いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

シャコタン・ブギ

2018-02-28 02:31:04 | この国の憂鬱
就任会見で「色丹島」を言い間違え/福井沖縄・北方担当相

そらまあ覚え違いくらいは誰にもあろうが、
でも絶対間違えちゃいけないタイミング・立場・語句ってあるよなあ。
それいまここで間違えちゃあ、信頼感も説得力もゼロになるでしょ!っていう。

たとえば結婚式の司会やるのに、
新郎新婦の名前間違えてちゃ話にもならないわけで。

そしたら普通、そういう外しちゃいけないとこでは、
当たり前のところから確認しておくでしょ。
そういう手堅さ、謙虚さ、慎重さが感じられない時点で「適材適所」とは思えないし、
適任って(適当に任せた)の意味じゃないの?と皮肉りたくもなるわねえ。

出てくるヤツ出てくるヤツこんなんばっかり。どうしようもねーなー。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丁寧マウント

2018-02-27 23:28:51 | 超・いぶたろう日記
表現としてはいまいちアレですけども、
「丁寧マウント」ってあると思うんですよね。
この場合のマウントは上からというヤナ意味じゃなくて、
自分を有利にするという意味で。

つまり顧客に対しても取引先に対しても、
あるいは部下に対しても丁寧に徹することで、
相手側もこれはちゃんと襟を正さねば、
となってナメられなくなるんじゃないか、と。
そういう相手にはリスペクトも生まれるし、ハンパな仕事もしにくくなる。

当たり前のこと言ってるようですけども、
「丁寧」と「卑屈」は違うし、「徹する」ことも難しい。
ともすると自分に都合よく取引先をこき下ろしたり、
顧客に対する不満を漏らしたりする。
立場に依拠して部下に一方的な物言いをしてしまったりもする。

「言うべきことを言う」のは大切だけど、
それが本当にマストなのか、独善的になってないか、あとあと利益になるのか、
というところまで考えてできるかとなるとこれまた難しい。
なにより大事なのは「言い方」だ。
特に自分の方が絶対に正しいと思える時こそ危うい。

相手も人間、立場によらず「丁寧」を心掛けることで、
仕事はだいぶスムーズになる。
余計なところでこじれて時間を喰わなくてよくなる。
「自分はこんなに丁寧にしてるのに相手は…」
なんて不満に思ううちはまだまだ。
良い仕事にするために、相手にもしてもらうために、
丁寧な姿勢でいつのまにかマウントする。
スマート至上のマネジメント。

こんなん、できたら、かっこえーわー。
修行が足りんなあ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カーリング

2018-02-24 23:55:03 | 超・いぶたろう日記
流行り物とか、世の中みんながもてはやすものには、
ほぼ脊髄反射的に背を向ける習性のある真性アマノジャクの僕は、
もちろんオリンピックに対してもそうだったのだが、
今日の女子カーリングの銅メダルには柄にもなく感動してしまった。

たまたま、ネットかなんかで記事になっていた、
本橋選手のLS北見設立の経緯、集まった選手たちの辛い経験、
そういったものを知って興味がわき、実際に競技を見てみたら、
なぜ彼女らが人気を集めているのかがよくわかった。

とかく明るい。そして自然体。
そしてどうしようもなく和む北海道弁。
これまでのオリンピック代表にはなかった空気感。
なんていうか、「日の丸を背負って…」とか「日本人の代表として…」とか、
そういう鬱陶しいナショナリズムなしに、
自分たちの夢として挑戦しているひたむきな感じがいい。
それってオリンピックの本来の精神じゃなかったか。
そこに彼女たちのここまでの苦労や奮闘ぶりを知ってしまえば、
そりゃあ応援したくもなる。

テレビでの採り上げ方は相も変わらず下世話な「美形スキップ」だったり、
興味本位の「もぐもぐタイム」だの「そだねージャパン」だったりして、
僕のイラっとくる要素満載だ。
もしそれだけしか知る機会がなかったら、
そういう先入観ができあがってしまったろうし、見ることもなかったろう。
テレビを嫌う割に、しっかりテレビの影響を受けてしまっているのだから、
僕もたいしたことないなと思う。

