【大曲交差点】

【大曲交差点】
 
 
静岡県静岡市清水区の大曲交差点。


背にしているのが国道1号線葵区方向。左の道が東西大曲町を抜け渋川から渋川橋へ抜ける道。その右の道が国道1号線で北東に延びて巴川橋で巴川を渡る。その右が元城町と入江の間を抜けて柳橋や大正橋に向かう道、最も右手の道が桜橋方向へ向かう県道197号入江富士見線。そんなわけで大曲交差点は五差路になっている。



北街道と高部の田んぼと帆掛山。

東京の小学校を卒業し、母親と二人東京から郷里清水に戻って最初に住んだ町が大曲で、いわば清水の暮らしのスタート地点が大曲だった。なぜか祖父母も叔父も友人もそうだったが、他界して葬儀の日に決まって通るのが大曲交差点であり、旧清水市の斎場に向かう際に通る通過点になっていた。

中央公民館や船越公民館で藍染を教えていたわが母も、葬儀の日は大曲交差点を過ぎ、中央公民館前を過ぎ、清水市立第二中学前を過ぎ、息子夫婦が結婚式を挙げたルーテル教会前を過ぎ、船越公民館前を過ぎて火葬場へ向かったわけで、なんてすごいコースなんだろうと驚いたのがもう5年前の夏になる。

 
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【8月17日の清水帰省】

【8月17日の清水帰省】
 
 
8月17日(火曜日)は雑誌『季刊清水』編集会議のため日帰り帰省した。


新宿駅新南口9:20発、押切12:03着の高速バス駿府ライナー3号を予約したのだけれど、出掛ける直前になってひとつ済ませていない仕事を思い出し、片付けてネット送信していたら間に合わなかった。

駒込駅の自動券売機で新幹線の切符を買ったらひかり467号の指定席がとれ、静岡駅に11時6分着。その列車に乗るなら静岡駅20番バス乗り場から11時13分発の、しずてつジャストラインバス北街道線清水駅行きに間に合うと、友だちがtwitterで教えてくれた。毎朝六義園外周を早歩きしていたせいか余裕を持って間に合い、押切で下車した。



北街道と高部の田んぼと帆掛山。



押切の「らいみん」が営業していたので、一度食べたいと思っていた一番のおすすめメニューである五目揚げそばを食べてみた。揚げたパリパリの中華麺にあんかけ炒めをかけた堅焼きそばだと思ったら柔らかタイプで意表を突かれた。美味しいのだけれど量が多く、残すのが嫌なので頑張って食べたらお腹が爆発しそうになった。



「らいみん」の五目揚げそば。



高部のふれっぴーで花を買い北街道から塩田川土手を歩き、保蟹寺で墓参りをしたがすさまじい猛暑で、いままでで一番おざなりな墓参だったかもしれない。



塩田川パノラマ
 
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▼夏の重さ

 

小学生時代の夏休みは丸まる郷里に預けられたので、夏休みが終わりに近づいて上京すると久々に級友に会うのが気恥ずかしかった。

「田舎のある奴はいいよなぁ~」などと羨ましがられたが、この年になって郷里に実家がなくなったら、夏に帰る田舎のなかった彼らの気持ちがよくわかる。東京は電車も空いているし、交通量も少ないせいか町もひっそりと静かに感じる。



12日17時57分の六義園上空。この夏の雲は妙に荒々しい気がする。



終業式を終えたら母親に連れられて静岡県清水に帰省し、夏休みが終わりに近づくと、迎えに来た母親に連れられて再び東京へ戻った。そんなわけで夏休み中に何度かあったはずの登校日にも出たことがないし、小学校のプールで泳いだ記憶もない。



田舎でさまざまな体験をしてきたことを羨ましがられることが多かったけれど、帰省する故郷を持たない東京残留組にもさまざまな夏のドラマはあり、夏休みが終わったら交通事故で片足を失っていた友だちもいれば、お母さんを亡くして家事を手伝い始めた友だちもいた。

