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いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

しつこく、都議会の件

2014-06-25 14:04:45 | 超・いぶたろう日記
やはり「女性蔑視」という視点で興奮しすぎちゃうと、
見失うものの方が多いと思うなあ。
海外記者クラブでも採り上げられちゃって、
盛り上がってしまった結果、国内の論調が、

「これだから日本は…恥ずかしい…」
「先進国中、女性議員の割合は最下位ですってよ、奥様ー」
「イヤー世界の一等国の皆様に顔向けできませんなー」


方面へ希釈拡散してしまうのも千年一日の既視感。
てかどーしよーもないピンボケ感。

議会に求められるものって、なんだろう?
品性だとか見識だとかもそうだけど、それ以前に、
市民のためになる政治を真剣に論争して、責任持って決定し、推進する
ってことじゃあないの?

今回のことで言うとさ、塩村議員の過去の履歴だとか、鈴木議員の適性だとか、
そういう問題じゃなくて、晩婚・晩産対策・少子化対策っていうのは、
もはや看過できない喫緊の課題なわけでしょう。
真剣にやって欲しいわけですよ。

それをね、こんなくっだらないヤジで水差して、周辺も笑ってて、
いざそれが問題視されても互いに庇い合って、
「みんなの党」もここぞとばかりに党利党略に活用しちゃって、
挙げ句の決議案が
「今回の事態を真摯に受け止め、二度と起こらないよう再発防止と信頼回復に努めます」って、
要は何もしません宣言。

だーれも、真剣に政治を論じようとしていない。
イイ子のフリしながら、いかにうまくごまかすか、言い逃れるか、
敵失をつくかにばかり汲々としている。

市民として怒るべきはこちらでしょう。
この危機感の乏しさ、使命感の欠落、気持ち悪い馴れ合い体質。

しかもこれ、前回都議選40数パーセントの投票率の結果なんだよね。
6割の都民には怒る資格ないと思うんだよ。
自分たちの無関心の結果、あんなのやこんなのを議会にのさばらせちゃってんだから。

形だけの決議なんか出さなくてイイから、
はっきり、コイツがこういうこと言いました、って張り出しちゃえよ、もう。
んで自分たちで処分もできないなら、有権者に任せればいいんだよ。
投票に来れば、の話だけどね。
それでも当選しちゃうようなら、その結果を全部東京都民が被ればいいんだよ。
それだけのことじゃない。

塩村議員もいつまでも悲劇のヒロインやってないで、
「もうこのことはいいですから、晩婚晩産対策、はやく議論再開しましょう、今度は真剣によろしく!」
くらい言えばいいのに。
これをネチネチやってると、
「これだから女は…」って、今度は陰でひそひそ言われるだけだよ。
仕事で勝負しましょう、仕事で。
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結局一試合も見ないで寝ますけどもね

2014-06-25 04:15:31 | 超・いぶたろう日記
こういうときの「日本、信じてるぞ!」って、
相手を信頼して応援しているかのようで、
身勝手な自分の期待やエゴを押し付けた、
いやらしい言葉に響いちゃうなあ。

もし負けちゃったら、背いた、欺いた、裏切ったということになるのだろうか。
僕は教え子の受験生には絶対言いたくないけどなあ。

一番苦しい思いしてるのは選手なんだから、本当に応援してるんなら、

「こうなったらもうしょーがない、決勝トーナメントなんかどーでもいいから、
開き直って格上相手に大金星狙って、メッチャクチャかき回したれ!」
「ここからうっかりコロンビアに勝っちゃったら、おいしーぞー!」


くらい言ってあげればいーのに。
僕は受験生にはそういう先生でありたいなあ……と、ここまで書いてみて、
なんだろうこの不思議な度量は、いつどこで培ったのだろう…と振り返るに、
どう考えてもシーズン終盤の阪神タイガースであることに思い至る。

「優勝なんかせんでもええから、読売にだけは勝ってくれー!」
「勝ちこさないまでも、今日だけでも勝ったってくれー!」
「勝てないまでも完封はやめてくれー!一点でもとってくれー!」
「もう今日は、代打関本(桧山、金本、八木、真弓、川藤)見れたからええわー!」