でもやっぱり、テレビの採り上げ方も少し考えてもらいたいなあと思う。
まあ、僕みたいなへそ曲がりは少数派だろうし、
こうして華やかに商品化しちゃった方が、
多くのファンができてスポンサーもついてみんな幸せなんだろうけど。
でもテレビの陳腐で安っぽい演出が、
スポーツ本来の面白さやイメージを毀損している面も少なからずあると思うがなあ。

ともあれ、基本中の基本だけど、先入観にとらわれず、
自分の目で見るというのは大事なことね。
何気なく見始めただけなのに、目が離せなくなっちゃって、
イギリスチームのラストショットから思わぬ形で勝利が決まった瞬間は、
思わずおおっ!と声を上げてしまった。
その後のチームの涙・涙の喜びようにも、素直に感動してしまった。
ことに第一人者でありながら裏方に徹してチームを献身的に支えた本橋選手の感慨たるや、
いかほどばかりかと思う。いいものを見ました。

…まあ、最後までルールはよくわかんなかったけど(笑)。
あと、あのストーンが転がる音が無性に好き。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あたし知ってるの

2018-02-16 11:11:15 | 超・いぶたろう日記
「裁量労働制」を正当化する理屈を聞くたびに、前職の社長の雄弁を思い出す。

いわく、
「この仕事は時間で評価されるものではない」
「手当とかそういうものを気にする人は○○(社名)的ではない」
「この会社には金銭にこだわってごちゃごちゃ言う人はいない」

僕の耳の奥にこびりついた何かがシクシク痛む。
そして身に染み付いた何かが、ダメだこりゃ…と囁いている。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

43さいになりました

2018-02-06 23:48:30 | 超・いぶたろう日記
誕生日に温かいメッセージをいただきました皆さん、
ありがとうございました。
いくつになってもこうして祝って戴けるというのは嬉しいもんですね。

さて、僕の教室も旗揚げからまもなく4年、おかげさまで順調にきています。
43年振り返ってみると、とにかく我慢を知らず、言いたいことは言う、
そしていつもワガママ好き勝手。
そんな僕でもここまで来られたのは、寛容で温かな皆さんのおかげです。
改めて皆さんに感謝を申し上げたいと思います。

「人は、痛いとこつかれると、反射的に”相手が悪い!”って事にして、反撃するからねぇ。正解のボタン、キミがたくさん押しちゃったんだろーなぁ」

とは、僕が前職で例によって自分を曲げず、
エライ人たちと喧嘩して会社を辞めることになったとき、
ある親しい友人がくれた言葉。

バンド時代にマネージャーを務めてくれた彼女には、
僕の向こう見ずな言動の数々で、随分気を揉ませ、迷惑もかけましたから、
このときも相変わらずだね、しょうがないなあと苦笑しているのが目に浮かぶようです。

だけれど、彼女はいつも「でも、キミの言うことはいつも間違ってないんだよね」と、
必ず味方になってくれるような人でした。
このときの言葉からも、エールがじわじわと伝わってくるようです。

四十も半ばを過ぎましたが、
大事な友人だった彼女が変わらず苦笑いで応援してくれるような僕のまんま、
彼女の分まで長生きしようと思う43回めの誕生日、です。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オリンピックが…というか

2018-02-05 23:45:18 | 超・いぶたろう日記
この期間中の地上波テレビが大の苦手なもので、
今日も僕はケーブルテレビの勝新の座頭市で夜更かしです。

オリンピックも高校野球も世界選手権もW杯もみんなそうだけど、
選手以外にとってはただのお金儲けイベントなのに、
子供のため国民のため球児のため被災者のため…と、
余計なものをごちゃごちゃ盛り込んでワザワザ強調する、
あのおためごかし感がすごーくイヤ。

