無垢と無知の荒野

2018-09-16 23:46:48 | 超・いぶたろう日記
昔、割と親しかった友人が、
近日中の関東地方での大地震発生を警告しているのを目にする。
日付まで特定して、火山噴火の可能性まで示唆している。
しかし、その科学的根拠は「あるけど諸事情があって言えない」という。
…あー、よくあるヤツだ…ハマっちゃったか……。

詳しく聞いても要領を得ないのでよくわからないが、
オカルトなんかではないという。
まあ、オカルトの人はみんなそう言うのだが。
でも科学ではなく、
「実証的根拠となる原因」はある(???)そうだ。
いままでにも何度も「当事者」から聞いて、
事実だと「体感」したことがある話から、
全力をあげて「推測」しているのだそうだ。
…地震がいつどこで起きるかという話に
「当事者」なんてものが存在するのだろうか。

そして先日千葉で発生した地震はその前触れとなるもので、
それも予想が的中したものなんだそうだ。

…………うーむ。

「深い事情」を知らない人にはオカルトにしか映らないだろうけれど、
なんとか少しでもタイミングを当てて
身の回りの人が被害に合わなければいい、
と思って発信しているんだそうだ。

…………うううーむ。。。

すっかり、あっち側の世界へ行ってしまったようで、
こういう話は科学的根拠を示さないとダメだよ、
という僕の話にもまったく耳を貸さない。

「頭がおかしくなったと思われてもいい」
「友達がいなくなるリスクも承知の上でやっているんだ」
「私は理性的だ!」
カルト系の定型句が返ってくる。
「友達辞めてもらっても結構なんで」
これにはズーンと傷つけられた。そんなもんか…と。

本人は至って冷静なつもりで、かつ善意からくるだけに、余計に罪深い。
というか、本人は普通にイイヤツなのだ。
あんなイイヤツを巻き込んだ似非科学・陰謀論の連中が腹立たしくてならない。

つくづく、純粋さとか、人の良さとか、真面目さとかって、
こういうところでは諸刃の剣だなあと思う。
反知性の荒野における盲目の善意ほど危ういものはない。

地震予知とか民間療法とか霊感とか
オーガニックとかスピリチュアルとか陰謀論とか、実に厄介だよね。
大事な古い友人だったんだが、こういう「信仰」だと思って、
そっとしておくしかないんだろうかなぁ。

しかし、僕にも譲れない一線というものはある。
以下、この友人に限らず、
地震陰謀論ほかオカルト全般への僕の反感を記す。
アレルギーと言ってもいい。

まず大前提。
短期的に日時と場所を特定する地震予知は現在の科学では不可能。
科学とは論理性・客観性・実証性・再現性をもち、
充分なデータと考察に基づき、
公開の場で多くの反論に曝され、普遍性を具えていくもの。
これにあてはまらない一切の「地震予知」はオカルト。

科学的・知性的であるということは、
客観性・再現性・公開性・論理性があるということ。
それを伴わない一切の言説を僕は絶対に信じないし、
断固として許容しない。

個人的な感覚、主観・思い込みを元に地震を予知するのは勝手だが、
それは科学の領域外であることは明言すべき。
占い・宗教の範疇、つまり「信仰」ならばそれは個人の自由。
憲法でも保障された「信教の自由」だから、
好きにやればいいし、僕も放っておく。

「理由は言えない」「深い事情がある」などして、肝心の根拠をぼやかし、
思わせぶりな書き方で注目を集めるのは別の目的があるとしか思えない。
すなわち自分の「特殊・特別」な感覚や
人脈などをちらつかせたいという自己承認欲求。
まあ、だいたいはこれ。こじらせた中2病。

「科学的な根拠もある」または
「科学では説明できないこともある」という言い分も多いが、
たいがい不勉強で中途半端な知識しかなく、
そもそも「科学的」とか「知性的」であるということがどういうことで、
それがどれほど大事かということさえ解っていない。

科学というのはいちジャンルではない。
個々人がそれぞれに得た知見を、普遍の叡智として昇華する過程で、
徹底的にバイアスを取り作業だ。

地震予知に共通する特徴として、
「ハズれても都合よく言い逃れる」
「言っていたこととズレていても結果と強引にこじつける」ことがある。
日時も場所も規模も違っているのに、
「やはり当たった」
「今回はこの程度で済んでよかった」
「でもまだ油断は出来ない…」と続く。
「口にすると外れるので言っておきますね」なんてのもある。
なんじゃそりゃ。

