いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

人間失格

2022-12-27 23:36:49 | 超・いぶたろう日記
妻が昼間、子供たちを連れて公園に行き、
ちょっと遊んであげてたわずかな隙に、
ベビーカーごと荷物を全部盗まれたとのこと。
財布も免許も保険証もカギもオムツもオモチャさえも。
幼子2人連れた母親から、だよ。酷い話だ。

世の中ホントに悪いヤツがいるもんだ。
しかも狙ったかのように、今日は妻の誕生日。
慰めの言葉も見つからない。
生命や身体に害がなかったことが辛うじて救いか。
この世に神がいるのならどうか聞き届けたまえ。
愚かなる罪人の行手に落雷あれ。
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不敵

2022-12-26 23:34:14 | 超・いぶたろう日記
思えば、実に半世紀近くにわたって、
文句を言うな、不平不満を言うな、お前だけわがまま好き勝手言うな、
と言われ続けてきた前半生だったけれど、
いまや時代はダイバーシティ。
多様性の旗のもとに、前時代的な集団主義・管理主義、
同質主義・同調圧力が瓦解していくのを見ると、
小気味いいったらない。

きっと僕にうるさく言ってた連中はこの時代の流れについていけず、
無意識に自分の固定観念を押しつけて、
若い部下や子供たちに煙たがられていることだろう。
そしてそれを「最近の若い奴らは…」と定型句でごまかし、
自分にその原因があるとは、つゆほども感じていないことだろう。

つくづく、文句を言う側の人間でよかった。
時代が僕に追いついたんだな。
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ビッグネーム集めりゃイイってもんじゃ

2022-12-20 23:31:10 | 超・いぶたろう日記
ニワカの私はまったく存じ上げなかったんですけども、
何でも風の噂によれば、あの化け物みたいなエムバペと、
神々しいまでのメッシと、なんですか、
さらにネイマールまでもが一緒に所属してるとかいう、
世にも恐ろしいクラブチームがパリにあるそうですね。

さらに恐ろしいことには、それでも優勝できなかったそうじゃないですか。
何なんサッカーって。えげつなー。

もっとも、18年ほど前に清原・江藤・ペタジーニにローズと小久保を加え、
他チームの四番をずらり並べて図々しくも「史上最強打線」を名乗り、
259本の本塁打を放ちながら8ゲーム差の3位に沈んだチームもありましたから、
野球だって充分恐ろしい…てかスポーツってそんなもんですけども。
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歌う

2022-12-18 20:34:27 | 超・いぶたろう日記
昨日は米国在住のイトコが帰国し、家族・親族の集い。
親族の仲の良さでは定評のある我が一族。
ここ数年、新世代の加入が相次ぎ、
気付けば10歳以下、5歳、3歳、1歳と参加者の3分の2が子供に。
ということで、都内のカラオケの大きなパーティールームを借りて、
お昼頃から夕方までゆるりと過ごすの巻。

初めてだったけど、なかなかいいねこれ。
子供向けの遊具もあって、子供は子供同士で夢中になって遊んでる。
大人達は飲んだり食べたり話したり歌ったりと気楽に過ごせる。
カラオケもかなり本格的で、壁にでっかいスクリーンがあり、
スピーカー4つに立派な卓もあり、昔のリハスタジオを思い出す。
最近は仕事と子育てに夢中で、バンドどころかカラオケなんかも行ってない。
数年ぶりだろうか、人前で歌わせてもらう機会を得た。

久しぶりにマイク持って歌って…気持ちよかったなあ(笑)。
割合に声も出るし、キーも下がってない、でも続かない(笑)。
せいぜい4〜5曲かな。
疲れちゃって、昔みたいに何十曲もというわけにはさすがに。

でも思えば、かつて他人様が勉強したり働いたりしていた時間に、
僕は週3回スタジオ入っていたわけで。
そうやって辛うじて維持していたレベルに、
いまひょいと届いちゃってたら、逆にイヤになるよなあ…(笑)。
あんな練習してたのは何だったんだ、って。
別にそんな練習熱心じゃなかったけど(笑)。

でも、シンガーは身体が楽器。アスリートと一緒だよね。
常日頃のたゆまぬ鍛錬があって、初めて維持できる。
そりゃあ何年かでもかなり専門的にやってた経験があれば、
十数年特になにもやってなくても、まったくの素人から見れば、
ちょっとウマイ、ちょっとスゴイくらいのレベルにはいられるだろうけど、
お金貰ってステージに立つレベルにはとてもとても…。
自分でわかるわね。もうRebirthできないかもなあ…。

一種の職業病というやつか、
初挑戦の歌は手元のスマホで録音して、あとで聴いてみる(笑)。
うーん、やはり歌ってるときのイメージとはだいぶ違うな。
普通はそういうのイヤじゃん?
でも僕は人前で話したときと歌ったときは、
必ずあとで同録チェックしたくなるんだよね。
いや間違っても出しませんよこんなとこにはあーた(恥)。
あくまでもひとり一人反省会。
かつてライブやオンエアの後に欠かさずやってた、ただの職業病。
いまもって授業や保護者会でもよくやる。
演じてたときの主観と、聴衆からどう見えていたかとを、
ちゃんとすり合わせしておきたいんだよね。