純粋に技を極めたもの同士、
目標に向かって必死に頑張ったもの同士の真剣勝負を楽しむだけでいいのに。
絆とか亡き家族への思いとか、そんなの要る?
安っぽい言葉はアスリートにかえって失礼だよ。
夢を勇気を感動をありがとうとか、
そういうのでバカタレントがハシャぐくだりも要らないよね。

硬派なアナウンサーと、辛口解説者だけの、中継オンリーにして欲しい。
タレントのコメントコーナー、マジで入れないで欲しい。
テレビホントどうにかして欲しい。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

渋谷「生ハム」ダメだこりゃ

2018-02-04 21:43:42 | 超・いぶたろう日記
渋谷「生ハム」(店名)肉祭り。
しかし、早々に久々のダメダメ店認定。

祭りとは名ばかりで、
ローストポーク、ビーフ、ハンバーグがあるだけ。
またこのハンバーグが焼き上がりが遅く、常に長蛇の列。
そのほかの食材も基本空っぽ。
おかわりの度、この行列に付き合わねばならず、ウンザリ。

店内は限界まで席を詰め込み、狭苦しく荷物や上着のスペースすらない。
全くくつろげない。
自分たちのキャパを考えず、客数詰め込んで何とかしようとしたのだろう。
でも何ともなってない。

なにより、これだけ客を待たせておきながら、従業員は何食わぬ顔。
これが当たり前とでも言わんばかり。
ならば書かせてもらおうか、となる。

食材も安い。そもそも肉がカチカチ。
肉を売り物にしてる店が、肉祭りと題したイベントでこれでは。
他に見るべきものもなし。
スーパーで買えるふつうの薄いスライスチーズを切って出してる。
それが見えるというのもまた。

誠に残念。二度と来ることはなさそうだ。
このホスピタリティの乏しさ、反面教師にさせてもらおう。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それはえろじゃなくててろです

2018-02-04 00:39:30 | せんせいとよばれて
中学生の英語の授業にて。
宿題テストで基準点に届かなかった生徒は居残り再テスト。
何人かの生徒がトライしていたところに、
お隣のクラスで授業が終わったHさんが、友達のSさんを迎えに来た。

何かと大袈裟なHさん、
教室に入るなりSさんを見て「うおっ?!」と奇声をあげる。
「なに?どうしたの?」と僕。
「いや、S、一瞬、裸で勉強してんのかと思ってビビった」

…はあぁ?

Hさんの言うことには。
Sさんはやや首回りに余裕のある黒いニットを着ている。
その上に黒い上着を羽織ったので首回りだけが目立ち、
上着の下は何も着ていないかのように早とちりしたらしい。
んなわけねーだろ。にしても大袈裟な。

そこで僕のコメント。

「…あのな、よく聴け。もし仮に彼女が自分の意志で、上着の下は裸でテストを受けていたとしよう。それでも、世間的には問題になるのは彼女じゃなくて圧倒的におれなんだ。おれだけなんだ。そしておれはそんなことで仕事も家庭も、人生のすべてを喪うことになる。ここまでコツコツ教室つくってきて、こんな理不尽なことあるか。冗談じゃないぞ。もし彼女が血迷って自ら脱ぐと言い出してもおれは死ぬ気で止めるし、万が一脱ぎ始めでもしようもんなら、おれはもう彼女が服の裾に手をかけた時点で、全速力で教室から逃げ出すよ。『ぼくはまったく関係ありませーん!!!』と絶叫しながら。そこまでしても、たぶんおれの立場は危うくなるんだよ。そういう世相なんだよ。だからたのむ。冗談でもやめて。まじでやめて。もはやそれテロだから。」

場内爆笑。
信頼関係があればこんなネタでも大笑いでおしまい。

しかし、どっかの学校でまたまた教師のセクハラ騒ぎがあったけど、
もう本当に「情けない」の一言だね。
いい歳した大人が小中学生を性の対象として見ることが、
こんなにも普通に危惧される(ほどその手の犯罪が多い)世の中って
一体何なんだと思う。ましてや教師が。
あれこれみっともない言い訳しながらチマチマ触ったとか。
二重三重にアホかと。
もうちょん切っちゃえ、そんなヤツ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする