▼錬成中学とOCHABI

秋葉原電気街はずれの裏手に千代田区立練成中学校があったが
平成17年4月、神田地区の中学校である一橋中学校、今川中学校と統合され神田一橋中学校となった。
その跡地はどうなっているかというとなんと学校法人服部学園の
御茶の水美術学院と御茶の水美術専門学校になっていた。


    撮影日: 07.5.31 2:23:57 PM

通称お茶美と呼ばれ地方から美大受験をめざす高校生が
上京して夏期講習に通ったりするので有名である。

少子化とドーナツ化で廃校となったけれど
ある意味一等地にある校舎をそのまま美術学校に転用するというのも
面白い試みだなぁと思って感心したが
御茶の水校の立て替えが終わる平成20年9月まで借りているだけらしい。

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【…の字】

【…の字】

日が長くなった。




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▼バスからの視線

ピンクパンサーのクルーゾー警部が裸で乗用車を運転していたら
観光バスの客からは下半身が丸見えで、大笑いされるシーンがあった気がする。
バスからは乗用車内の下半身がよく見える。

東名高速バス清水ライナーの窓から交差点で停車中の自動車内が見え、
マニキュアを塗った手が……と思ったらペディキュアを塗った足だった。



運転中にカーオーディオを操作しようとして…とか、
運転中にタバコを吸おうとして…とかの運転ミスで事故を起こさないために
こういうチンパンジー的な足の動かし方を習得しておくと便利かも知れない。

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▼ぽっこりお腹

「うるせーなー、余計なお世話だろうがっ!」
と言ってやりたい。
ぽっこりお腹という言葉が子ども扱いに聞こえるからだろうか。



♪お腹の おやこは 仲よし こよし いつでも いっしょに ぽっこり ぽっこり あるく
(文部省唱歌より)

ちえっ!

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【サンコノマツ】

【サンコノマツ】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 5 月 30 日の日記再掲

東京都豊島区駒込。ふらりと買い物に出たついでに散歩する染井霊園内に不思議な木がある。

かなり大きくて目立つ木であり、太い幹はプラタナスにとてもよく似ている。幹だけ見ると広葉樹のプラタナスなのだけれど、葉っぱを見ると針葉樹の松というプラタナスに松を接ぎ木したような奇っ怪で不思議な樹木であり、これはサンコノマツもしくはシロマツもしくはハクショウと呼ばれるらしい。

■豊島区駒込、染井霊園に1本生えているサンコノマツ。
RICOH GR Digital

中国原産のこの木はなかなか珍しい樹木のようで、動物のパンダのように中国の国際外交において戦略的な贈り物にも使われるらしい。

プラタナスのような幹で思い出すのが、日本に最初に持ち込まれたと言われるプラタナス並木のある郷里静岡県清水興津の独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構カンキツ研究部、通称興津の柑橘試験場であり、かつてそこにもこの珍しい木があった。

■どう見ても幹はプラタナス。
NIKON COOLPIX S10

カンキツ研究部(興津)のサイトに「興津の名木」と題されたページがあり、そこには敷地内にある名木を紹介したページがある。

歴史ある,当カンキツ研究部(興津)には,いくつかの名木と呼ぶにふさわしい樹木があります。
その名木の数々をご紹介します。
サンコノマツ(シロマツ,ハクショウ)
Pinus bungeana Zuccex Endl.
中国名:白皮松,蛇皮松,虎皮松
英 名:lace-bark pine
仏 名:pin Napole'n
原 産:中国北西部 原産地では2~30mの高木
特 徴:樹皮が鱗片状に脱落し、幹が黄褐緑、老木は白色となり美しい葉は3葉である。球果は長さ5~7.5cmで円錐状卵形。この樹は未だ結実していない。
 サンコノマツは漢字にすれば、「三鈷の松」でその意味は金鋼杵(こんごうしょ)の1種のことである。三鈷の先は3つに分かれていて、密教の修法に用 いる器具である。それにこの松の葉3葉の出始めの形が似ているからである。金鋼杵は古代インドの武器で後に密教で煩悩を打ち砕くための菩薩心を表すために手を持つようになった。
 先端が1本のものを独鈷、3本を三鈷、5本を五鈷という。ハクショウ、白皮松などはこの老樹の樹皮が美しいことから名付けられており、その樹肌、樹姿の美しさから、中国は宮殿の庭に植えられており、高位高官の庭にそのシンボル的な樹として珍重された。朝鮮にも渡り、やはり高級庭園木として貴重品扱いされている。マツノザイセンチュウ(マツクイムシ)に抵抗性があり、こ れとの雑種が検討されていると聞くが、この松は成長が遅いため問題もある。 
 この2本のサンコノマツは戦前に北京へ園芸関係の調査団が訪問した時(団長 梶浦実)同道した田中諭一郎博士が種子を持ち帰り育成したもので樹齢50年程度である。本町には旧水口屋に植えられており、他に数本が県内にあるが、当場の樹は古木に属すると考えられる。(かつて独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構カンキツ研究部のサイトにあった記述より)