今回初めて歌ったのは、
X JAPANの"Forever Love"と、ミスチルの"Innocent World"。
Xはネタで歌うことはあっても、ミスチルはまずなかったから、
弟が「兄ちゃんが!ミスチル!」ってビックリしてた(笑)。

実は、もんたよしのりが前者の、
そして尾崎紀世彦が後者をカバーしたのをYouTubeで見て、
率直にいって感動したんだよね。
いずれも素晴らしい歌い手さんが、原曲以上に曲の魅力を引き出している。
誤解を恐れずに言うと「こんなにイイ曲だったんだ……」って。
原曲シンガーを貶めてるんじゃなくて、先入観が解けてという意味ね。
それで、身の程もわきまえず、おれもマネしてみよう…と。

しかし、僕も含めてアマチュアシンガーはみんな、
やれ声量がどう、ピッチがどう、リズムがどう…と、
フィジカルだったりテクニカルだったりの部分ばかり気にして、
話題にしちゃいがちなんだけど、
この歳になると、そういうのもちょっと気恥ずかしくなる。

それはたぶん、
「自分で自分のことを巧いと思っている人」が、
「普通の人が気付かないような細かいミスとかテクニックを自虐的に語ってみせる」ことで、
「そんなことないですよ〜、巧いですよ〜すご〜いプロみた〜い」と、
言って欲しいからなんだということを知ってるからだろうな(笑)。
僕の知る限り、本物のプロは絶対そんな話、しないもん。

いざ現場を離れて十数年、
客観的にいろんな名手の歌を聴けるようになってやっと気付く、
たぶん歌の真髄って、声量だの音程だの、そんなとこにはないんだろうなと。

いやもちろん、それらは前提としてあるべきもので、
建物の基礎がしっかりしていないと、どんな綺麗な家も傾いちゃうように、
けっして軽んじられないもの。
でも基礎は基礎だから、見えなくてもいいんだよね。
強靱で、免震で、選び抜かれた素材を、最新の工法で…なんてことは。
まして見せびらかすようなものじゃない。

これだけのものが何十年経っても当たり前のようにびくともしてない、
というところに美学があるわけで。
見るものが当たり前に期待するもの、
それをキープするための陰のメンテナンスに、
わかる人だけが想像を巡らせるわけで。

多くの人は技術がどうこうといった細かいところを抜きにして、
純粋に歌そのもの、あるいは演奏も含めた音楽のつくる空気に身を委ねて、
いいなあ…と浸るわけで。

人の心を揺り動かす歌、そこに至るにはきっと、
基礎の積み重ねや技術的な修練のほかにもうひとつ、
ある決定的な何かがあるんだろうなあと、漠然と思う。

俗に言う、巧いだけじゃダメ、というやつか。
ただ、巧さがなければ説得力も乏しくなるのは間違いないし。
でも、けっして巧いわけではないのに人の心を揺さぶるものもたしかにあって。
何より、オンリーワンには、だれももはやその巧拙を語れなくなるわけで。

若い頃は「圧倒的に巧くなりたい」と願ってたんだけど、
いまはただ巧くてもしょうがないというか、どんなに巧くても、
人の心に届かなかったら単なる公開自慰行為だよな、という感じかな。
特に、自分が人前で歌わせてもらうなら、なおさら。

人の心に届くような歌、難しいよねこれ。
何をどうすればできるというものでもない。
僕は何度か、自分の歌で人が泣いてくれたことがあるんだけど、
それはテクニック云々をほめられるより、とても嬉しかったんだよね。
あるいは、僕が寝かしつけで歌う歌を、
子供たちが気に入ってせがんでくれたりとか。
僕はそっちがいいなあ、というだけのことよ。

ひたすら技術を磨くアプローチもアリだとは思う。
ただ、それはアスリート的なものかな、と解釈している。
アスリートならそれはどこまでやれるかという自分自身との勝負が中心で、
必ずしも観客の感動を前提としないとこもあるよね。
それでもそのアスリートの高い技術に裏づけされたパフォーマンスが、
人々の感動を呼ぶことも多くある。

対して僕は、格好いい(キザな)言い方しちゃうと、
単なる巧拙以上に、アーティスト志向というのだろうか。
ナンバーワンよりもオンリーワンになりたい、
そんな気持ちが強かったと言うべきか。
どんなにうまくとも、全然心に響かない、むしろ鼻について仕方がない、
そういう歌い手にはなりたくなかったんだよね。

まあ、それもこれも昔話。
いまの僕は教室でも家庭でも、
子供たちのオンリーワンであれればそれで充分。
とりあえず、今回初めてマイクを握った息子と一緒に、
彼の好きな『ガンダーラ』を歌ったのは、これまでにない愉しさがあったぞと。



