【腹八分から】

【腹八分から】

腹八分目の食事を励行すると腹八分目の心がけが意識から消えて、自然に腹八分目あたりで満足がくる。

腹八分目の満足が規則正しく毎日つづくと満足感が意識から消えて、自然に心がお腹のことを離れて外(ほか)のことへと向かうようになる。

心が外(ほか)のことへと向かっていることが普通になると私というものが身体の軛(くびき)をはなれて世界の一部になったように感じる。


DATA : SONY Cyber-shot DSC-T1

私が私の身体をはなれて世界の一部になったと感じるということそのものが……というあたりで言葉で言い得ることは消えていく。

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【豊年満作】

【豊年満作】

清水の友人のブログにある稲穂も黄金色に色づいてきたので、港区赤坂 4 丁目、通称コロムビア通り沿いに置かれているポリバケツ田んぼの様子を見に行ってきた。

柱を立て、紐を巡らし、折ったアルミホイルをぶら下げてスズメ退散のおまじないがしてあるのが微笑ましい。


DATA : FUJIFILM FinePix Z3 ポリバケツ田んぼの鳥除け

確かにこの通りではスズメの姿をよく見かけ、カラスもまた多いようで、スズメやカラスに目をつけられたらバケツの田んぼなどあっという間に裸になってしまうのだろう。インターネットで調べたらスズメは 24 万トン、カラスは 30 万トン、日本の米 1 年の収量 1200 万トンのうち、他の鳥とあわせて 70 万トンが鳥に食べられているという。日本の鳥は年間 70 万トンの米を食う、と書いてみるとお百姓には申し訳ないけれどひどく仲間意識を感じるのは米好きだからだろうか。


DATA : FUJIFILM FinePix Z3 もう既に鳥にも美味しそうに見えているのだろう。

スズメ退散おまじないの効果とは別に、家庭の小さな米作りというのは 1 年の約半分を稲とともに暮らす、きわめて日本らしい季節行事であるような気もする。どこからか豊年満作を祝う祭り太鼓の音が聞こえてきそうだ。

(閉鎖した電脳六義園通信所 2007 年 8 月 31 日、14 年前の今日の日記より。)

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【関係の秘密】

【関係の秘密】

経絡(けいらく)の経(けい)は縦、絡(らく)は横で、それぞれ動脈と静脈を指し、漢方ではつぼ(経穴)とつぼを結んで気血(きけつ)が循環しているのだという。

自分の身体をだましだまし使って長いこと生きてくると、たしかに人間の身体はそういうことになっているに違いないと思われる。思われることを「循環している」などと言うから、それが本当なら科学的に現物を見せろという話になってしまう。


DATA : PENTAX Q + 01 STANDARD PRIME 1:1.9 8.5mm

「思われる」ことは言葉にならないし、物として目に見えない。「思われるなら見せてみろ」と言うのは馬鹿げている。「関係」の存在を問われて、「原因」と「結果」をごろんと投げ出して見せるにすぎない。関係「自体」はあっても見えない。

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【おしゃれの秘密】

【おしゃれの秘密】

おしゃれであるとは時と場所の状況に応じた気くばりが行き届いていることだ。状況に応じた気配りということは他人の存在がないとおしゃれが通じない。人と人が関係する環境がおしゃれを発生させる母胎となっている。

マンションのエレベータに帽子を斜(はす)かぶりし、土木・建設業の作業ズボンをはき、ペンキまみれのシャツ姿で若者が乗ってきてヒョイと会釈するのでこちらもヒョイと会釈した。どこかの部屋にリフォームが入って壁の塗装作業をしているらしい。若者がくるっとエレベーターのドア側を向いたら、首からさげた最新の iPod shuffle を背中に回しており、「わっ、おしゃれだ!」と感動してしまった。

