いぶろぐ

3割打者の凡打率は7割。そんなブログ。

以前僕は

2010-01-30 02:28:46 | 新・いぶたろう日記
自分を「能力差別主義者」だと書いたことがある。
2005年の4月頃の記事で、
僕は自己分析としてこんなことを書いている。

「 よくも悪くもドライ。能力で人を差別する。敵も味方も多い。
論理的だが利己的。徹底して要領を追求、故に手際の悪さを心底憎む。
結果至上主義。情に流されない。脅威的な集中力、しかし発揮までは時間かかる。
分析力・表現力に富む…が悪用する。気前がいいが故に借金も多い。
皮肉を言わずにおれない。寝坊癖。遅刻癖。徹底した楽観主義。」

しかし、今読んでみるとこれは、
どうも客観的な自己分析と言うより、
「こういう風に思われたい」「こういう言葉で説明したい」という、
ある種の願望の投影に近いものがあるのではないかと感じている。

僕は無能だと感じた人間に冷たい傾向があると思っていたが、
厳密に言うとちょっと違う。
僕は勉強のできない生徒を冷遇しているわけではないし、
どちらかといえば成績のいい子よりも、
成績が悪いながらも一生懸命な子を、無性に応援したくなる質だ。
しかしながら一方で、確かに仕事には厳しい面がある。
プロとしてのクオリティを守れない者には容赦がないし、
いったん見切りを付けると、その人に仕事を依頼しなくなる。
こういう面は確かにある。

一見、矛盾しているような感じだ。
しかしもっとよく考えてみると、
僕は人を能力だけで判断していないことに気づく。
いくら有能でも人格的に疑問を持った人物は評価しないし、
逆に無能であっても人柄のいい人は非難しない。
完全主義者のようなことを言いながら、
自分自身もミスをおかすことを積極的に認めているし、
楽観主義者のようなことを言いながら、
その実細部まで拘ろうとする。

要は、
有能無能に拘わらず、謙遜でない人物はダメだ、ということであろう。
図々しい人間が嫌いなだけなんである。
本人は謙遜のつもりで、やたらと卑屈な人もいるが、これもダメだ。
いずれにしても、「品格」って大事だな、と思う。
お高くとまるという意味ではなくて、何を言うか言わないかではなくて、
後味さわやかな自然体の言動。
そういうものが感じられるかどうかが、
僕の人物評価の基礎にあるのだと思う。

言うまでもないことだが、
ここでいう「人物評価」とは、自分を100点満点として、
見下ろしながら為すものではない。
自分を50として、今後の人生の参考として、
目標となる人物、反面教師となる人物をよく見ることである。
高潔な人物。下品な人物。
心細やかな人物。無礼な人物。
博識な人物。馬鹿な人物。
いろいろだ。
人をよく見ていると、自分がよく見えるようになる。
社会において、組織においての相対的な自分の位置づけも見えてくる。
そこで自分の軌道修正を図るのである。

僕は結果至上主義とか言いながら、実はプロセスをこそ重視しているし、
普段理詰めでものを考える割に、意外なほど情に流されやすい人間だ。
気前は良いが、借金はもうない。
寝坊と遅刻は最近どうにかなってきた。
立場が人をつくるのか、変われば変わるもんだ。
徹底的な楽観主義は余り変わらないが、
どちらかというと達観に近づいてきたような気もする。
悪いことも受け容れてしまう鷹揚さを覚えたと言うべきか。
面倒くさがりに拍車がかかっただけかも知れない。
論理的なのは常々心がけているが、型破りも大好きだし、
ここ一番では感性で決断しているような気もする。
利己的なのは確かだが、一方で変なサービス精神も在庫過剰だ。

唯一、いまでも変わらないのは「皮肉屋であること」くらいかな。
いぶろぐはそれで成立してるような場だもんねえ。
僕が皮肉を言わなくなたら死期が近づいてるんだと思って下さい(笑)。

むせんらん

2010-01-26 02:25:35 | 新・いぶたろう日記
3日間、久しぶりに苦闘しました。
発端は、ある日急に働かなくなったbuffalo。
これ、最初の導入の時もえっらい苦労したんだけど、
ある日急につながるようになって、どうにか1年まわってたのが、
やはりある日急につながらなくなったという。

でも、macじゃない?
んで、buffaloといえばAOSSじゃない?
なーんもしなくても勝手につながるハズなんだよね。
てこた、反応しないときは原因の探りようもなくて、
これはこれでタイヘンなんだよね。

会議のときやフリースポットではちゃんと働いてるから、
mac本体の問題じゃないでしょ。
最近買ったWii(正月セルフご褒美:これにここんとこハマり倒してます)の方は、
ちゃーんとつながってて、
懐かしのスーパーマリオ2とかもダウンロードできちゃうくらいだから、
buffaloにも問題がある訳じゃなさそうだ。

・・・よくわからんのですよ。

そこで。
ぜんっぶリセットしてやり直したのね。
初期化して、ネット構成も削除して、
AOSSぽちっと押して、ソフト起動して…

・・・ありゃ?