ということで興津のカンキツ研究部にはかつて2本のサンコノマツがあったことがわかる。なぜ「かつて・あった」と過去形で書くかというと興津のカンキツ研究部のサイトに今もある「興津の名木」ページからはなぜかサンコノマツの紹介が忽然と消えてしまった(古いページはリンク切れとなって2007年5月30日現在ネット上に存在している)からである。

■遠ざかって幹を見たり、近寄って細部を見なければごく普通の松である。
NIKON COOLPIX S10

不幸にも枯れたりして失われたとか、貴重なのでどこかへ大切に移されたとか、戦略的にどこかへ寄贈されたとか、紹介するのがまずい理由が生じたとか、マツノザイセンチュウ(マツクイムシ)に抵抗性を持つ雑種の開発にいよいよ着手するため他の研究部に移されたとか、実はサンコノマツと思いこんでいた木が結実しないので調べたらサンコノマツではなかったとか、単にサイト更新の際に入れ忘れているとか……楽しいものから楽しくないものまでさまざまな理由が考えられるわけで、メールを書いて問い合わせるほどのことでもないので、いつの日かカンキツ研究部の一般公開にでかけたら理由を確かめて見たい小さな楽しみのひとつになっている。

追記:カンキツ研究部の白皮松は一昨年突然枯れて伐採されたと教えていただいた。昨年の秋に訪問して切り株となった白皮松の年輪を数えたら100年に近く、試験場創設初期のものであったことがわかったという。

 

■白松(サンコノマツ)についてのその後

→ 白松とツァラトゥストラはかく語りき
→ 【三木成夫と西成甫で「アッと驚く為五郎」】



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【庵原川沿いの家】

【庵原川沿いの家】

庵原川沿いに立つ農家の2階に友人を訪ねる。

天下の庵原なのでバスの便を頼りにしていたらなんと1時間に1本くらいしかないのにびっくり。
仕方なしに庵原小学校までタクシーに乗りそこから庵原川沿いに歩いたら汗だくになった。

OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

あまりに暑いので窓を開け放ってもらって話をしていたら川のせせらぎの音が大きくて声が聞こえず、
「川の音がこんなに大きかったら毎日喧しくない?」
と聞いたら
「だって昨日は豪雨だったから」
と答えた。

OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6  

そうか、そうだよなぁと思い
「この川に魚はいるの?」
と聞いてしまい、愚問だったとすぐに気づき、
「いるよね、前回来たときカワセミが飛んでいるのを見たから」
と付け加えたけれど、川の流れの音が大きくて聞こえなかったかも知れない。

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【江戸と駿河台と庵原と第二東名】

【江戸と駿河台と庵原と第二東名】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 5 月 29 日の日記再掲

江戸の町は海岸の埋め立てによって整備され、埋め立て用の土は駿河台(神田山)の土が使われた。

削られた大地は平坦になって屋敷町となり(神田神保町辺り)、切り通しに作られた水路(お茶の水脇の神田川)は洪水から江戸の町を救い、工事に当たって伊達家が掘削した神田川水路切り通しの土もまた江戸湾埋め立てのために供された。

■静岡県清水原。建設中のループの下がそうであるように、この地域一帯は入り組んだ小さな谷ででこぼこの地形だった。
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

静岡県清水庵原。
友人夫婦の案内で庵原の高台に上る。急峻だったミカン山が平坦に整地されミカン畑のすぐ脇まで農作業用の自動車が入れるようになっている。ミカン栽培くらいにしか適さない山を守ってきた農家も高齢化が進み、そのままでは荒れ果てた山が残るだけだと言う。

中学生時代、ミカン狩りを体験させて貰った祖父母の家近くの山もかつては立派なミカン山だったが、今は手入れをされていない竹やぶに覆われており、母の墓に参ってくれた両河内でタケノコを生産している友人も
「この山はすごい事になってるなぁ」
と驚いていた。

■静岡県清水原。農作業の労力軽減のためにこういうモノレールやリフトがミカン山に作られたけれど、農家の高齢化はどんどん進んで山の上り下りはますます困難になっている。
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

