いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

遵法的な職場に勤める歓び

2015-06-30 19:50:29 | 超・いぶたろう日記
本日は,平日休みを利用して、
前職では11年間一度も実施されることのなかった
会社の定期健康診断。

前回は転職前に友人の開業医が声をかけてくれて、一昨年の12月に受けたのかな。
大学以来、実に20年ぶりの健康診断。
どっこも悪くなくてホッとしたんだけど、
身長が1cm伸びててビックリしたのね。

そして今回。
驚いたことに、また成長しとる(笑)。

175.7cmだって。
20歳から2.5cmも伸びた。
175って、ちょっと、イイ感じじゃん(笑)

いやー、食べ盛りだからなー。
このペースでいくと、240歳で2m超えてまうなー。

それはそうと、もっと衝撃だったのは体重だった。
た…タテに伸びたからだよ!!
そうだよ!そうにきまってら!

数値には触れずに去るの惑星。

実るほど

2015-06-26 01:15:42 | 超・いぶたろう日記
人をまとめる立場というのはとても難しい。
僕も前職からかれこれ10年近く(適不適にかかわらず)
そういうポジションで仕事をしているけれど、
振り返って未熟だったなあと思えることばかりだし、
いまもってなお、これでいいんだろうかと迷うことばかりだ。

いわゆるマネジメントというのだろうか。
勘違いしている人(実に多かった…)も少なくないのだけど、
会社での役職というのは単なる決定権や責任の所在であって、
別に人間として上位にあるわけではない。
年功序列・終身雇用の昔は会社も軍隊みたいで、
上司も好き勝手にエバってられたのだろうけど、
いまや、うつ・パワハラ・出社拒否、
そしてコンプライアンス…なんて時代だ。
一歩間違えたら訴訟沙汰にすらなる。
とにもかくにも隠忍自重、ガマンが大切だ。

職員ひとりひとりに目を配って、それぞれの良さを引き出して、
どうやったらバランス良く、チーム力を上げられるかということに腐心する。
プロスポーツチームの監督と同じだ。
彼らがいかに大変か、よくわかる。

選手(スタッフ)ひとりひとりにも理想があり、
希望があり、人生がある。
それらは必ずしも監督(マネージャー)の考えと一致しない。
一方的に押しつけてしまったら戦力流出になるかもしれない。
かといって何でもかんでも彼らの言い分を吞んでいては組織として機能しない。
どうしたらスタッフみんなのモチベーションを下げることなく、
チームとしての統制を保って、ベストのパフォーマンスを引き出せるか。
難しいったら、ない。
どこまでも試行錯誤と反省。

そりゃまあ、マネージャーだって人間ですからね。
溜め込んでばかりじゃ病気になっちゃう。
思ったことはきちんと言うべきなんだろうけど、
いつ、どこで、どれだけ、どんな風に言うかはいつも迷う。
僕は感情的になると言葉が過ぎることがあるので、
なるべく言葉を選ぶようにはしているけれど、
それでも言い過ぎちゃったかな…と反省することは多々ある。

コミュニケーションって本当に大事だな、と思う。
言わなくてもわかるだろうと勝手に期待したり、
なんでこんなことがわかんないんだと勝手に憤慨したり、
言い訳を聞いたり議論になったりが面倒くさくて流したり。
そういうのがいわゆる管理職ストレスを増幅しちゃうんだろうし、
孤独感を深くしてしまう原因にもなるんだろうと思う。

僕はふんぞり返って何もしない、というのがカッコ悪くてキライなので、
気づいたら自分で動いてしまうことが多い。
トイレ掃除だって、備品の整理だって、ゴミ捨てだって、掃除だって、
手が空いてれば普通にやる。

だけど、そういう「誰でもできる仕事」よりも優先的にやるべき、
「僕でなければできない仕事」が山積することも多い。
そうするとついつい、人が気づかない、動かないことを嘆いてしまう。
どうしてみんな気がつかないのだろう?
僕がこんなことまで全部やってたら廻らなくなるじゃないか…
気がついてるのにわざとやらないのか?
…などなど。
不健康ですよねえ(笑)。

