いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

痛みのわからぬ為政者

2021-04-26 00:49:14 | この国の憂鬱
思えば僕も、子供の泣き声に随分と寛容になったもんだ。
以前は、さすがに文句言ったりはしないまでも、
内心イラッときたりしてたのは否めない。
それが最近はイラつくどころか、
親御さんに同情したり応援したりの気持ちが先立つようになった。

かつてギックリ腰で車椅子や松葉杖を経験して以来、
お年寄りや障碍者を思いやるようになったのと同様、
かくも違う立場を経験するというのは大事なことなのであるなあ。

コロナ禍にあってたくさんの店が潰れたり、病院も逼迫している中、
オリンピックやら改憲やらにばかりご執心の政治家たち。
お前らもみんな、やってみりゃいいんだよ。
年収200万ブラック企業勤めとか、
シングルマザーとかワンオペ育児とか高齢者介護とか、
あとコロナ病棟の看護スタッフとか。
1日やってポーズとってみせたってダメだよ。3年くらい。
公職立候補の要件にすりゃいいんだよな。

人の痛みがわからないようなヤツが政権握っちゃいけません。
苛政は虎よりも猛し。自民党はウイルスよりも酷し。
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マジックだね

2021-04-24 00:55:23 | トラ、トラ、トラ。
くっきりとした姿が見えているわけではないけど、
おぼろげながら、浮かんできたんです。
"優勝"という文字が。
胴上げのシルエットも浮かんできた。
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違いのわかる息子

2021-04-22 11:50:27 | パパと呼ばれて〜親バカデレデレ日記
愛車アウトバックにリコールが出てて、ずっと先延ばしにしていたんだけど、
車検が近くなってきたので月曜にディーラーへ。
作業は1日で済むんだけど、僕は仕事で夕方とりに行けないし、
火水は店が定休日ということで中2日、その間代車を出してくれた。

息子を連れて行ったんだけど、行きはあんなにノリノリで、
ディーラーではジュースまで出してもらってゴキゲンだったのに、
帰りにいざ代車の軽に乗る段になると、なんとここで大泣き。
チャイルドシートに据えるまでひと苦労。
その後も自宅まで15分間泣きっぱなし。

そして今日は今日で、
ついでに外でお昼しようかと家族で出発…しようとしたところが、
またまたギャン泣き。
テコでも動かず、まるで乗ろうとしない。
なんとか宥めすかして乗せるも、ディーラー着まで泣き通し。
普段と勝手が違うからか、なんだか怖くて仕方ないらしい。
一歳半にクルマの違いなんてまだわかんないだろう…と思っていたが。

ディーラーの駐車場で代車を降りて、返ってきたアウトバックを見るや、
なんと駆け寄って行って、自らドアを開けて乗ろうとする。



そして乗ってからは泣くどころか、車窓を流れる景色を楽しみながら、
むしろニコニコと笑みさえ浮かべていらっしゃるではないか。
子供の直観というのか、あるいはクルマ大好きなのか、
わかんないけどスゴイなぁ。やるもんだなあ。
生まれてすぐ、それこそ産院の帰りから乗ってるクルマだし、
彼なりに馴染みがあるんだろうなあ。

アウトバックは僕も大好きなクルマなので嬉しいけど。



からの、現在それはそれは上機嫌でランチ中。

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父の教え

2021-04-18 00:38:12 | パパと呼ばれて〜親バカデレデレ日記


「いいかい、息子よ。いまから父ちゃんが生きていく上で大事なことをひとつ教えるからな。あの敷居を越えるとな、10%とられるんだが、ここまで持って来るだけで8%になるんだ。なんの話かって?そうさなあ、いわゆるひとつのセツゼーってヤツなのかもしれないなー。わっかるかなー、わっかんねーだろうなー。いずれお前が夕焼けになる頃、おれはやっぱり胸焼けだろうなー。」



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17年

2021-04-17 23:34:14 | パパと呼ばれて〜親バカデレデレ日記

17年前の4月。
日テレ汐留新社屋の記念イベントで、
テレビが似合う商業ロッカーを目指して歌っていた29歳の私。



17年後の4月。
週末のイオンファミリーモールで、
休日パパが似合う男を目指して子守唄を歌っている46歳の私。

いや〜、まったく想像だにしなかったやー。
特設野外ステージから、格別パパステージへってか。

人生って悪くないよね。
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組織をダメにするマニュアル・リターンズ

2021-04-16 09:40:42 | 超・いぶたろう日記
話の流れで出てきて、久しぶりに読み返したけど、やっぱよくできてるな〜。
CIAの前身組織がつくった「Simple Sabotage Field Manual」。
いわゆる「組織をダメにするマニュアル」として知られるもの。
スパイが敵の組織の生産性を落とすために、どうすればいいかが端的にまとめられている。

いま読み返しても、見事にほぼすべて、前職に当てはまる。
当時の僕が不満に思っていたことをすべて言語化するとこんな形だ。
実に素晴らしい。懐かしさすら覚える(笑)。

僕は10年前、よりにもよって全社員が集まる「経営報告会議」でこれを採り上げて、苦虫噛み潰したような役員たちを尻目に、パワポに大写しにして改革を訴えたのでした。

…そら、追い出されるわな(笑)。

まあこんなの、僕の前職以外にも多くの日本企業に当てはまるんだろうけどね。
たぶんこれってさ、ある世代を中心に、

「仕事ってのはこういうもんだ」
「これが社会人・組織人の在り方だ」

みたいに当たり前だと思いこまれている、古臭いカンチガイの数々でもあるよね。
生産性や合理性に関係なく、単なる社畜根性に過ぎないものを、
「オトナはこれをガマンできなきゃダメ」
みたいに言い換えちゃうやつね。

僕は生まれてこの方、そういうのホントにムリでした。
時に抗い、時に戦い、時に逃げ、ワガママに生きて参りました。
被害者の皆様、まったく心を込めずに形だけお詫び申し上げます(笑)。

いまや自分も組織をマネジメントする側の立場。
自戒の念も込めつつ、以下マニュアル内容コピペ。

-----
01.
意思決定の場において、結論を出すために妥協させたり、近道をさせてはいけない。“手段”としてしつこく反論し、徹底的に説明を求めよ。

02.
できるだけ長々と繰り返し同じ内容を話すこと。話のポイントとなる部分は、自分の実体験とウィットに富んだ逸話を交互に織り交ぜながら主張のポイントを解説せよ。発言は“スピーチ”と同じだと心得よ。

03.
さらなる研究と考察のために、すべての案件は組織委員会の場において言及することが望ましい。組織委員会は可能な限り大きくし、少なくとも5人以上で構成せよ。

04.
大事な話ほど、全く無関係な内容をあえて散りばめて、じらすように話を展開せよ。

05.
コミュニケーションにおける言葉遣い、時間厳守、決断力、これらについて徹底的に議論せよ。甘えを作ってはいけない。

06.
前回の会議で決定したことであっても、再び議題として持ち出し、その妥当性を問題に挙げよ。

07.
提案者は注意喚起せよ。周囲の人間に理性的でいるよう求め、先々に起こりうる問題を避けるためにも、早急な決断を避けるよう喚起せよ。
さらなる研究と考察のために、すべての案件は組織委員会の場において言及することが望ましい。組織委員会は可能な限り大きくし、少なくとも5人以上で構成せよ。

08.
作業の割当を行う際には、必ず最初に重要度の低い仕事から持ち出すこと。重要な任務ほど、生産性の低い労働者に割り振ること。

09.
議事録、決議書、連絡用の文章など、提出させるあらゆる文章は、細かな言葉尻にまでこだわりをも持たせること。

10.
誤解を招きやすい指示をあえて出すこと。常に不備を指摘し、意思統一のための議論を出来る限り設けること。

11.
比較的重要でない製品ほど、完璧さを追求せよ。欠陥がある製品を徹底的に向上に戻し、修復のための時間を割くよう促すこと。

12.
重要な業務にあたるときほど、会議を開きそちらを優先させよ。

13.
厳格な規則を徹底的に浸透させよ。

14.
士気を下げ生産性を下げることを目的とせよ。生産性の悪い労働者たちにも楽しみを教え、価値のないプロモーションで扇動せよ。

15.
承認手順を複雑化して詳細やチェック体制を増やすこと。1人で承認できるような事案でも最低3人のチェック機関を設けること。

-----
いや〜実にイイわ。
ひとつひとつ前職での様々な場面を思い出さずにはおれず、こみ上げる笑いをガマンできない。
いまでも変わらないんだろうか。
脱出して良かった〜。
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許しはしても忘れてないよ

2021-04-02 23:03:54 | 超・いぶたろう日記
僕は何でも言語にすることで、自分の思考を対象化する癖がある。
というより、自分の感情からくる様々なモヤモヤとした思惑を、
明確な言葉に換えないと気持ち悪くてイライラするのだ。