第二東名高速道路の建設が進み、ジャンクションとなる道の建設が進む庵原。

小高い山が入り組んで耕作が大変だった場所には大量の土が入れられて平坦な台地となり、畑脇まで車が入れる日当たりの良い農地に生まれ変わって行く。そうしなければ高齢化に伴う農業離れと地域の荒廃に歯止めがかからないという。

■谷間がトンネル工事で掘り出された土で埋め立てられて作られた新たな農地。
OLYMPUS E-410 ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6

高速道路とともに整備されて行く農地造成には平坦化された山の土と第二東名高速道路トンネル掘削で掘り出された土が当てられているそうで、それは江戸の町と駿河台の関係に似ている。

 

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▼エリマキトカゲとラーメン

東京都新宿区荒木町。

ラーメン店主はネット上に掲載された写真を見て
「これはおれが作ったラーメンだ」
とわかるのだろうか…と自分で書いて思い出したが
この店の「エリマキらーめん」なら
一目でわかるのではないだろうか。
一時ブームになったエリマキトカゲはこの店の看板として生き残っている。



僕はどうもラーメンに海苔が入っているのが好きではない。
スープの味が壊れるような気がするのと
海苔の微細なかけらがスープに浮いているのを見て
ふと異物を見つけたような気がしてドキッとするからだ。

同じくラーメンにふやけたワカメがのっているのも嫌いだけれど
昔の支那そば風に青菜のおひたしがのっているのは好き。

伯母はラーメンのなるとが大嫌いで箸でつまんで僕に良くくれた。
なると巻きのピンクに着色した部分に歯の金属冠が触れると
ビビッと電気が走るという不思議な症状を訴えていた。

ラーメンの具は難しい。

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【旧清水市役所前にて】

旧清水市役所前にて

旧清水市役所前の巨大オブジェ。

このスクリュープロペラは、大阪商船三井船舶(株)の貨物船こりんと丸(11,371D/W)に装備されていたものです。
こりんと丸は昭和45年3月に建造され、中南米・カリブ海航路に就航、清水港にも延べ19回寄港し、輸出入貨物の輸送に活躍しました。
(解説板より


こうして写真を見るとスクリュープロペラの手前にオレンジ色のものが吹き溜まっているように見えるのは旧清水市役所の大蘇鉄から飛び散った「大胞子葉の褐色毛」だろうか。

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【意外な海鮮丼】

【意外な海鮮丼】

清水の商店街をぶらつくとき母が
「この店のとーさんを知っている」
と言い、どう知っているのかを聞かないうちに他界したので聞きそびれた。

結局一度も入ったことの無かった寿司屋の暖簾を昼食時にくぐってみた。

ランチメニューには丼ものが3種類あり、一番安い海鮮丼750円を注文してみた。
年配のご主人と奥さんがおり、「(ああこの人が母の言っていたとーさんか)」とわかる。
そして息子さんらしき人もカウンター内にいて二人で協力して海鮮丼を作っている。
世代交代の最中だろうか。


意外にも丼と言いながら皿の上にそよとのったちらし風でとても食べやすい。
どうもちらし桶に入った寿司は食べ辛く感じるのでこれはこれで良いと思う。
息子さんが主導権をとっているせいか適度に若々しくて良い。

店に入った時、大量の小鯵を三枚に下ろしていて食べたいと思ったが、それがちゃんと入っていて嬉しい。
地の鯵はとても美味しくて好きだから。

海鮮丼本体とは別に和風サラダとあたたかい自家製揚げ餃子が二つつき誠実な味の大根の味噌汁がついていてどれも美味しい。

夜飲みに来てみたいな、と思う点まで含めて意外な掘り出し物の店だった。

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▼清水ラーメン図録

ラーメン店主はネット上に掲載された写真を見て
「これはおれが作ったラーメンだ」
とわかるのだろうか。
わかるんだろうと思いたい。


   撮影日: 07.5.19 1:11:01 PM

で、こういう写真を見て
「あっ、これは●●のチャーシュー麺だ」
と言い当ててもらうのを見たら
自分がラーメン店主だったら一杯ご馳走したくなるのだけれどどうだろうか。
ご馳走したくなると思いたい。

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【静鉄タクシー七軒町営業所青空市】

【静鉄タクシー七軒町営業所青空市】

ペンキ塗り替えを終えた巴川橋梁に画竜点睛で「巴川橋りょう」の白文字が書き込まれているかを確かめるために大正橋を渡ったら静鉄タクシー七軒町営業所脇に青空市の露店が出ていた。