以上とりとめもなく。
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巨星墜つ

2022-12-12 23:22:03 | 超・いぶたろう日記
水木一郎さんが亡くなられた。
難しい闘病中とは聞いてはいたが、やはりショックだ。
どうしてもアニメ作品と同様に、
子供の頃のスーパーヒーローは不死身なんじゃないか、
いつまでも元気でいてくれるんじゃないかと錯覚してしまう。
志村しかり、猪木しかり。

僕がまだバンドマンだった頃、
水木さんのワンマンライブに事務所のツテで連れてって貰ったことがある。
僕の音楽のルーツは子供の頃のアニメソングと歌謡曲で、
水木さんといえば、ささきいさおさんや堀江美都子さんと同じく、
僕にとっては神様のような人。
そんな水木さんのパワフルなライブを勉強させていただいたあと、
事務所の計らいでご本人に挨拶させていただく機会を頂戴した。
ちょうど堀江さんもいらしてて、もうド緊張。
直立不動でご挨拶したところ、握手していただいた。

グッと強い力で僕の手を握り、
「僕らはね、こうして若い君たちが見に来てくれるのは嬉しいし、後輩たちを大事にしていきたいんだよ。一緒に盛り上げていこうな!君らも頑張ってくれよな!応援してるぜ!」
と言ってくださった。
その時の感激は忘れられない。

残念ながら僕の実力では水木さんの後に続くことは叶わなかったけれど、
このエピソードひとつだけでも、バンドやっててよかったと思える。
いまや大事な思い出。

慎んで敬愛すべき偉大なるシンガー、水木さんのご冥福をお祈りいたします。
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5分が限界

2022-12-10 23:25:24 | 超・いぶたろう日記
まあアレだね。
もしおれがあのピッチに立っていたら……って想像はしちゃうよね。

…あの勢いで2時間もサッカーやらされたら、おれ絶対死んでるな、ってね。


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日本散る

2022-12-06 03:43:51 | 超・いぶたろう日記
前回準優勝国に120分同点からのPK負け。
素人目にも大善戦だし、ここまで選手は本当によく頑張ったと思う。
W杯にさして興味もなく、始まったことさえ知らなかった僕が、
失礼ながら代表選手の名前も知らなかったような僕が、
この時間帯まで見るようになったのは、
ここまでの代表チームの戦いぶりに魅かれたからに他ならない。
PK決着だなんて、想像だに悔しい負け方だし、
見る人が見ればまだまだ課題も多いのかもしれないけれど、
僕は今までで一番期待をもって母国代表を素直に応援したし、
何より試合が面白かったし、充分に楽しませてもらった。
日本代表には大きな拍手を送りたい。

ではおやすみなさい。
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素直にワールドカップ

2022-12-02 06:36:41 | 超・いぶたろう日記
いやースゴイ。これは本当にスゴイ。
素直に感動した。
まさかドイツとスペインに勝って決めるとは。
まあ、サッカーはW杯くらいしか見ないニワカですし、
何か語れるほど詳しくもないのでアレですけども。

天邪鬼な僕はナショナリズムにも抵抗あるし、
「みんなでひとつになって応援しなきゃいけない」
みたいのはものすご〜く苦手でして。
(そういや、普段サッカーの話題なんて欠片も持ち出さないくせに、W杯になると途端にサッカー通を気取り始めて、一夜漬けの知識を披露して悦に入ってたあの人なんかはそういうの大好きだったな…なんて思い出した。今回これほどの大躍進してるのに、話題にもしてないところを見るとやっぱそういうことなんよね、わかりやすい。)

加えてサッカーって、選手もタレントもムダにクセの強い人が多い印象で、
またそれらがW杯となるとテレビで無駄に大ハシャギするでしょ。
僕はあれがイヤでね…。
テレビなんか毎回実力以上に散々持ち上げてさ。
弱いくせに選手も評論家も中身のない大袈裟な言葉ばかり、
負けても「勇気をくれた」「次につながる」のひとつ覚え。
いつも日本の試合は斜に構えて見ちゃう癖がついてて、
早く負けちまえ〜なんて思ってたのよね。

だけど、今回は途中から初めて本気で応援しちゃった。
前半はもうダメだなこりゃと思って見てたんだけど、
後半入ってすぐ今までの日本代表では見たことないような矢継ぎ早のゴール。
しかも一本は文字通りの間一髪、三苫の神がかったライン際クロスから。
あれは痺れますね。
言葉だけじゃない「諦めない」を見事に体現した。
そこからは長い長い45分を全員で懸命に守る。
その直向きな姿に胸を打たれてしまった。
まったく茶化す気にならない。
実に素晴らしかった。次戦も楽しみ。

まったくもって実力に魅了されました。
日本代表の皆さん、サッカーファンの皆さんおめでとう!
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