小綺麗な服装をした若者が電車内で、首からさげた iPod shuffle で音楽を聴いていてもちっともおしゃれだと思わない。普通だ。

なんで汗まみれでニッカポッカーズの若者がそれをしていると「わっ、おしゃれだ!」と感じてしまうかというと、意表をつく状況がおしゃれを発生させているのだ。

静岡県清水、旧久能街道から海辺の方へ向かおうと路地を入ったら、民家の軒先に AppleComputer の PowerBook 520 の段ボール箱が置かれてあり、「(そうか、この家の人は Macintosh ユーザーだったのか)」と思い「わっ、おしゃれだ!」と感動した。


Data:RICOH Caplio R1

なんで感動したかというと、今( ※ 2005 年)から 11 年も前に発売されたこのノートパソコンは Macintosh OS というとびきり洗練されているにもかかわらずとびきりマイナーなソフトウェアで動き、白黒液晶のくせにとても高価だったのである。相当なこだわりを持った人でないと手を出しそうもない高い買い物であり、正直に言えば、静岡県清水という地方都市の裏通りに住んでいる人間がコンピュータを買うにしても AppleComputer の PowerBook 520 などというマニアックな製品を選ぶはずがないと思いこんでいたからである。

いまこの時代でも、のんびり文章を書いて過ごすとき窓辺にあるのがレトロな PowerBook だったらおしゃれだなと思い、帰京後 PowerBook 170 を引っ張り出してみたけれどちっともおしゃれじゃない。その場所でしか発生しないおしゃれがあるのだ。

(閉鎖した電脳六義園通信所 2005 年 8 月 30 日、16 年前の今日の日記より。)

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【ガジュマルクダアザミウマ】

【ガジュマルクダアザミウマ】

2020 年 6 月 7 日、坂下の花屋で買ってきた小さな鉢植えのガジュマルが元気で、いきなりひょろひょろと2本の枝を天に向かって伸ばし、あまりに伸びすぎるので剪定し、鉢を買ってきて挿木しておいたら見事に根付いて3鉢になった。

この夏も元気だけれど、若葉が丸まったまま茶褐色の斑点を生じるものがある。新芽に取り憑いて葉巻状に営巣する虫の話を子どもの頃読んだので、そういう現象に違いないと思い、ひとつ摘んで剥いてみたらやっぱり中に黒い虫がいる。

まちがいないとわかり、毎朝見つけるたびに摘み取って処分しているのでだいぶ発生件数が減ってきた。なんという虫なのだろうと思い、「ガジュマル 害虫」で検索したら八丈ビジターセンター八丈島自然情報にガジュマルクダアザミウマの記事があった。ありがとう。

わが家のガジュマルは東京都の島嶼部からやってきて、この虫も一緒に海を渡ってきたのだろうか。毎朝こまめに駆除して、少なくともわが家のベランダからは根絶を目指す。

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【うちとよそ】

【うちとよそ】

親たちは道端で立ち止まって井戸端会議をすると
「あのお宅もたいへんよねぇ……」
などと声をひそめてうわさ話をしていた。

「あのお宅もたいへんよねぇ……」
の裏側には「(うちは大丈夫だけど)」という背中合わせの安堵が見え隠れしてしていた。


DATA : FUJIFILM FinePix Z3 窓

半世紀も人生を見ていると「(うちは大丈夫だけど)」の人々もまた次々に「たいへん」になり、わが母にもまた「たいへん」な日々がやってきた。「介護たいへんですね。ありがたいことに、うちは大丈夫ですけど」と言われた日々があった。どんな人にでも遅かれ早かれ、必ず「たいへん」はやってくる。この世に生まれて死んでいく定めがそもそも「たいへん」であるようににできている。


DATA : FUJIFILM FinePix Z3 窓

窓が隔てているものは見方によって逆転可能な境涯である。外がうらやましい時もあれば、内がうらやましいこともある。屋内であれ屋外であれ、窓のこっち側がうちで、あっち側がよそで、多少の運不運による多少の幸不幸が背中合わせになっている。

(閉鎖した電脳六義園通信所 2008 年 8 月 29 日、13 年前の今日の日記より。)