でもだいたいにおいてその原因は自分で作っていることがほとんどだ。
つまり、自分の状況をあらかじめ周知していない。
スタッフに対してあらかじめ指示を出していない。
本当に自分でなければできないのか、人にやらせてみる余地はないのか、
自分以外にも担当できる人間を育成する手間を惜しんでいないか、
こういう視点で自分を省みることが本当に大切だと思う。

マネージャーとはそういう立場だ。
うまくいかない原因を人に押しつけているウチは強い組織は作れない。
常に自分のタクトを疑うこと。
そういう風に気づけたのは、実際自分の教室を構えてから、かなあ。
ちっとは年齢相応に丸くなれたのかも知れない(笑)。

今日、ウチのスタッフが某学校の説明会に出かけて、
偶然、以前一緒に仕事をしていた先生に会ったそうだ。
その先生もかつて僕が教室長を務めていた教室にいて、
数年前に退職しているのだが、
正直、その経緯が少し残念な形になってしまっていた。

まあ僕自身も若かったし、未熟だったし、
ものすごいプレッシャーと闘いながら必死でやってた時期だったので、
申し訳なかったなあと思い返すこともある。
そうしたらその先生がウチのスタッフに語ったことには、
「あの頃は自分も未熟でした、いまだったら室長の気持ちもわかるんですが…」
とのこと。

これは、何とも、染みる一言ですねえ。

彼は僕よりもずっと年長で、なのに僕は辛辣な言葉をぶつけたこともあり、
いま思うとなんて配慮に欠けた上司であったことか。
それでも彼はこうして時間が経って、僕を慮ってくれるようなことを言う。
背筋が伸びる思いだ。

何より、彼の年齢でなお、
そうした謙虚な思いに到るなんてスゴイことだと思う。
僕の知る限り、少なくともこの業界では、
年齢を重ねるほどに狭量で傲慢になっていく人ばかりだった。
自分に都合の悪いことは直視せず、
自己正当化する屁理屈ばかり巧みになり、
口を開けばグチか妬みか他人の悪口ばかり。
げんなりするほどそういう手合いを見てきたし、
そのたびに自分はそんな風になりたくないなあ…と思ってきた。
(おまえこそそうじゃないかと言われそうだけどね、気にしない・笑)

そんな中で巡り会った彼の一言は、
一服の清涼剤とも思える爽やかさだ。
こちらこそ、かつての非礼をお詫びしたいし、
今後のご健康とご活躍をお祈りしたい。

いまもって短気で理屈ぽくて好き嫌いの多い、未熟な僕ですけれど、
いつかは垂れるほどに実り豊かな稲穂になれるでしょうか。

何が問題かってそこじゃないんですよ

2015-06-24 02:15:07 | この国の憂鬱
国の根本に関わることなんだから、
「解釈変更」とかいう小手先のテクニックではなく、
正面から「防衛のために必要なんだ、だから改憲したい」
を丁寧に説明して、
国民的議論ののちに選挙まで持っていけばいいんだよね。

前回の選挙で安倍を選んだのは国民だと言うけれど、
前回の選挙では安保法制も集団的自衛権も争点に上がらなかった。
アベノミクスの成果だけをうたって行われた選挙で、
ほかに選択肢もない中で、
しかも絶対的に得票率に比例するとは言えない小選挙区中心の選挙制度で、
という前提を色々考えると、
「選んだ側が悪い」とばかりは言えない面も多い。

「安倍を選んだらこうなる」ことをちゃんとわかってた人は
そんなに多いだろうか。
ユダヤ人を数百万も虐殺することを期待して、
ドイツ国民はヒトラーを選んだのだろうか。