「AirMacを入にしてください」

だと?

・・・・・・入れてなかったか?
じゃあ…っておい、ちゃんと入になってるじゃない。

んでもっかいぽちっ…

「AirMacを入にしてください」


・・・入ってんよ!
ぽちっ。

「AirMacを入にしてください」


かっちーん。

ぽちっ!!!

「AirMacを入にしてください」



・・・・ぽちぃぃぃぃぃぃぃっっっっ!!!!!!!!

「AirMacを入にしてください」



そうですよあんた、聞いてくださいよ、また出ましたよ。
snow leopardにはAOSSが対応してません
とかなんとかもう。

もうこの時点であたしゃ湯気立ってますから、
そのまま家を飛び出して海まで走ってって小石投げてばっきゃろー
…じゃなくて、秋葉原ヨドバシへ一直線。

Time Capsule(\30,000)買ってしまいました。

いや、ずっと買おうかどうしようか迷ってたんだけど。
mac知らない人には何のことやらわかんないでしょうね。
要はapple純正の
「ワイヤレスネットワークベースステーション兼バックアップハードディスク」
ですよ。
バックアップも保険みたいなもんで、
とらなきゃとらなきゃでここまで無策で来ちゃってたもんだから、
そろそろ考えなきゃとは思ってたんだ。
幸いここまでは大きなトラブルに見舞われずに来たものの、
いまや仕事もプライベートも情報という情報がmacに詰まってますから、
何かあったらダメージ甚大だしね。
単なるハードディスクとしては高すぎるんだけど、
もうbuffaloじゃ無線が家で組めない以上、導入メリットが大きいかなと思ってさ。
とうとう買ってしまいましたとさ。

するとなんか、無性に色んなモン欲しくなって。

食器洗い乾燥機。
電子辞書。
マッサージチェア。
ホームシアターシステム。
ipod用のアンプとスピーカー。
デジカメ。

片っ端から見て歩いたら閉店時間になっちゃいました。
危ない、また散財するとこだった。
でも俺、買っちゃうなー。

食器洗い機は喉から手が出るほど欲しいんだけど、設置スペースがない。断念。
電子辞書は俺ずっとSHARP派だったんだけど、
見てきたら今やカシオex-wordって感じですね。
これの新しく出たヤツがカラーでキレイで3万8千円。
ホームシアターシステムはこだわり出すと100万とかすぐ行っちゃう恐ろしい世界なので、保留。
でも俺もミュージシャンのささくれ、いやちがった端くれ、
ipod用にスピーカーくらいは買ってもいーんじゃないかと。
いまヘッドフォンかmacだもんなー。
いい音で聴きたいよな-。
てなことでこれまた片っ端から聴き比べて、費用対効果も計算して、
ONKYOのX-S1+ND-S1に目を、イヤ耳をつけてきました。
これが1月中なら5万で揃うとのことなので、急がねば。
デジカメは長らく今は亡きMINOLTAのDimageXを愛用してきましたが、
このたびSONYから愛機を彷彿とさせる、
レンズの飛び出ないTXシリーズが出たじゃないですか。
しかもCMOSセンサーExmor R搭載だ、夜景にも強い。
この俺は深夜人間だ、てかこのTXてのがターミネーターぽくってイイ。
同じセンサーついてるWXの方が質感はいいとか色々教えて貰ったんだけど、
とある情報が僕を迷いから解放してくれた。
それはTX7。後継機。動画ハイビジョン対応。
もう決定でしょう。
これも買うとすると、俺いったいいくら用意すればいいんだ?

あ、あと画面がでっかくなったDSも欲しいぞ。
マリオとマリオカートくらいしかやんないんだけど。
てなわけで野望をたんまり抱えて帰ってきたのでした。

11時過ぎに地元駅へ帰ってきて、ココイチで夜食。
ここで食ったゴボウチップサラダがうまかった。
そしてココイチのごまドレッシングがやたらうまいことも発見。
上機嫌でカレーのレトルトとごまドレをお土産買いしてしまいました。

帰宅後はひたすらタイムカプソーと苦闘。
まあ、そんなにすんなりいくとは思ってなかったけどね。
3回目でようやくうまくつながって、そしたら早い早い。
むちゃくちゃ快適です。
しかもこれでバックアップもオートだもんな。
もうOS入れ替え時のあの悲劇みたいのはおさらばだな。