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【宿儺南瓜】

【宿儺南瓜】

宿儺南瓜(すくなかぼちゃ)というものを初めて見た。激旨だというのが気になり、帰宅して調べたら岐阜県高山市丹生川町周辺で自家用野菜として栽培されてきた飛騨の伝統野菜なのだという。


DATA : SONY Cyber-shot DSC-L1

長いカボチャで思い出した。この夏は家内が糠床に四川胡瓜(しせんきゅうり)を漬けており、スーパーのお兄ちゃんに、「この胡瓜で漬物したら他のは食べられませんよ」と言われたらしい。皮が薄くそのくせパリッとしていて、確かに比べてみたら他の胡瓜が食べられない(ある分は食べたけれど)。群馬県の生産量が多いらしい。オイキムチにも適しているだろう。

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【不思議なポッペン】

【不思議なポッペン】

13 年前の日記を読み返しながら、あらためてネット検索してみると、日本中にさまざまな独自解釈の名物チャンポンがあっておもしろい。バカボンのパパ風に「それでいいのだ」と思う。

最近ニュースで「ワクチンカクテル療法」という言葉を聞いたり、過剰な自意識で語られる一般論を聴くたびにチャンポンを思い出す。長崎のみやげ物店店頭で吹いてみたビードロの「ポッペン」という響きからつたわるものにも似ている。

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【不思議なちゃんぽん】

【不思議なちゃんぽん】

小学生時代、母親によくつれていかれた東京北区東十条駅ちかくの中華そば屋は、カウンターに七人座ると満員になってしまう狭くてすすけた店で、モヤシソバが名物だった。店の名を『七福』といい客が七人入ると満員だからだと母が言っていたが真偽のほどはもうわからない。

その町には当時モヤシを製造している「モヤシ屋」が何軒もあり、そのせいかモヤシソバが人気の中華そば屋が多く、そのうち一軒は王子でいまだに人気店のまま現存し、昭和の時代から時がとまったかのように常連がモヤシソバを黙々と食べつづけている。

カウンターに七人の客を座らせて頑張っていた店はもうない。東京オリンピック( 1964 )前の頃だと思うけれど「ちゃんぽん」という名の不思議な料理がメニューが加わり、なんだろうと食べている人の手もとを横目で見たら白濁したタンメンのスープから白いウドンが出てくる奇妙な料理だった。

当時の大人たちは酒を飲んだ翌日に
「あー気持ち悪い、チャンポンなんてしなけりゃよかった」
などとよく言い、チャンポンするというのは組みあわせをしくじった混ぜ方のことだと思っていたので、中華のスープに和風ウドンを入れてわざと組みあわせをしくじったおとぼけ料理が「ちゃんぽん」の正体に見えたのかもしれない。

ただ、今になってもやはり気になるのは、七福の「ちゃんぽん」の麺が太い中華麺ではなく白いうどんに見えたことで、昭和三十年代、グルメ番組もインターネットもない時代、東京場末の中華そば屋が長崎ちゃんぽんを見よう見まねでつくる際に、勘違いか意識してかは知らないけれど、ほんとうに手近にあったウドン玉を使っていたのではないだろうか。記憶の中の「ちゃんぽん」は今でも白いスープに白いウドンが浮いている。

「ねえねえ、小学生時代のラーメン屋にウドンを使ったヘンなちゃんぽんってなかった?」
と年齢の近い友人に会うたびに聞いてみるけれど、九州出身者以外で小学生時代に「ちゃんぽん」を食べた人は少ない。修学旅行などで長崎に行ってはじめて知ったか、チェーン店『リンガーハット』が近所にできてはじめて食べたという人が多い。『リンガーハット』といえば、同じく小学生時代のラーメン屋で「かたいヤキソバ」と言っていたものが「皿うどん」というものと酷似していると知ったのも驚きだった。ただし「かたいヤキソバ」の麺は太かった。