見慣れた風景の中に思いがけないものが加わったら何となくうきうきと嬉しくなるのが不思議でこれもまた画竜点睛なのかも知れない。

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【祭り手ぬぐい】

祭り手ぬぐい

静岡県清水上清水。

懐かしい色合いの陽光が溢れ、懐かしい風のにおいがして、祭り手ぬぐいが風に揺れていたりすると今年ももう夏が近いなぁ…と思う。


季節の移ろいが妙に気になる年齢になると、ありきたりなたとえだけれど人生は、やっぱりメリーゴーラウンド(carrousel)に似ているなと思い、懐かしいバフィー・セントメリーの唄を口ずさんだりする。

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【旧清水市役所と大胞子葉の褐色毛】

【旧清水市役所と大胞子葉の褐色毛】
 
 

(『電脳六義園通信所』アーカイブに加筆訂正した 2007年 5 月 28 日の日記再掲

8 時 26 分新清水バス停発の清水ライナーを待つ間、旧清水市役所辺りを散策。

妻が免許証の書き換えに行ったら新しい免許証には本籍地の表記がなくなり、さらに個人情報保護のため 4 桁の暗証番号を 2 つ登録する磁気カードになっていたと言う。次回の更新からはそういう免許証を持つことになるのだけれど、免許証に記載される本籍地は旧清水市役所の番地にしているので免許証から表記が無くなるとちょっと寂しい。

前回の更新案内が来た時は母の病状がいよいよひどくなり仕事を休んで清水の実家に泊まり込んでいたので、更新のためにわざわざ帰京することもできそうになく、9 月の誕生日まで 1 ヶ月の更新可能期間になったら清水でも更新してもらえるのかな、清水の本籍地表示の免許証だからやってくれるんじゃないかな、などとあれこれ思案したものだった。

■旧清水市役所時代からある大蘇鉄。

旧清水市役所前に大きな蘇鉄があり、根元に寄贈者のネームプレートがあるので今の市庁舎ができた際に寄贈されたものだろうと思っていたのだけれど、読んで見るとなんと寄贈されたのは昭和 29 年になっている。ということはこの蘇鉄は丹下健三設計の旧清水市役所を知っている。

小さな蘇鉄は大蘇鉄で名高い龍華寺から贈られたもので蘇鉄の寄贈はもっともな根拠がある。一方大きな蘇鉄の寄贈者は個人名でありどんな人だったんだろうと横砂 68-4 で地図検索してみたがヒントがない。

■雌株の分泌物。
NIKON COOLPIX S10

蘇鉄は雌雄異株の常緑裸子植物である。
郷里静岡県清水はなぜか町の中に植えられた蘇鉄が多く、子どものころからよく眺めて育ったけれど、雌株の真ん中にある雌花は不気味な形状の触手のようなもののまわりにオレンジ色のものを分泌しており、松脂(まつやに)のように触ったらべとっと指に付着しそうでおぞましく思っていた。

■雌株の分泌物。
NIKON COOLPIX S10

人間暇だと余計なことをしたくなるもので、ちょっと植え込みに入って恐る恐る黄色い物質をつまんで見たら、拍子抜けするほど柔らかくさらっとした繊維状のもので、毛布の毛をむしり取ったのに似ている。

■膝にのせてアップで写した雌株の体毛。洗いざらしたジーンズと対比するとその繊細さがわかる。
RICOH GR Digital

雌花は気味の悪い物質を分泌しているのではなくふんわりとした体毛に包まれて毛深いことがわかったけれど、毛深いことをもっと上手に表現できないかと広辞苑を引いたら、
「雌花は羽裂した大胞子葉が束生。大胞子葉は褐色毛で覆われ、下部に 1 ~ 3 対の胚珠をつける。」
とあり雌花の毛は「大胞子葉の褐色毛(だいほうしようのかっしょくもう)」と呼べば良いのだった。

そういう紋切り型の表現を覚えて安心するのは、対象の存在を気味悪がっている証拠なのだ。

 

 

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【富士とランタナ】

【富士とランタナ】

10時55分、静岡駅着。
11時07分発興津行に乗り換え。
踏み切り事故のため7分ほど遅れが出ているという。

■三島駅あたりを通過中の車窓より。
NIKON COOLPIX S10

10時21分草薙着、10時25分静鉄電車に乗り換え。
草薙駅で3000円のパサールカードを買う。

■静岡県清水桜橋。
NIKON COOLPIX S10

桜橋駅で下車して階段を上ったらランタナが満開になっていた。
熱帯アメリカの原産の花が野生化して各地で繁殖しているのは植物学的に見ると気象の異常を示唆する現象らしいけれど、この派手な花が意外にも江戸時代には既に渡来していたらしい。

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