いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

神様の草むしり

2013-01-23 22:55:43 | 超・いぶたろう日記
最近、とても親しい人を亡くして大変辛い思いをしたのだが、
亡くなるまでの1ヶ月、家族の献身的な介護があり、
そして亡くなるときも家族みんなに看取られての最期だったということで、
幾分かは救われた気がした。
それでももちろん、悲しいことにかわりはないけれど。

ただ、アルジェリアの事件を聞いて、何の前触れもお別れの時間もなく、
あんな無惨な形で愛する人に先立たれてしまった家族のお気持ちや、
いかばかりかとお察しする。

世の中に死んでも誰も悲しまない人なんて、誰もいないのにね。
そして生きていて欲しい人ほど、
あっけなく世を去ってしまったりもする。

そこには善人も悪人も、祈りも信仰心も、何の関係もない。
ただ、まるで草でもむしってるかのようだ。

だから僕は神様なんて、信じていない。

惜別

2013-01-19 23:38:24 | 超・いぶたろう日記
僕にとって、あなたはもうひとりの父親でした。
僕にとって、あなたは憧れの頼れる兄貴でした。
僕にとって、あなたは年の離れた親友でもありました。

ポーカーを教えてくれたのも、
パチンコに連れてってくれたのも、
バイクを教えてくれたのも、
クルマを教えてくれたのも、
うまいもの喰わしてくれたのも、
みんな、あなたでした。

ワガママで、理屈っぽくって、ナマイキで、
だからすぐに孤立してしまう僕を、
いつも理解してくれて、応援してくれて、
時にたしなめてくれて。
いつでもあなたは僕の味方でいてくれました。

僕はあなたとはいつも離れて暮らしていましたから、
やがて日常が僕を呑み込むころには、
今までと変わらない生活に戻ることでしょう。
ひょっとしたら今でもどこかを元気に飛び回っている、
またいつかそのうち会える、
そんな気持ちでいられるかもしれません。

だけれど、僕は寂しくてたまらない。
僕はいま、一度に父と兄と親友を失った、
そんな気持ちでいます。

優しくて、律儀で、生真面目で、
温かくて、一本気で、不器用で、
寂しがり屋で、世話焼きで、純粋で、
まっすぐで、どこまでも本当に真っ直ぐで、
奥さんのことが大好きで、
子供たちのことが大好きで、
みんなを分け隔てなく愛してくれた。

あなたはこんなに早くいなくなってはいけない人だった。

いまとなっては、あなたが一番気にかけていたものを、
僕らが支えて守って共に生きていくほか、
あなたへのご恩返しの術がありません。
だからそこは、心配しないでね。

いままで長い間、本当に、ありがとうございました。
辛くてたまらないけれど、さようなら。

体罰を苦に命を絶つなんて

2013-01-11 03:04:43 | 超・いぶたろう日記
信じられない、なんでそんなことで…と言えるのは他人事だから。
本人にとっては死ぬよりも辛いことだったのだろう。
実際、子供の頃のいじめや体罰は死の恐怖すら感じることだってある。
それが終わることなく続くのだ。
終わりを望んだって無理はない。
本人の苦しみを本当の意味で慮ることなく、
口先だけで「命の価値」なんてのをいくら説いてみせたって、
偽善者にしか見えないよ、そりゃ。

webに多い「昔は当たり前だった」なんてのは暴論の極みだね。
じゃああなたは昔、体罰を受けてありがたいと思ったのですかと問いたい。
Yesだと言うなら今後会社のために家族も顧みず、
ヒロポン打って休みなく働き、
仕事でミスした時には上司に体罰やパワハラを願い出るか、
責任をとって切腹するべきだね。
「昔は当たり前だった」のだから。

もっと保護者が子供の様子に注意して…なんて意見もあるようだけど、
些細なことで文句つける親の多さが、
ただの公務員でしかない学校現場の目を曇らせた側面は否定できないと思う。
いわく、どうせまたしょうもないことで騒いでるんだろうから、
調査のフリだけして、なかったことにしてしまえ…と。
15分で判断したなんてのはまさに象徴的。

いじめもそうだけど、
親と学校が子供についての責任をなすりあってるような状況じゃあ、
とても解決や再発防止は望めない。
共に手を携えて、状況を共有して、子供に向き合わなければならないのだ。

僕は基本的に体罰には否定派だけど、
「あらゆる」体罰を否定できるかといえばそうでもないことは認識している。
相互の信頼関係を不可欠の前提として、
温もりを感じ取れる、目の覚める一発というのは確かに存在する。
問題はそれが教師の自己満足や勘違いによって濫用されてしまうところにある。
そもそも、尊敬も信頼もしてない大人に殴られたって、子供は反感を覚えるだけだ。

子供の尊敬を勝ち取るのは難しい。
未熟な人格にも誠実に向き合い、
片手落ちな主張にも根気よく耳を傾けてやらねばならないからだ。
何より言動不一致が一番よくない。
理想を語るなら、少なくとも子供の前では演じきらなければならない。
それが難しければ等身大で向き合い、
大人もまた子供と同じ、失敗もすれば間違いもする、
発展途上の人間なんだと互いに胸襟を開くか。