現実をまるで見ようとしない「反戦平和」一辺倒は確かに問題あるけれど、
でもこの国のたどった歴史を考えると、
少なくない国民が頑なになるのもやむを得ない。
原爆二つも落とされて、国中焦土にされて、
アレルギーにならないわけはない。
たかだか70年でそれらを全部忘れられるのは
戦場に行かなくていい為政者側だけ。
そもそも「反戦・平和」を「夢想」と切って捨てて、
ハナから民主主義を信用しないというか、
上から目線で国民をバカにしてる感じがすっごく目につく。
せめて思っててもバレないようにしろよなあ。

法整備の根拠とした「中国の脅威」も、
具体例として出した「スクランブル発進」の回数比較すら恣意的、
「合憲論者の専門家もたくさんいる」も出任せ、
こんなイイカゲンな政権が本当に日本の将来を憂えて
この法整備に踏み出したとは思えないし、
きちんと歯止めの範囲で運用できるとも思えない。
何度も言うけど、カッコイイから軍隊持ちたい、
っていう安倍お坊ちゃまのオモチャを揃えよう、
そんな風にどうしても見える。

安全保障の問題を議論する前に、
結論ありきで「合憲だから問題ない、やっちまえ」という
政権運営の在り方に大きな問題があると思う。

強弁

2015-06-23 02:11:55 | この国の憂鬱
学校で、タチの悪いやつらに目をつけられてて、
いじめられるかもしれないんで,
ナイフを持ち歩こうと思います。

そんで、もし僕の友達がいじめられていたら、
次は僕かもしれないんで刺そうと思います。

え?銃刀法違反?
え?傷害・殺人罪?

まったくの無罪という学者もたくさんいますが…。

これはね、強盗とか殺人が目的じゃないんですよ。
あくまでイジメの被害に遭わない自衛のためなんです。
僕の学校生活の平和と安全を守るためのものなんで、
刑法とか銃刀法とか、まったく違法に当たらない!
武器の携帯は違法だなんて、無責任ですよ!!


……なぁんて言い張るヤツがわんさか出て来たらどうすんだ安倍。

謙虚なプライド

2015-06-12 02:17:30 | 超・いぶたろう日記
「プライド」と「謙虚さ」って、
相反するものじゃないと思うんだよね。
プライドの反対は自虐とか卑屈だし、
謙虚の反対は慢心とか傲慢でしょ。

プライドは内面、自分が自分(の言動や仕事)に対して感じるもの。
こんなもんじゃ自分の仕事として納得できない、と思えばこそ、
進歩や成長につながるよね。
外に対して振りかざすと、ただの過信とか独善。

謙虚さは外面、自分が他者にどう見えているかを感じ取るもの。
謙虚である限り、教えてくれる人も助けてくれる人もいなくならない。
でも内に対して埋め尽くすと、自信をなくして挑戦できなくなる。

僕らの業界は、どーもプライド高すぎる人が多くてなかなか話しにくい。
しかもその根拠はといえば、
「過去の学歴」と「教え子の合格実績」だったりして、
結局「偏差値」の定義を抜けきれない貧しいもの。

僕らの商売は「自称」先生。
権威なんかじゃなくて、その本質はサービス業だ。
僕ら個人のちっぽけな価値観に拘泥せず、
自然体で生徒や保護者に向き合わないと見失うものも多い。

本物のプライドもって謙虚に仕事しないとね。

ビリケン内閣

2015-06-10 03:44:26 | この国の憂鬱
日米安保も核の傘も自衛隊も再軍備も
対米追従も集団的自衛権も辺野古移設も、
どれも難しい問題だ。
純然・明白な民意に基づき、
法に定められた手続きにのっとって行われるものであれば、
それもまた日本の選択としてやむを得ないとは思うけども、
民主主義が必ずしも正解を導き出すとは限らないし、
批判された政策の正しさを歴史が証明することだってある。