この懐の深さ。
本当のファンってこういうもんだろー。
全国のピリピリにわかサッカーファン、甲子園に通い詰めて見倣っていただきたいもんだね。


敬白(^^)
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すずきくん、やるなあ。

2014-06-24 12:01:33 | 超・いぶたろう日記
1)ダンマリ
2)バックレ
3)逆ギレ

からの

4)ピンボケした謝罪

までは「あるある」として…

5)新会派「都議会再生」旗揚げ

このズレっぷりがとにかくスゴイ。
都議会を停滞させた自覚や責任を微塵も感じさせない。
なんかもう、言葉を失う。

個人を叩くことが目的化してしまうと、問題の本質がぼやけるから好きじゃないなー…と書こうと思ったのだが…。

また、この人の事務所に生卵ぶつけたヤツもいるみたいだけど、匿名でそういうことするのって、問題のヤジとおんなじような陰湿さ、感じませんかね。
社会正義を気取った独善的な暴力ほどたちの悪い、手に負えないものはない。
僕はこの議員よりむしろ、そういう匿名暴力の方がキライかな-。

にしてもな-。
こんだけ無神経だとさすがに、何も言えないなあ。
Comment (1)
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観客のヤジとはワケが違うぞ

2014-06-22 00:58:24 | 超・いぶたろう日記
都議会の暴言の件。
まあ、何を言ってもいいと思うよ。
女性の生き方に対して、世の中の潮流がどうであろうが、
思うところがあるなら、何もアンタッチャブルにすることはない。

ただ、公の議会の場だし、発言には責任をとってもらいたいな。
名乗り出ないんだったら、声紋でも何でもとって、
誰が言ったかくらいは明らかにしてもらいたいな。
言い方も含め、それを聞いた有権者がどう判断するか、が大事なんじゃないの。

発言の内容そのもの(これは少なくない年配男性の一般的な発想だろう、残念ながら)よりも、
言ったことに対する責任を曖昧にして流そうとする都議会の「空気」が、一番腹が立つ。
責任の所在をハッキリさせようとしないということは、
東京都議会はこういう発言を問題視していない、ということだよね。

そして、続いての流れがまあ、本当に…
こういうのはしょうがないんだろうけど…

塩村議員の過去のバラエティ番組出演とか、
そこでの発言とかが取りざたされちゃって、
なんかもう、実にいやらしい展開。
彼女がかつてタレント活動してたことが、なに、
今回の品位のない議員のヤジや、
自浄作用のない議会の実情と相殺しちゃうの?
「お互い様」扱いになっちゃうの?
それってわけわかんねえな-。

僕はこういう、鬼の首とったかのように過去を持ち出してくるの、本当にキライ。
元ヤンキーだ、元暴走族だ、元キャバ嬢だ、元AVだ…をえぐり出してきたり。
逆に元東大、元官僚、元教師、元アイドルの「転落」を嬉しそうに報じたり。
果ては出身だの、在日だの…それが何だって言うんだろ。

人間「いま」「何をしてるか」が大事なんであって、過去の栄光も汚辱も、
ましてや出生地とか民族(に貴賤を感じるヤツの方が卑しい)なんて、
まったくカンケイないだろ。
どうしておんなじ「人間」というくくりで見られないんだろ。
なんで面白おかしくラベルを貼っ付けたがるんだろう。

過去の失言とか、失敗とか、誰にだってあるもんでしょう。
消したい過去だってあるはずだよ。
そんなの、皆にバレたかバレてないかの違いでしかない。
そういう過去を乗り越えて頑張ったからいまがあるはずでしょうに。
ほんと、くっだらない。

別に、塩村議員の肩を持つわけではないけれど
(僕に持たれるまでもなく、フェミニスト集団がとっくにヨシキタメシウマでしょうから)、
なんていうか、議員も議会も自民党もマスコミもネットも、
本当に、品がない。
ナサケナイ。
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黙祷

2014-06-22 00:55:43 | 超・いぶたろう日記
母校の文化祭最終日、空手部OB会に出席。
私もたいへんお世話になった、
草創期の大先輩がこの春急逝され、
故人を偲び稽古場にて黙祷をささげました。

その後は本当に魅力溢れる大先輩方とご一緒させて戴き、
皆さんと引き合わせて下さった亡き先輩の御恩に感謝しつつ、
味わい深い時間を過ごしてきました。

時代や年齢は違えど、
それを超越して当たり前に共有されている美学的な何か、
それに触れることでいつも自分は間違っていないと思い直すことができる、
力強い空間です。

何だか、色々遠回りもしてきたけれど、やはり自分の原点はここだな、と。
これを軸として生きていくことに、もうためらうこともないでしょう。

第67回の文化祭。
亡き先輩は第27回(奇しくも僕の生まれた年!)、
僕は第43回の文化祭実行委員長。
この系譜は僕の中で決して小さくない誇りだし、
それに恥じない生き方をしていきたいとも思いますね。