昭和の時代の彼方にに消えていった謎のおとぼけ「ちゃんぽん」の真相はわからない。けれど、今でも郷里静岡や東京の JR 駅構内にある立ち食いそば屋で、「ラーメン」を注文すると日本蕎麦のツユに中華麺を浮かべた「えっ!」と驚くラーメンを出す店を知っているので、白い中華スープに白いウドンが入ったチャンポンがいま目の前に出てきたとしても当時ほどは驚かないかもしれない。いちど家庭で再現してみたい。

(閉鎖した電脳六義園通信所 2008 年 8 月 28 日、13 年前の今日の日記より。)

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【ファンの騒音】

【ファンの騒音】

「3.5インチ HDDケース  USB3.1 GEN-1 Type-C 接続 SATA Ⅲ 2 台搭載可能」という商品を 2021 年 3 月 30 日に Amazon で 2 台買った。4 TB のハードディスクを 4 台 Mac にマウントして仕事をしている。

Amazon のユーザーレビューに「冷却ファンがうるさい」と書いている人がいて、皆がそう書いているわけでもないので、おそらく音に神経質な人なのだろうと思っていた。

届いて稼働させたら 2 台のうちの片方だけが確かにうるさい。この会社は製品ごとにばらつきがあるらしい。難聴気味なので騒音に対しては耐性があるのだけれど、そばに置いているせいか耐えがたいほどうるさい。最初からこうではなかったので返品し損ねた。


DATA : SONY Cyber-shot DSC-L1

組み立て不良か、冷却ファン自体の不良だろうと思い、バラしてみたいけれど、そのあいだ仕事にならないので別メーカーの「3.5インチ HDDケース  USB3.1 GEN-1 Type-C 接続  SATA Ⅲ 4 台搭載可能」を注文してみた。明日の午前中に届く。それまで我慢。

2021年8月27日追記:

届いたので 4TB の 3.5 インチ HD を 4 台格納してみた。前のケースがやかましかったので静粛というより無音に近い。安いけれどこれは良い製品だった。

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【梨の夏】

【梨の夏】

今年も『櫻珈琲』から届いた梨を、毎日ひとつずつ剥き、昨夜、最後のひとつを食べ終えた。


DATA : SONY XPERIA SO-02K

毎年のことだけど、冷蔵庫に入れず室温で保存した梨は最後のひとつがいちばん熟れていて、ちょっと洋梨のような香気を含んでいる。

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【梨のくぼみ】

【梨のくぼみ】

幼児だった昭和三十年代、郷里静岡県清水では梨栽培が盛んであちらこちらに梨園があった。そういう記憶があるけれど、なぜなんだろうという疑問をもった記憶はない。

市内を流れる巴川がしばしば氾濫しては住民を苦しめていた清水に、なぜか雨ごい神事がおこなわれていたという場所と伝承がいくつもあり、なぜかそれらが巴川の岸辺にそって存在していて、そちらのほうはなぜなんだろうと疑問に思っていた。

大雨が降るたびに洪水になるので巴川流域での稲作は農家にとって過酷だった。

「昔から五年一作、一〇年一作と悪戦苦闘してきた農民たち」(松永繁雄著『北街道と巴川』明文出版社より)

ということは五年に一度、十年に一度まともな収穫があればよいというほど劣悪な稲作環境だったということだ。

もちろん雨が降らずに干ばつに悩んだ夏もままあったはずなのだけれど、それでも郷土史に残るような雨乞いの記録と水害に苦しんだ郷土の姿がどうしてもひとつに結びつかなくて、なぜなんだろうと不思議に思えてならなかった。

「この遠足道沿いの谷川が草薙川。この川が運んできた砂で巴川をずっと北に押し出す程の長い州が突出した。その北三丁原・天領を含む長崎新田と有度村誌にある。川向こうの高部は水難の記録が多いのに対し有度村はかんばつや用水池や雨ごいの話が多い。」(松永繁雄著『北街道と巴川』明文出版社より)