きっと旅した者も留まった者も年を経て振り返れば、人生における夏の思い出の重さは、はかったように等量になっているのだと思う。



8月13日の計測結果。
KsoQ 2010.8.13 - 6:01 am
TotalTime: 000000'51:36.7
Ave.Time: 000000'10:19.3
001 000'10:30.8
002 000'10:25.3
003 000'10:21.0
004 000'10:12.2
005 000'10:07.4



Palm Z22 にて計測。

 
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▼夏の風邪

 

清水帰省したら夏風邪をひいて咳をしている人が多いことにびっくりした。

夏風邪などひかないしうつらない自信があったのだけれど、10日の午後になって急にのどが腫れて熱っぽくなった。冬に飲み残した総合感冒薬があったのでそれを飲み、翌日11日は朝のウォーキングを休んだ。



11日正午前の池袋にて。猛暑。



昼近くなって池袋まで仕事の打ち合わせに出掛け、帰ってきて昼食をとり、仕事場で机に向かったら眠くてたまらず、椅子に腰掛けたまま居眠りをし身体が傾いてびっくりした拍子に目が覚めた。そうしたら目が覚めても頭が朦朧としており、今日が何月何日の何曜日なのかも思い出せず、ひょつとして脳内でトラブルでも起きたかとひやっとした。いま思えば暑くて気づかなかっただけでかなり熱があったのかもしれない。



12日の未明に目をさましたらまだのどが痛くて、5時前まで布団の中でもぞもぞしていたら、東の空が白みはじめる頃にはだんだん元気が出てきた。六義園内のセミも元気に鳴き始め、この調子なら朝のウォーキングができそうな気がしたので、六義園1周1.2kmを10分台のペースで快調に5周し、柔軟体操100回コースを一通りこなし、滝のような汗をかいてシャワーを浴びたら風邪が完全に抜けてしまった。

しみじみ自分は夏向きなんじゃないかと思う。



8月12日の計測結果。
KsoQ 2010.8.12 - 5:56 am
TotalTime: 000000'52:13.6
Ave.Time: 000000'10:26.7
001 000'10:38.8
002 000'10:32.8
003 000'10:19.0
004 000'10:24.4
005 000'10:18.6



Palm Z22 にて計測。

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【雲がわく場所】

【雲がわく場所】
 
 
郷里静岡県清水では雨が降る日に、清水平野北部の山から湧くように雲が出てくる日があって、子どもの頃から壮観な自然の演出に感動したものだった。


祖父母の暮らしていた能島の家は、北側に大内の観音さんこと霊山寺のある帆掛山があり、その山の稜線を乗り越えるように雲が出てくる雨の日をいくつか記憶している。

一度ビデオで撮影してみたいものだと思うのだけれど、郷里を離れてしまうとそういう機会はないし、もし郷里で暮らしていたとしたらそんな他愛のないことを思いつく心の余裕などないのかもしれない。
 


雨上がりの山々。8月9日、新静岡駅に向かう静鉄電車車内より。


昨日もまた雲が山を越えて清水平野に流れ込んでいたのかもしれないな、と思って山の方を眺める雨上がりの朝は、きまって山のあちこちに白い雲が引っかかって残っており、ああいう雲が引っかかりやすい場所にある茶畑のお茶は美味しいんじゃないかな、などとふと思う。

 
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【8月8日】

【8月8日】
 
 
8月8日は母親の祥月命日なので清水帰省した。


清水駅江尻口に出ると駅前ロータリーの再開発工事が進んでいる。正面に大和屋がなく西友がいきなり見える光景にはちょっと面食らう。そのうち慣れてしまい、大和屋があった風景を思い出すことの方が難しくなるのかもしれないけれど。



清水駅駅前ロータリー再開発工事中。



駅前で買い物をしてタクシーに乗り、能島の叔父夫婦を訪ねて挨拶をした。一緒に墓参りしようと言う叔父の運転する軽トラックの助手席に乗って、大内にある保蟹寺まで行った。母親の墓にも、本家の墓にも、伯父の墓にも花が供えられており、ひと足先に従妹が叔母の墓に参ったらしい。