1年間に数千回の地震が起きる日本で、
日時や場所や規模がズレてもいい地震の予言なんて、誰でも出来る。
自分の思い込みを正当化するために、
事実を都合よくこじつけたりねじ曲げて解釈することを
「追認バイアス」という。
これを客観的な検証で消していく作業をしていないのだから、
それはタダの信仰。

「少しでも可能性があれば事前に伝えることで被害を最小限に…」
なんておためごかしも定型文。
反知性の荒野における盲目の善意ほど危ういものはない。
日付はコロコロ変わり、場所もいくつも挙げ、
一体いつまで何にどう気をつけろというのか。
真に受けてると神経が参ってしまう。

日本で大地震は必ず起こる。何度でも起こる。
だからどの地域の人も油断せずに防災の備えをしておくことは大切。

ただ、いつどこでを精確に言い当てることなど誰にもできない。
多くの研究者の苦労や
これまでの地震学の知見の積み重ねを侮辱するような
エセ科学の跋扈は許しがたい。
僕自身は科学者でも何でもないが、科学者の知人は多くいるし、
学問への姿勢を大事にしている人の
誠実さ、謙虚さ、慎重さはよく知っている。
根拠となるデータの観測・蓄積・考察・検証と、
途方もない労力をかけていることも。
単なる思い込みで科学を騙る、
あるいはタダの不勉強なくせに科学を軽視する態度は、
そんな彼らへの侮辱に他ならない。
だから、うさんくさい言説に安易に乗っかって、
無邪気にデタラメを振りまく無知が到底許せない。

よくある、アタマが痛いだとか悪寒がするとか
古傷が痛むとか鬱入るとか、
個人的な心身の不調と、自然災害の発生を結びつける、
その安易さが僕には到底信じられない。
毎日のようにシンドイとかイヤな予感がとか言ってて、
日本中のどこかの小さな地震とか
遠い外国の地震とかと強引に結びつけて騒ぐ。
中2ですかと。そりゃあいつかは当たるよ。
てんでハズれてもスルーだしね。
だいたい、地震が来る「かも」なんてハズレに保険を打ったような予知、
何の意味があるのか。

地震予知が出来るのは詐欺師か占い師だけ。
科学の検証に堪えないものはすべてただの信仰。
個人的な信仰だと認めるならば好きに言えばいいが、
中途半端に科学を騙るのは詐欺行為。
科学を否定するのは「特別な自分」を認めて欲しいだけ。
村井俊治とか松原照子とかイルミナティとかHAARPとか、
大卒程度の知性があれば充分それと見抜けるファンタジー、
てかマンガだ。
オウムもそうだったけど、肥大化したコンプレックスの反動で、
自分だけの特殊な感覚とか眼力とかを信じたいタイプの人には、
こういうのす〜っと染みてっちゃうからなあ…。

いわゆるギョーカイ人に多いんだ。
「テレビがらみの仕事してると…」とかさも思わせぶりにね。
有名人や有力者とのコネクションをちらつかせつつ、
さも自分は特殊な業界の一員で、
普通の人には触れられない情報にも触れられる、
そんな優越感を味わうかのように、荒唐無稽な話をする。
こちらが「すごいね!」なんて期待される反応を示さないと、
不機嫌になる。
どころか科学的におかしいと否定すると、
「これだから何も知らない一般人は…」みたいな顔をする。
選民意識に包まれて、つくづく幸せな人たちだなと思う。
無知無学なくせに、いっぱしのギョーカイ人面して、
何でもかんでも深読み・裏読み・事情通ぶる癖がついてるから、
子供騙しのトンデモ陰謀論なんかに引っかかるんだよね。

で、この友人の話に戻る。
地震が起きるかどうかの話をしていたはずなのに、
気がつけば政治や経済や国際的な陰謀論の話になる。
最初に言っていたことがどんどん変わっていく。
矛盾を突かれると、
「そんなこと言ってない」と都合よく発言や記憶が上書きされる。
本当に気の毒なくらい蒙昧だ。
論理的に考えておかしいと思うことにおかしいと答えていたら、
自分への中傷だと思い込んだらしく、人間性を否定されまして(笑)、
一方的に絶交されてしまいましたとさ。
まあ、おかしい人におかしいと言われるのは、
僕の正常性の証明だからいいけどね。

まあ、経験則として
人は「図星・核心を衝かれるとキレて逃げる」からな。
今回もまた正解のスイッチ、バンバン押しちゃったんだろな…。

明らかにおかしいからおかしいと、本当のこと言ったら、
勝手に逆ギレされて、遠ざけられて、人間性まで否定される。
損な性分だよねー。
適当にかわせればいいんだけども。
お追従して表面的な関係だけを維持していくことに
僕はあまり価値を見出せないんだよね。
友達は数ではなく質。
またこういうこと言うから嫌われるんだけども。

