いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

ナニ解散?

2014-11-21 14:21:42 | この国の憂鬱
カチンと来る解散。
僕が名付けるとしたらこれかなー。
安倍「増税見送りですよ、ボク、ちゃんと考えてるでしょ、どう?」
  ↓
①自民党敗北(ただし政権維持=ここが汚い)
 「そうか〜、国民は増税を求めているのかぁ〜」
  →経済指標にかかわらず、堂々消費税率アップ。
   選挙もしばらく怖くない。

②自民党勝利
 「ほぅらね〜、国民はみ〜んな僕らを支持してるぅ」
  →経済は好転してると言ったらしてるんだ!増税!
   向こう4年はやりたい放題だ〜!

という構図にしか見えないんだけど。

国民無視の、卑怯な選挙だよね。
政治家としてこれくらいの戦略や駆け引きは云々というカシコぶった理屈なんか聞きたくもない。
30年前ならいざ知らず、いまの日本に政治ごっこなんかやってる余裕あるのか。

首相がニュース23で問題発言!町の声「生活が苦しい」⇒安倍首相「(人を)選んでいるでしょ。儲かっている人は中々言わない」

あんまり言葉尻捉えてギャアギャア言いたくないけど、
この人の基本的な姿勢がこれに凝縮されてるでしょ。
どっかのネズミ講紛いのセールスマンみたい。
すごくヒステリックだし、見識も狭いし、
一国の宰相としての余裕を感じない。
政治家は人格よりも政策で評価されるべきだとは思うけど、
アベノミクスが日本の何をよくしたのか、
街の声レベルが体感できてないようでは、
いくらマクロな数字ばかり出してこられても、意味がわからん。
金持ちと「有識者(=ただの政治経済マニア)」ばかりが
「愚民はワカッテナイナア…」とニヤついてるだけのものとしか映らない。

というわけで、安倍嫌いの僕が望むのは

③自民党敗北(しかも政権喪失)

に帰結してしまうのだけども、じゃあ誰に任せるかというので頭が痛い。
日本は「自民党」と「支持政党なし」の二大政党制。
どうせいゆうねん。
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感動いかーっすかー

2014-11-20 14:53:22 | 超・いぶたろう日記
facebookにあふれる、いかにも出来すぎた美談のひとつひとつに、
「感動しました」とか「忘れていた何かに気づかされました」とか
「真実を教えてくれるのはいつも子供の純真な目ですね」的な
上っ面コメントをつけることができないばかりか、
唾すら吐き棄てそうになる大人げない自分をどこにもっていったらよいだろうかそうだきょうは燃えないごみの日だ的な感慨をまた書いてしまう自分にもため息まじりの今日この頃皆さんいかがお過ごしですか。

だいたい、子供とか、女子高生だとか、
一般に知識・常識・論理に乏しいと思われるようなアタリをダシに使うんだよな。
でもそれって、逆に、超上からというか、
利用してる分すっごい馬鹿にしてるというか、
半ば差別意識に近いような気がするんだよな。
台本さえ俺様が書いてやれば、
お前らのキャラ活かして感動させてやれるぞ的な、
勘違いプロデューサーの臭みのような。

あたかも裁判ドラマとかミュージカルでもあるかのように、
あまりにも理路整然と、しかも箇条書きかのごとく滔滔と、
用意された舞台で作者の思想をコリ固めた台詞を吐く
「どこかで誰かが見たそうだけど、僕らが決して出会うことのない者たち」は、
テレビの中だけにして欲しいんだが。
感動したがり・させたがりが本当に多くて何だか泣けてくる。
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彩りを失わない世界のままで

2014-11-18 04:13:16 | 特選いぶたろう日記

ひと月ほど前の番組ですが、僕はこれ、
とても楽しみにしていて、録画して見た。

白黒がカラーになるだけで、
「歴史」=「いまと断絶した机上の資料」が、
自分の知る「いま」への生々しい脈絡を感じさせてくれる。
期待以上だった。

戦前の浅草や日本橋、銀座が
あんなに生活感豊かで彩りに溢れたものだったとは。
顔に肌色が入るだけで、
ひとりひとりの生命や人生に
クッキリとした輪郭を与えてくれるように思える。
僕に繋がる誰か、に思えてくる。