500mlのペットボトル入り飲料を買うとちょっと飲んで余るので350mlのTHERMOSボトルを買った。



叔父に渋川橋の友人宅まで送って貰い、渋川橋の友人に鶴舞町の友人宅まで送って貰ってもらうという幸運に恵まれ、一度行ってみたかった宝珠園鶴舞支店で友人と食事をする時間ができた。

午後1時には入江生涯学習交流館に着き、『おはなしジャングル――おとなのためのおはなしかい』の準備手伝いに間に合った。『季刊清水』のための取材を終え、友人たちとの懇親会をし、何軒かハシゴをして鶴舞町の友人宅に着く頃には、もう日付が変わっていたかもしれない。



8月9日朝の桜橋駅。



翌朝8時に出社するという友人宅を出て、桜橋駅から静鉄電車に乗り、通勤通学客と一緒に新静岡に出て、静岡駅9時36分発のひかり号に乗ったら東京駅着が10時40分だった。駆け足で変則的な帰省をしたら母が存命だった最後の夏を思い出した。

 
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▼汗

 


ここ数年、夏の日射しが異様なほど苛烈に感じられ、暑いを通り越して熱くて痛い。

5時ちょっと前の日の出時刻から、明るくなったとたんぐんぐん気温が上がるので、朝のウォーキングは目覚まし時計をかけて5時過ぎにスタートしている。1周1.2キロを5周し、間に体操を挟むとちょうど1時間ほどになり、毎日の日課を終える午前6時過ぎにはかなり気温が上がっていて蒸し暑い。



駒込駅に着いた茶51系統バス。表示を変更して秋葉原行きになる。駒込駅前にて。



何回まわったかの確認と日々の記録のため、古いPalmマシン、SONY の CLIE TG50 に時間計測ソフトをインストールして右手に持ち、周回するごとにラップタイムを計っている。このところの暑さで発汗量が半端でなく、腕を伝って掌まで伝い、手に持ったCLIEが壊れそうになってきた。



買ってきたリストバンド。



秋葉原駅行き、都営バス茶51系統に乗って御茶ノ水駅前で下車、駿河台下のスポーツ用品店まで行って汗止め用のリストバンドを買ってきた。それでも掌近くに汗をかくので、CLIE TG50 より機密性が高そうな構造の 米 Palm, inc. 製 Palm Z22 が引き出しの隅で眠っていたのを引っ張り出し、計測ソフトを入れてストップウォッチがわりにした。



米 Palm, inc. 製 Palm Z22。ものすごく小さくて樹脂製iPodみたいな構造をしている。



PalmOS のように小さくてユーザー・フレンドリーな OS を使用したこういうストップウォッチがあったらいいのになあと思う。Palm Z22 は通信用インターフェイスが赤外線しかないので、ウォーキング終了後データを CLIE TG50 に赤外線で渡して仕事場の Macintosh あてにメールし、こうしてプログにのせている。



猛暑の秋葉原。8月4日。






8月5日の計測結果。
KsoQ 2010.8.5 - 6:07 am
TotalTime: 000000'54:41.0
Ave.Time: 000000'10:56.2
001 000'11:02.5
002 000'10:50.8
003 000'10:55.6
004 000'10:58.3
005 000'10:53.8



Palm Z22 にて計測。

8月4日の計測結果。
KsoQ 2010.8.4 - 5:59 am
TotalTime: 000000'33:19.3
Ave.Time: 000000'05:33.2
001 000'05:47.7
002 000'00:17.0
003 000'05:11.3
004 000'11:04.1
005 000'00:00.2
006 000'10:59.0