というわけで、物欲まみれの私の休日、お届けしました。

はやくも

2010-01-25 23:11:54 | 新・いぶたろう日記
年明けから1ヶ月が過ぎようとしてるね。
「2010年」にもようやく耳慣れ口慣れしてきたこの頃、
みなさん新年のスタートは順調ですか?
私は例に漏れずこの時期は連日忙殺です。
特に1月の下旬ともなると入試本番突入でしょう、
おちおち夜も寝られないような日々を過ごしております。

私の教室でも連日悲喜こもごも。
いや、何年やってもこの季節はせつないなあ。
合格すればこんなに嬉しいことはないけれど、
結果が出なかったときの無力感といったら・・・。
もうね、営業上の理由とか教室の実績云々じゃないんだよ。
とにかく目の前で手塩にかけた教え子が、
必死の努力にもかかわらず、
厳しい現実に打ちひしがれているのを見るのが辛い。
この神も仏もありゃしない不信心者が、
毎日祈ってるくらいだからなあ。
我々にとっては毎年のことでも、
子供らにとっては一生一度の大勝負。
酸いも甘いもかみ分けた大人にとってはなんてことなくても、
子供にとっては人生の分岐点。
ただ勉強のテクニックを教えるだけじゃダメ、
彼らの貴重な人生の一コマに配役された責任を感じないとね。
自然、一言一言が重みを帯びるよ。

しかしね、こんな職業で言うことじゃないかもしれないけれど、
やはり、入試なんてそれがすべてじゃないよね。
こんな紙切れ数枚の出来不出来でその子の本当の能力なんて測れっこないし、
ましてやそれが人間の価値につながろうはずもない。
実際、大人になっても学歴とか受験の実績とか自慢してる人って、
しょーもないのばっかしでしょ。
容れ物ばかり立派でも、中身がないからそうなるんだよね。
どこに合格するか、なんかよりも、
進学した先で何を為し得るかの方が何千倍も大事でしょ。
だけど、受験生たちは結果が出ないと、
自分のすべてを否定されたかのように錯覚してしまう。
入試ってのは残酷だよね。

中学受験なんて正直、異常だと思うよ。
自分もそれを通ってきた人間だし、それで救われた面もあって、
何ものにも代え難い経験になり得るものではあるのだけれど、
ひとつ間違えると人生そのものを狂わしかねない危なっかしさもあってさ。
中学受験は親の意志だけじゃダメだよ。
子供の側に充分な納得と相応の覚悟がなけりゃ。
みんなゆとり以来の公立不信で子供を受験に突っ込んで、
私立にさえ行けばOKと思ってるのかも知れないけれど、
いま、首都圏に限ってみても1万人は行く先無いんだよ。
遊びたい盛りの年齢の子たちがさ、2年も3年も勉強して、
しなくてもいい挫折感とか敗北感とか劣等感抱え込まされて、
あげく全部不合格でしたなんて、酷いと思わない?
それもいい経験だなんて、大人の理屈だよな。

幸い、というべきか、
我が教え子たちはどうにか行き先は確保した様子。
第一志望に必ずしも届いたわけではないけれど、
無用な敗北感は刻まれずに済んだかな。
曲がりなりにも一生懸命やったんだ、胸を張らなきゃ。
全力を尽くしたのなら、あとは運。そして縁。
人生にはどうにもならないこともある、
それを早いうちに知ることは決して悪いことばかりでもない。

…私はそれを知るのがちょっと遅すぎたんだけども(笑)。

年間最高の

2010-01-07 00:59:43 | 新・いぶたろう日記
「はんぼうき」がやって参りました。
半帽忌ではないのでそこんとこよろしく。
犯暴鬼では怖すぎる。
反某木。なんだかなあ。
飯忘期、これは言い得て妙。実際メシ喰うヒマもない。

繁忙期です。

ところで僕はマサルさんのブログが大好きなのだけども、
あのとぼけた味わいはどうやってもマネできないね。
時々神がかってるときすらある(笑)。

しばらくブログも書けそうにないかもなあ・・・。
新年会やりてーなー。



あけ(中略)す。

2010-01-01 23:17:33 | 新・いぶたろう日記
いつのまにやら正月です。
年末の休み無し15時間労働のツケがたたって、
なんにも特別なこともなく、
ただ寝ちぎった2日間でした。

しかも明日から仕事です(涙)。
今年の抱負を考えるヒマもありません。

もろもろまた書くとして、
とりあえず、年頭のご挨拶を。

昨年はいろいろなシーンで、家族や友人のありがたみを実感した1年でした。
改めて、僕は恵まれているなあと思います。
感謝の一言に、尽きます。

みんな今年もよろしく!