だけど、少なくともいまの安倍政権のやり方は卑怯だよね。
議論を避け、投票を避け、民意を避け、専門家を避け、詭弁を弄し、
明らかな憲法違反にも関わらず居直って「粛々と進め」ようとしている。
「手法」への批判にも「政策の必要性・重要性」にすり替えて強弁している。

生意気な生徒をぶん殴ってケガさせた先生が、
生徒のためだからしょうがないと言い張るのと似ている。
指導(政策)の必要性と暴力という手段の問題とは
そんなに簡単に置き換えられるものじゃない。

そもそも、そんなに必要なものならば、
時間が掛かってもきちんと改憲の道筋をとればいいじゃないか。
それが立憲国家ってもんだろう。
時間がないなんて理由にはならない。

中国や北朝鮮の脅威を理由に、
右傾化政策をとりたいというのはまだ理解できるが、
だから憲法無視でいいですよねという態度は傲慢そのもの。
その立場や主張が何であれ許されることではない。
このままゴリ押したらそれこそヒトラーもいいとこだ。

寺内正毅内閣以来ですかね。
授業でしか使ったことのない「ビリケン(非立憲)内閣」。
集団的自衛権そのものよりも、安倍政権のこの「人の支配」ぶりが大いに問題。
こんな連中にみすみす盤石な政権を与えてしまった昨年の選挙がつくづく悔やまれる。
いま米騒動的な内乱起こせば、
安倍は迷わず自衛隊で鎮圧しようとするだろうから、
寺内先輩みたく退陣に追い込めるんじゃないか?(笑)

プロスポーツとアマ実況

2015-06-03 01:18:30 | 超・いぶたろう日記
平日休みの火曜日、ゆっくり阪神戦を観戦。
久々の好ゲーム…かと思いきや、
九回2死からの逆転満塁ホームランを喰らうという、
もう言葉を喪う結末に憤懣やる方なく、テニスに切り替え。

テニスはまったくの門外漢だったんですが、
錦織選手のおかげで少しずつ面白さがわかってきてます。

しかしこのツォンガっていう選手、強いねー。
214km/hって…新幹線みたいなサーブ、
どーやったら打ち返せるんだ…。
僕なら気持ち折れるわー。

でも、折れずに何時間もやりあうんだよねー。
瞬発力と持久力と、両方要求されるハードなスポーツですね。

錦織は調子悪いのかな?相手が絶好調なのかな?
この辺は素人なのでわかりませんが、拮抗してて面白いです。
知らなかったんだけど、
ツォンガっていわゆる「BIG4」全員に土つけた唯一の選手なんだってねー。
すげーな。
それはつまり、天龍的なポジションという解釈で正しいのかな?(笑)

苦戦してますけど、錦織選手のプレイスタイルはひたむきだし、
体格の不利を様々な工夫で乗り越えてる感じがして、
すげー応援しがいがあります。がんばれー!

一方で実に気になるのは、このあまりにヘッタクソな実況アナウンサー。
プロとは思えぬ、陳腐な言葉選びのオンパレード。
どう見ても苦戦してる錦織が、ひとつやり返すたんびに

「風向きが変わってきました!」
「本当の勝負はここからです!」


と繰り返してる。

「テニスは最後まで何が起こるかわかりません!」

も手垢まみれの定型句だよなー。
何が起こるかわかるスポーツがあるのなら教えて欲しい。

…てか、九回逆転満塁本塁打での敗戦後の虎党に喧嘩売ってんのかと思う。

CM入りの尻切れもやらかすし、プロ意識ないなー。
舌は回るから場数はあるんだろうけど、経験にあぐらをかいて、
まーこんなもんだろ、てな姿勢でやってんだろな。
これだけの好試合なのに、送り手側に相応の緊張感がない。

せっかくのプロとプロの最高峰の試合を、
こういうアマチュアが実況すると台無しですね。
最高の料理に下品なBGMを流されてる感じ。
野球でもサッカーでも思うけど、
「実況抜き」を選べるようにして欲しいなー。