Palm Z22 の操作に慣れず誤計測。

8月3日の計測結果。
KsoQ 2010年8月3日 - 6:08 am
TotalTime: 000000'44:05.0
Ave.Time: 000000'06:17.8
001 000'11:22.5
002 000'11:00.5
003 000'05:05.8
004 000'00:00.5
005 000'00:10.9
006 000'05:25.1
007 000'10:59.7

CLIE TG50 が汗に濡れて誤計測。

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▼日比谷公園ネパールフェスティバル

 

義父母が暮らしている特別養護老人ホームのリビングルームにはいつも3、4日分の新聞が置かれている。

義母は痴呆がひどくなる前からすでに新聞を読む習慣はなくしていたのかもしれなくて、おそらくもう今は新聞を手にすることなど全くないと思う。いっぽう義父は昔から新聞を読むのが好きで、隅から隅までとても丹念に読む人だったが、やはりそろそろ新聞を読むことも生活習慣の中から失われていそうな気がする。

義母は今自分が日本のどこにいるのかさえわからないほど痴呆が進んでしまったけれど、義父のほうは新聞を読む習慣を少しでも残していたなら、手に取った地方紙の紙名を見て自分が埼玉にいることくらいはわかっている可能性もわずかにある。



特別養護老人ホームでとっている埼玉新聞。



義父母が今自分がどこにいるかをまったく理解していない可能性は限りなく高い。ふと新聞を手にしたらそれが埼玉新聞だったので、義父母の面会に来て自分は埼玉にいるんだなぁと、義父母にかわってしみじみ思った。

   ***

8月1日、日比谷公園で開催されているネパールフェスティバルに、信濃町でネパール料理店を営む友人夫婦が店を出すというので昼食を兼ねて見学に行った。猛暑の中、たくさんの人が公園内に集まって食事をしたり買い物をしたりしており、思いがけない友だちにもたくさん会った。



8月1日、日比谷公園ネパールフェスティバルにて。



暑さを避け日陰を選んで帰る道沿いにヤブミョウガがたくさん咲いていた。



8月2日の計測結果。
KsoQ 2010年8月2日 - 6:21 am
TotalTime: 000000'55:06.9
Ave.Time: 000000'11:01.3
001 000'11:17.4
002 000'11:01.0
003 000'11:04.0
004 000'10:55.3
005 000'10:49.2



疲れが溜まっているのか身体が重い。

 
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▼納涼会

 


7月31日、義父母がお世話になっている大宮の特別養護老人ホームで、家族参加の納涼祭があったので出掛けてきた。

毎年恒例だそうだが今年初めての参加で、利用者と職員と家族が一緒になって楽しむ素晴らしい夏祭りだった。残念ながら誤嚥性肺炎の疑いで入院中の義父は参加できなかったが、かわいいゆかたを着せられた義母はそれなりに楽しんでいたように見え、家族にとってよい思い出になったと思う。



左:男性職員のフラダンス。右:納涼会を締めくくる花火大会。特別養護老人ホーム諏訪の苑にて。



職員も家族も汗だくだけれど年寄りというのは汗をかかないものだなと思う。体温調節機能が衰えるためで、年寄りが暑いと言葉に出して言うときは相当暑いので注意が必要だと思う。辺りが暗くなるのを待って締めくくりに花火大会をし、義母を生活棟まで送り、挨拶をして苑を出る頃には持っていたタオルが汗を吸ってずっしり重たくなっていた。



夏の外出時はタオルを一本カバンに入れておくと便利にあれこれ役に立つのは、人間が水の塊だからだろうなと身をもって実感する猛暑が続いている。



8月1日の計測結果。
KsoQ 2010年8月1日 - 6:14 am
TotalTime: 000000'54:43.5
Ave.Time: 000000'10:56.7
001 000'11:07.1
002 000'11:01.2
003 000'10:47.4
004 000'11:01.9
005 000'10:45.9



特養納涼祭を終え大宮駅前で食事して戻ったら0時近かった。いつもより3時間近く睡眠時間が短いので無理せずゆっくり歩き柔軟体操を多めにした。

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