巴川に注ぐ小さな川は扇状地を作って巴川を押し出し、小さな川は砂礫に埋もれて天井川さらには水無川となってしまい、押し出された巴川はくねくねと蛇行し、押し出された先では氾濫を繰りかえす湿地帯となって苦難の稲作が行われ、押し出した側は水不足に苦しむ干ばつ地帯となり、昔はそういう場所に梨畑が多かったのだ。

梨栽培に関する資料をざっと読んでみると、適度な日照と適度な雨が梨栽培には必要だと当たり前のことばかり書かれていて、郷里に多い扇状地がその条件にかなっているという求めている答えは見つからない。そうやってあらかじめ得たい結論を用意しての資料探しというのは不純なのでいい加減にして、栃木県の梨栽培に関する資料を読んでいたら、もともとは夏から秋にかけての水害で稲作が被害をうけるような事態におちいったとき、収入源を確保するための保険として梨栽培が盛んになったとあっておもわず膝をたたくように合点した。救荒作物なのだ。

頻繁に起きる水害に泣いていた郷里の稲作農家にとって、収入源確保のための保険として梨栽培が盛んになったのであり、そもそも水害のおそれがあるような地域には梨栽培に適した共通の要件をみたす土地があったのかもしれない。

櫻珈琲から届いた梨

静岡県清水桜橋町にある櫻珈琲では栃木県にある梨園からの産直取りつぎをしている。梨も実りの秋を迎え幸水の出荷が始まったが、届いた梨に包丁を入れると果液がほとばしり出るほどみずみずしく、それでいて糖度もあって香り高い。
 
梨の窪みには土と水と陽光と農家の祈りが織りなしたひと夏の豊穣な物語がある。

(閉鎖した電脳六義園通信所 2008 年 8 月 27 日、13 年前の今日の日記より。)

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【『グッドラック』】

【『グッドラック』】

手術に至るまで紆余曲折があって「なるようになるさ、ケセラセラ」と言いつつ昔読んだポプラ社の『グッドラック』を再読していた友人の手術が無事に終わった。自分のことだけでもたいへんなのに、要介護の奥さんや猫の身の振り方まできめこまかに手配しての入院だった。


DATA : SONY Cyber-shot DSC-L1

「『「幸運を作るというのは、つまり、条件を自ら作ることである。』(『グッドラック』より)。がんばりましたね。」

とメールを書いておいた。

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【アロハな人たち】

【アロハな人たち】

夏が好きなのでいつもアロハが似合うアロハな人でいたい。

台東区台東。日課の散歩をしていたら初めて通る道沿いの薬局店頭でアロハなサトちゃん・サトコちゃんを見つけた。


DATA : FUJIFILM FinePix Z3

アロハなサトちゃん

サトコちゃんは何か拾ったらしく「落とし物しませんでしたか」と左手に持って道ゆく人に呼びかけている。アロハな人はたいがい親切だ。


DATA : FUJIFILM FinePix Z3

アロハなサトコちゃん

アロハもさることながら、このカップルはジーンズもよく似合う。サトちゃんはたしか今年( 2007 年)で 48 歳になるはずだからジーンズが似合ってもおかしくはない世代である。

(閉鎖した電脳六義園通信所 2007 年 8 月 26 日、14 年前の今日の日記より。)

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【紀州の色上質】

【紀州の色上質】

紙の値段が高くなって、用紙は色上質から選べと言われることが多くなってきた。紀州の色上質の見本帳がどこかに行ってしまって見当たらないので、取り寄せようと思ったのだけれど手に入らない。メーカーが作る気がないのか、手に入らず探している人をネット上でも見かける。


DATA : OLYMPUS E-PL3  LUMIX G 20mm F1.7

そういう事情を見越してかネットオークションに出品されていたので購入した。ネット上に色見本があるのだけれど、たかが色上質紙とはいえ現物を見たくなるからだ。そして「紀州の」と名指しする印刷所が多いのだ。

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