そして、何より胸を打たれたシーンがひとつ。

学徒出陣の壮行会。
戦地に赴く角帽を戴いた学生たちが、
「都の西北」を合唱する。
これは、さすがに見てて胸に迫るものがありました。

僕は早稲田にそこまで特別な帰属意識はないけれど、
それでも自分にも馴染みのある校歌。
僕が仲間たちとこれを歌ったときは(1年の時の数回しかないけれど)、
大概、早慶戦だったりコンパだったりの楽しい席で、気分良く歌ってた。

フィルムの中の彼らだって、
あの時の僕と同じくらいの年齢で、夢も希望もあったはず。
それが、死地に赴くことを運命づけられ、
その不条理さを吹き飛ばすかのように仲間と声を張り上げる。
こんなに哀しい早稲田の校歌斉唱は聴いたことがない。

「自分に繋がる」という意味では、これ以上のものはなかった。
職場の仲間が同窓で、やはり同じ感慨を抱いたそうだ。
なんていうか、たまらないよなあ。

あのときもこれからも、戦争を正当化する、
美化する理屈は山ほどあるのは知ってるけれど、
僕はあんな時代の再来はまっぴら、ごめんだ。
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おにのかくらん

2014-11-15 05:36:23 | 超・いぶたろう日記
全力で風邪引いた。
全力で寝たのだが、イマイチ治らない。
Mr.BIGの来日を採り上げたNEWS23の特集に勇気をもらい、
全力で明日の授業へと向かうのだ!
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まだまだ頭をよくしよう

2014-11-04 13:11:11 | 超・いぶたろう日記
大人になっても頭は良くなるの?/日経Goodayセレクション


これ、とーっても面白い記事。
なんとなく、体感的に解ってはいたことだが、きちんとした説明で裏付けられた感じ。
本質的な「頭の良さ」とは何か、というところにもすんなり入ってくるね。

この篠原教授が言うには、「頭の良さ」には大きく2つあって、
「流動性知能」と「結晶性知能」というんだとか。

記事をそのまま抜粋すると、

「『流動性知能』は、計算力や暗記力、集中力、IQ(知能指数)など、いわゆる受験テクニックに反映されるような知能のこと。この知能は18~25歳くらいがピークで、その後は徐々に落ちていき、40代以降になるとガクンと低下する。」

「一方、『結晶性知能』は知識や知恵、経験知、判断力など、経験とともに蓄積される知能のこと。こちらは年齢とともにどんどん伸びて、60代頃にピークを迎える。

「大人になると10代の頃のように数字や英単語を丸暗記するのが難しくなるのは、流動性知能が低下するため、致し方ないこと。『子供の脳は“単純記憶型”で、言葉や数字の並びをそのまま覚えようと思えば、割と簡単に覚えられる。ところが、思春期以降、記憶の仕方は“自我密接型”ヘと変わっていく』と篠原教授。つまり、自分が納得できること、役に立つこと、意味のあることが優先的に頭に入ってくるようになり、丸暗記自体が難しくなる。ただし、筋道だって理解する力はグンと伸びる。」


なるほどねえ…。
たしかに、小中学生の頃に比べれば、
覚えにくくもなり、忘れやすくもなり、
寂しい思いをしていたけれど、
言われてみればたしかに知恵や判断力は磨かれている気はする。

「ちなみに、IQの高い人はこの発達が遅れていて、丸暗記できる期間が人より長い。だから、受験競争にも勝てたりする」(篠原教授)。

うはは、なるほどなるほど。
本当だかどうだか知らないけど、ナントカ症候群を自称したり、
「IQの高さ」を殊更に訴えて、
自分の非常識を必死に正当化したり、
孤独を慰めたりしてるようなヤツね(笑)。

仮に自称の通り「高知能」なのだとしても、
所詮は試験で定義される程度のものに過ぎないし、
ましてや実社会で必要な「結晶性知能」が発達しないままじゃ、
知恵も判断力も経験値も社交性も乏しいまんま、
唯我独尊で威張り散らし、噛みつき回っちゃうわけね。
そりゃあ誰からも支持や評価のされようがないわな。

非常にわかりやすいなあ。
結晶性知能の判断に基づき、ここでやめとくの巻(笑)
Comments (2)
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