どっちもできない生半可な親や教師が、強引な権威付け、
あるいは単なる憂さ晴らしのために手を出すのだ。
「怒る」と「叱る」とは違うのだ。

ちなみに、この仕事だからというわけでもなくて、
僕は多分小学生の頃から、
いまよりも当たり前に結構酷い体罰が横行していた時代だったが、
こういう大人の「叱るフリして怒ってるだけ」を感覚的に看破していたと思う。
今みたいに理屈立てられてはなかったけれどね。
僕は良くも悪くも子供の頃の感覚を忘れてはいない。
だからこの仕事を選んだんだと思う。
そんな僕が生徒と向き合うのに、体罰は必要ない。
てか、プロとして負けですよ。負け。

言うだけなら5歳児でも言えるんだよ

2013-01-08 10:02:06 | 超・いぶたろう日記
テレビで見たのだが、富山県の方言では、
「正座して下さい」を「おちんちんかいて」と言うそうだ。

その昔、聖飢魔Ⅱという偉大なバンドが、
岩手県南部地方の方言では、
紅玉という種類の林檎を「まんこう」と呼ぶ、
という知識を披瀝した後、
ライブ会場で林檎を観客席に見せながら、
「これは、何だ~!?」「ま~んこ~ぅ!」
という誰も文句の言えない伝説的な掛け合いを演じ、
あまつさえ電波に乗せてみせたあの離れ業を思い出す。

これくらいの知恵と配慮があれば、
もうちょっと理解して貰えたのだ、
ゴールデンボンバーも。

そのまんまやんけ

2013-01-07 12:18:59 | 超・いぶたろう日記
政治家って、やっぱり厚顔じゃないと務まらないんだろうな-。
何なのこの露骨な肩書き意識。
お昼の番組、ズラッと並んだコメンテーターの中、
彼一人だけ、国会風の大仰な縦書き名札。
筆書きで「日本維新の会 東国原英夫衆院議員」だって。
普通の神経なら自分だけこんなのあったら恥ずかしい、とってくれ、だと思うがなー。

まあ、彼に限ったことじゃないけどね。
わたしこの人昔っから大っ嫌いなもんで…。

もぎめんせつ

2013-01-06 23:47:38 | 超・いぶたろう日記
僕の教室、本日は受験生対象の模擬面接練習。
本番さながらに会場をつくり、
入退室から口頭試問まで、緊張感の漂う模擬練習です。

何年も担当した生徒が、自分の言葉で将来への思いを真剣に語る、
そんな場に立ち会えるのは嬉しいもんです。
練習だとわかっていても、いつもの先生が相手でも、
やはりかなり緊張する様子。
よく見ると手が震えていたり、声がうまく出なかったり、
ちょっと涙目になっている子も…。

そんな中、努力家で、勉強もできる、しっかりしたある女子生徒。

「た…体育祭ではっ、あのっ、お、おおまわとびを、なわす役に………?…し、し、失礼しましたっ、あ、あの、おおまわとびを、お、おおまわとびを、失礼しました!、えーっと、お、おーおーまーわー、……あれ?…し、失礼しました!」


もう僕はこらえるのに必死です。

さらには別の男子生徒。
「体育祭ではっ、う…運営に携わりまして、スローガンなどをっ、考えましたっ!」
「どんなスローガンですか?」
「……………………す、すみません、忘れました!」

えーかげんにせい(笑)

正月早々

2013-01-04 19:33:47 | 超・いぶたろう日記
まさに暗転。天国から地獄。
元アナウンサーの人身事故、ね。
なんかもう、たまらんね。言葉にならない。

亡くなったのは38歳男性、同い年だもんなあ。
こんな死に方するなんて自分でも予想だにしなかったろうし、
まだまだやりたいこともあったろうになあ。

web上ではいつものごとく、無責任な連中が言いたい放題。
「元人気アナ→金持ちと結婚→セレブ生活」へのヒガミかやっかみか、もうボロクソ。
現場はラブホテルじゃないかとか、不倫じゃないかとか、
ご自慢の「洞察力」的な何かをひけらかしたい、好事家探偵がゾロゾロ。

何だかなー。
品位ってもんがないよなー。

まあ、有名人だから仕方ないと言えばそれまでだし、
やってしまった方にもちろん同情の余地はないけれど、
交通事故って、犠牲者も、遺族も、そして加害者側も、みーんな地獄なんだよ。
ちょっと笑いのネタにはできないよな-。
自分だったら、という当たり前の想像力が欠けてるのかな-。

もっとも、報道をとらえて
「人ひとり亡くなってるのに、『チノパン』とはイカガナモノカ!」
なーんて、ピントのぼけた怒り方で正義感押し売りする気にもなれないけど、ね。

新年初のお買い物

2013-01-02 17:27:44 | 超・いぶたろう日記
は、浜松駅前の遠鉄百貨店。
さて、どれにしようか…

さてなー。
食器洗浄機も欲しいし、ウォシュレットも買いたいし、財布も買い換えたいし、時計も増やしたいし…。
クルマもぶつけられたとこ修理しなきゃだし、バイクのバッテリーもつみかえにゃならんし…。

誰か余ってるカネあったらくれー。