帰りにたまたま出くわした、
いかにも文実、という感じの現役生に声をかけましたら、
すっごく礼儀正しい、感じのいい奴らで、
僕と居合わせた後輩OBとで、
カゴ一杯の差し入れをプレゼントしたらすっごく喜んでくれました。

後輩って、かわいいですね。
こういうことですよね、T先輩。
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はしゃげない

2014-06-19 12:02:19 | 超・いぶたろう日記
もっと純粋な気持ちで応援できればいいんだけど、
やっぱどーしても斜めに見ちゃうのは、
実力以上に過大に持ち上げてハシャギ倒すテレビのせいだと思う。

一敗一分けで明らかに望みは絶たれたのに
「可能性はゼロではない、ここから切り替えて行こう!」
と誰に向かって言ってるのかよくわかんないタレントとか、
どーしよーもなく弱いのに、
「自分たちのサッカーができなかった」
とかわけのわからん言い訳をする解説者とか、
やたら怒って見せる元選手とか。

我ながらこれもステレオタイプな見方だとは思うのだけど、
昔の戦時中みたいなマインドぽくてイヤなのよね。
見てないと、勝つと信じないと非国民扱いとか。
奇跡を皆で期待するとか、気持ちをひとつにだとか。
活躍したら軍神扱い、負けたら戦犯探して袋だたき。
もうまったく、関わり合いたくない。ワールドカップ。
毎回憂鬱。

…と、せっかくみんな盛り上がってるんだから、
書くのはやめようと毎回毎回思うのだけど書いてしまう僕はひねくれ者。

ただ、阪神とデイリースポーツに鍛えられた我々ベテラン虎党としては、
どんなに弱くても見所を探すというのは、
スポーツ観戦上非常に重要だと理解している。
だけど、デイリーのそれが「そこ拾うか!」という親バカにも似た
微笑ましいものであるのに対し、
サッカー日本代表に対するマスコミのそれはマジすぎるというか、
過保護・過干渉の親みたいでちょっとイヤ。

…なんて言ったら、まあ、完全な偏見なんでしょうけどもね-。
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情理の対称性

2014-06-16 00:53:43 | 超・いぶたろう日記
雑感。特定の誰を揶揄するような話ではなく。

たしかに、大人が常識や理屈に縛られて見えなくなっている本質を、
無垢な子供の目が見抜く、ということは無くもない。

ただ、それがすべてでも絶対でも一般法則でもないよね。

子供はやはり子供だから、知識も経験も浅くて、
すっごく狭い視野の中でものを考えてるわけで、
知らないからこその愚かさ、
そして自身そのことにも気づけない限界ってあると思うんだよな。

知識や理屈に縛られてる人は確かに不自由だと思うけど、
自分よりも博識能弁な人を、機械のように言うのはお門違いだと思う。

本当に知識や論理を身に付けたと言える人って、
知識や論理を場に応じた形で正しく展開・応用できる人で、
そのためには人の気持ちも理解できなければいけない。

また、そもそも人に理を尽くそうという誠実な姿勢の本質には、
人に対する深い感情があるはず。

感情と理性とは表裏一体。
やはり僕は感情原理主義にはうなずけないな。

感情を理解しないで、理屈を振りかざす人間が、
自分の高知能と周囲の無理解とを声高に主張しても、
何らの共感も得られないように、
知識も合理性も備えようとしない人間が、
感情を振りかざすというのもまた、片手落ちな気がする。
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まあとにかく

2014-06-07 01:34:04 | 超・いぶたろう日記
幸せな毎日です。

どこかで誰かが何を言おうとも、気になりません。
だって僕はいま幸せだもの。

仲間たちと新たな地平を切り拓いて、
そしてそこに大きな期待をいただいて、
それに応えるべく、日々、精一杯。

僕がやりたかったのは少なくとも、会社ごっこなんかじゃない。
勉強が嫌いな生徒のためにできるだけ面白い授業をし、その子の表情を変えること。
勉強が苦手な生徒のために、一生懸命教え、その子の世界を変えること。
そして保護者や同僚とその歓びを分かち合うこと。

そのために何が必要かを考え続けることこそ、この仕事の原点にして最高の醍醐味。
そこを見失って、人の悪口ばっかり言ってるような人間に負けるわけがない。

仕事が、楽しい。
楽しい仕事はさらに人を呼ぶ。
ずっと大きな輪になるといいなあ。
明日もがんばろ。
Comments (2)
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