だから、僕は自分の苦手なタイプの人間や、実際にキライな人間、
過去にもめた相手や、その言動などをよくここに記している。
何でそこまでと思われている人も多いだろう。
あるいは、いつでも僕は周囲に不満と鬱屈を抱えているのかと、
こいつの精神状態は大丈夫なのかと思われる人もいるかもしれない。

ただ、僕のそれは、必ずしも
「自分の身の回りにいる人々の現在進行形に対するもの」
ではない、ということを明言しておかなければならない。
要は、いま現在、家庭も職場も何の不満もストレスもありません、
いずれも人間関係は(厳選しておりますので)極めて良好です、
ご心配なく、と言っておきたいわけだ(笑)。

何で唐突にこんなことを書いたかと言えば、
一度リアルの世界で僕と険悪な関係になった相手は、
きまって僕のブログやツイートを検索し、あるいは「監視」し、
僕の心の内を知った気になって、優位に立とうとするからだ。
孤立して寂しい人間なんだろう、何かが欠損している代償行為なんだろう、
なんて哀れみ混じりで決めつけちゃったりしてね。

大きなお世話だっつーの。
リアルはリアルで何の不満もなく、極めて愉しく気持ちよく、
毎日ちゃっかりとても幸せに過ごしております。
ムカつくアイツの現在を定期的に確認しに来ずにはおられない、
特定少数の皆さん、残念でした〜(笑)。

冗談はさて措き。

僕は好きな人のことも嫌いな人のことも実によく覚えていて、
何年か経ってもその言動は詳細に思い出すことができる。
そして、いまの自分ならどう思うかな、やっぱ腹立つかな、
いまだったら巧いことかわせるかな、
たぶんもうちょっとうまく対応できるな、
いや〜でも、やっぱりアイツだけはダメだな…などと色々考える。

「あの人」の何がそんなに好きなのか、嫌いなのか。
自分はなぜあのときそんなに腹を立てたのか。なぜそんなに嫌いなのか。
そんなことをひとつひとつ言葉にして考えるのも好きだ。

我ながら、執念深いっちゃあ、深い。
暗いっちゃあ暗い。否めない(笑)。

でもね、「明るく前向きであること」を口実に、
その時々の利害で対人関係を都合よく利用したり忘れたりするよりも、
僕は常にふり返って反省しているわけだから、誠実と言えば誠実だ。
少なくともちったあ聞こえがいい(笑)。

僕にヒドイことを言った人間も、逆に僕が傷つけた人間も、
いま再会できたらどうなんだろうと想像することも面白い。
どんな顔して僕に会うんだろうか、何を言うんだろうか、と。
たぶん先方は僕のことは忘れたことにしているか、
あるいは僕ほどに言語化するようなことはないだろうから、
無視するしかないんだろうなあ。
それが「賢明な態度」ということにして僕のことは忘れた、
別に何とも思ってない…ということにするしかないんだろうな、と思う。
あるいは図々しく、「ちったあ更生したか」みたいな、
虚勢じみた上から目線で圧してくるのもいるのかな。

「好き」の対義語は「嫌い」ではなく、「無関心」なのだという。
たしかにそれはそうだ。
でも、嫌いという感情が、自分がより幸福になることで昇華して、
やがて嫌いな相手に対する執着を自然と忘れさせてくれたなら、そうだろう。
でも、忘れよう忘れようとして、無視してみせるというのは、
嫌いという感情に蓋をして目を背けているだけ、なんだろう。
たぶん僕はそれが気持ち悪いんだろうなと思う。

僕だってすべての嫌いだった人、仲違いした人を忘れないわけじゃない。
忘れた人、もうどうでも良くなった人もたくさんいる(笑)。
ただ、「許す」と「忘れる」とは違う。
忘れられるということは、元々どうでもいいことだったのかもしれない。
既に許してはいるけれど、忘れることはできないことも多々ある。
いつまでも許せないことだって、あるだろう。

それを無理に許そう、忘れようというのは無理がある。
気がついたら忘れていた、というのが理想だ。
いつまでも恨まなくて済むように、自分の幸福を追求するのが第一。
その点では僕はここまでの半生、理想的に来られている。
いまや許せていることが大半だ。

ただ、忘れない、というだけ。
やっぱり執念深くて暗いのかな(笑)。
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