阪神タイガースが強い。
文句なしに強い。
史上最速ペースで優勝街道をバク進し、
得失点も勝率もダントツの数値をマーク、史上最強の呼び声も高い。
なんせテレビ中継が始まる頃にはもう大差つけて勝ってるんである。
2回とか3回で二ケタ得点なんてのも珍しくない。
この強さだ、みんながこの稿を読む頃には決まっててもおかしくない。
もうほんと、強い。
チョロQのレースにフェラーリが参戦したくらい強いのだ。
なんせ18年ぶりのことだから、あんまり嬉しくて、
タイガースのグッズを大量に買い込んでしまった。
京王百貨店の7階にて、約15000円の出費である。
メガホン、ハッピ、ジャージ、センス。そして応援歌のCDだ。
有名な「六甲おろし」ほか、選手ごとの応援歌も収録されている。
例えば1番今岡。
「燃える闘魂 この一振りに うなれ今岡 誠の救世主」
うーん、うっとり。今岡の下の名前は誠というのだが、
それとさりげにかけちゃってるのである。
他にもかっとばせ、放り込め、男なら一発キメろ、
誰もお前を止められぬ、お前のバットで今すぐぶち込め、などなど、
聞きようによっては早稲田のスーパーフリーの応援歌のようにも聞こえてしまう、
大進軍必至の勇ましい歌詞の数々。
去年まではこの勇ましさだけが一人歩きして、
まったく実績が伴わなかったのが、今年はもうまさにそのまんまである。
ほくほく顔で聴き惚れていると、
どうにも納得のいかない一節が耳に引っかかった。
片岡だ。
昨年日本ハムから移籍、大きな期待を集めるも新環境に対応しきれず、
昨シーズンは散々な成績で非常に苦しんだのだが、
今年は心機一転、生まれ変わったかのような大活躍を見せている選手だ。
元来のマジメで誠実な人柄に、地元PL学園出身ということもあり、
阪神ファンからの支持も厚い。
少なくともバカにできるような選手ではない。
なのに…。
「右投げ左打ち 実家はヒノキ風呂 リフォームリフォーム 片岡篤史」
「右投げ左打ち」はまだいい。
しかしその後はいったい…。
全神経を集中して、150キロからの速球に相対する片岡。
一つ間違えれば命にも関わる、
そんな恐怖とプレッシャーを克服し、
チームの勝利の為にファンの笑顔の為に、
例え怪我していても試合に臨む片岡。
そんな戦場の彼に向かって、
実家の風呂をうらやむファンというのは12球団でもここだけだろう。
しかもリフォームリフォームときたもんだ。
2回も言われちゃあな。
しかもある雑誌の記事によれば、
彼の実家の風呂は別にヒノキでも何でも無いという。
リフォームすらしていないと。
とするとこの応援歌は、ファンが片岡にリフォームを薦めているという、
さらにシュールな一品であることが解る。
深い。深すぎるぜ阪神ファン。
かくいう俺もその一員なのだが。
現在、優勝したら道頓堀の代わりにどこへ飛び込もうか検討中だ。
誰か一緒にどう?
文句なしに強い。
史上最速ペースで優勝街道をバク進し、
得失点も勝率もダントツの数値をマーク、史上最強の呼び声も高い。
なんせテレビ中継が始まる頃にはもう大差つけて勝ってるんである。
2回とか3回で二ケタ得点なんてのも珍しくない。
この強さだ、みんながこの稿を読む頃には決まっててもおかしくない。
もうほんと、強い。
チョロQのレースにフェラーリが参戦したくらい強いのだ。
なんせ18年ぶりのことだから、あんまり嬉しくて、
タイガースのグッズを大量に買い込んでしまった。
京王百貨店の7階にて、約15000円の出費である。
メガホン、ハッピ、ジャージ、センス。そして応援歌のCDだ。
有名な「六甲おろし」ほか、選手ごとの応援歌も収録されている。
例えば1番今岡。
「燃える闘魂 この一振りに うなれ今岡 誠の救世主」
うーん、うっとり。今岡の下の名前は誠というのだが、
それとさりげにかけちゃってるのである。
他にもかっとばせ、放り込め、男なら一発キメろ、
誰もお前を止められぬ、お前のバットで今すぐぶち込め、などなど、
聞きようによっては早稲田のスーパーフリーの応援歌のようにも聞こえてしまう、
大進軍必至の勇ましい歌詞の数々。
去年まではこの勇ましさだけが一人歩きして、
まったく実績が伴わなかったのが、今年はもうまさにそのまんまである。
ほくほく顔で聴き惚れていると、
どうにも納得のいかない一節が耳に引っかかった。
片岡だ。
昨年日本ハムから移籍、大きな期待を集めるも新環境に対応しきれず、
昨シーズンは散々な成績で非常に苦しんだのだが、
今年は心機一転、生まれ変わったかのような大活躍を見せている選手だ。
元来のマジメで誠実な人柄に、地元PL学園出身ということもあり、
阪神ファンからの支持も厚い。
少なくともバカにできるような選手ではない。
なのに…。
「右投げ左打ち 実家はヒノキ風呂 リフォームリフォーム 片岡篤史」
「右投げ左打ち」はまだいい。
しかしその後はいったい…。
全神経を集中して、150キロからの速球に相対する片岡。
一つ間違えれば命にも関わる、
そんな恐怖とプレッシャーを克服し、
チームの勝利の為にファンの笑顔の為に、
例え怪我していても試合に臨む片岡。
そんな戦場の彼に向かって、
実家の風呂をうらやむファンというのは12球団でもここだけだろう。
しかもリフォームリフォームときたもんだ。
2回も言われちゃあな。
しかもある雑誌の記事によれば、
彼の実家の風呂は別にヒノキでも何でも無いという。
リフォームすらしていないと。
とするとこの応援歌は、ファンが片岡にリフォームを薦めているという、
さらにシュールな一品であることが解る。
深い。深すぎるぜ阪神ファン。
かくいう俺もその一員なのだが。
現在、優勝したら道頓堀の代わりにどこへ飛び込もうか検討中だ。
誰か一緒にどう?