【意外な海鮮丼】

【意外な海鮮丼】

清水の商店街をぶらつくとき母が
「この店のとーさんを知っている」
と言い、どう知っているのかを聞かないうちに他界したので聞きそびれた。

結局一度も入ったことの無かった寿司屋の暖簾を昼食時にくぐってみた。

ランチメニューには丼ものが3種類あり、一番安い海鮮丼750円を注文してみた。
年配のご主人と奥さんがおり、「(ああこの人が母の言っていたとーさんか)」とわかる。
そして息子さんらしき人もカウンター内にいて二人で協力して海鮮丼を作っている。
世代交代の最中だろうか。


意外にも丼と言いながら皿の上にそよとのったちらし風でとても食べやすい。
どうもちらし桶に入った寿司は食べ辛く感じるのでこれはこれで良いと思う。
息子さんが主導権をとっているせいか適度に若々しくて良い。

店に入った時、大量の小鯵を三枚に下ろしていて食べたいと思ったが、それがちゃんと入っていて嬉しい。
地の鯵はとても美味しくて好きだから。

海鮮丼本体とは別に和風サラダとあたたかい自家製揚げ餃子が二つつき誠実な味の大根の味噌汁がついていてどれも美味しい。

夜飲みに来てみたいな、と思う点まで含めて意外な掘り出し物の店だった。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )
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コメント
 
 
 
これを見て… (桜飯)
2007-06-08 21:10:55
美濃輪稲荷赤鳥居前の魚屋さんの以前のホームページで見た地元寿司「ごったく」を思い出しました。食ってみたい!
 
 
 
負うた子に… ()
2007-06-09 03:12:46
>「ごったく」を思い出しました。

なるほど!
忘れていました。
かつて清水・静岡地区の親子丼が「えっ!」とおどろくような
全国的なものとは違う形態でどの店でも食べられたように、
清水旧市街の民家で作られる寿司のように
清水の古い寿司屋ではちらし用寿司桶を使わず
皿で供していた可能性もあるなぁと思えてきました。
どうもありがとう。
己の知識の浅瀬が渡れました。
 
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