しかし世の中、本当に病んでる人多いよなあ。
40過ぎると本当に多い。
病み方は様々だけど、若い頃はこんなこと想像もしなかった。
昔のままでいることって難しいことなんだなあ。

アナクロ

2018-09-15 03:00:10 | 超・いぶたろう日記
20歳にしてテニス界の最高峰の一角を制覇した大坂なおみ選手の会見で、
ハフィントンポストの記者がまったく意味不明な質問で場を困惑させたとの記事。

http://anonymous-post.net/post-1568.html

「古い日本人像が……大坂選手のアイデンティティは…」

何が言いたいのかも、何を言わせたいのかもよくわからない質問。
彼女のアイデンティティ?
「世界トップクラスのテニスプレイヤー」じゃダメなのか?

日本のジャーナリズムって不勉強なクセに傲慢な人多いよね。
ワイドショー的な予定調和ばかりを当然のように要求してくる。
「こう答えて欲しいんだよ、わかるよね?空気読んで!」
みたいなドメスティックなノリの「質問」に慣れきって、
まったく取材対象に対する敬意が感じられない。
大坂選手の「それ質問なの?」が秀逸だ(笑)。

彼女に限らず、素晴らしいテニスプレイヤーについて、
「日本人」かどうかなんて心底どうでも良いし、
そんなくだらないところにこだわって、
彼女の偉大な功績ばかりか一般の日本人の品性にまで泥を塗るの、
救いようがないなと思う。


calm down

2018-09-14 01:11:05 | 超・いぶたろう日記
「誰も知らない本当のこと」や「公には出せない超極秘情報」を
あなただけに教えてくれるのは、あなたが金ヅルだからだよ。

「自分は騙されない」「自分は真贋を見抜ける」と思っている人が、一番危ういんだよな。
そういう人は「思い込む」資質がある訳だから。いいカモ。

「自分は色々わかってますから」という人はつまり
「自分が何をわかっていないか」をわかってないんだよね。

「自分は騙されるかも知れない」
「色んな人に相談しよう・知恵を借りよう」という謙虚さがないと、
自分で自分は守れないよ。

priority

2018-09-12 09:20:27 | 超・いぶたろう日記
なんつーか、僕はカネより時間が欲しいし、
名誉より笑いが欲しいし、地位や権力よりも自由が欲しい。
事情通なんかじゃなくていいし、吹けば飛ぶよな庶民で結構だし、
休日と心身の健康があれば、もうOKだ。

そりゃあ全部手に入れば最高だろうし、別にトレードオフではないだろうから、
両方求めて頑張るのも大いにアリだけど、前者のために後者が犠牲になるのは嫌だな、という話。

あくまでも僕は、ね。
人のことは知らない。

起きてみたら

2018-09-06 08:40:08 | 超・いぶたろう日記
北海道内全域停電。
水道ストップ。
シャワーも洗顔も歯磨きもトイレもアウトー!まじかー。
泊原発、危なかったー。
外部電源確保と聞いてひと安心。

道路も各地で寸断箇所ありとのこと。
でも牧場行く気満々。
ガソリン昨日満タンにしておいてよかった。
楽しみにしてたお店はさすがに今日は諦めないといけないかな。

幸い、携帯はまだ通じるし、モバイルバッテリー充電済み、クルマでも充電できるけど、基地局がいつまでもつか。

新千歳空港は全便欠航、終日閉鎖とか。
しかし僕は帯広空港なのだ。
しかも9日帰京予定。たぶん大丈夫だろ。
ついてるんだかついてないんだか。

でもさ、不便だけど命もあるしケガもないし、何より見てよこの天気。
余震もあるだろうし、観光客ならではの気楽さであまり不謹慎なことも言えないけど、
気の持ちようひとつだよね。

心配してメッセージくださった皆さんありがとうございます。
僕は元気です。

北海道に来てみたら

2018-09-06 03:15:38 | 超・いぶたろう日記
大地震来ちゃったよ@静内。
極めて無事だけど。

津波の心配はないらしい。
ひとまず安心。
ラジオは大騒ぎですが、僕のいるとこは避難の必要もなさそうで、
ホテルの部屋で寝っ転がってます。
テレビは停電で消えちゃった。

しかし昨日、無茶苦茶な台風で大阪の親父に電話したのに、
今度は台風免れたと思った北海道でこれかー。
日本中どこ行っても災害のリスクからは実際逃れられませんね。

オリンピックとか改憲とかなんかより、頼むから防災対策本気でやってくれよなー。
さーて、明日はどうしようかな。