グッドラック


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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世はサッカー一色だ。
海外の仕入れ先からまで、グッドラックというメールが来た。
世界的に重要な行事のようだ。
個人的にはあまり興味がないので、自分だけ浮いているように感じている。



ジャラン・スリウァヤの98348のバーガンディ。
ハイシャイン・カーフを採用した外羽根式プレーントゥだ。

話題のインドネシアのメーカー、ジャラン・スリウァヤの製品である。
発音が大変難しく、未だに社名がよく覚えられない(笑)
同社は、英国の靴の聖地ノーザンプトンで修行を積んだ、2代目オーナーのルディ・スパーマン氏の改革によって、目覚しい品質向上を遂げたという。

九分仕立て(製造工程の約9割を手作業で作る)という極めて手のかかる本格的製法でありながら、安い人件費を活かし、驚くべきハイコストパフォーマンスを実現している。
しかも革はフランス製の高品質なものが使われている。
モノは一流で価格は超ハイCP、さらには企業としてのポジションも確立されつつあるという注目のメーカーである。
いまや多くの一流デパートの靴売り場で見かけるようになった。

ハイシャインカーフというのは、ガラスレザ-系の光沢加工された革で、どうやらフランス・デュプイ社製のものを使っているようだ。
室内では黒っぽく見えるが、屋外で直射日光を浴びると赤みを増し、ワイン色と呼ぶにふさわしい美しい茶褐色になる。
この惚れ惚れするような色は、太陽光に含まれる光の成分を反射しているようで、日光を直接浴びないと現れない。
屋内でストロボを焚いて撮影すると、黒い靴に写ってしまうので、仕方なく朝早く起きて、窓からの光で撮った。

普段に使えるバーガンディのシンプルなプレーントゥが欲しくて、いくつものメーカーの製品を、実際に見て回っていた。
チャーチのシャノンのサンダルウッド、エドモンズのリーズのバーガンディ、シュー・アンド・コーのプレーントゥのバーガンディなどが候補であったが、それぞれ決め手に欠けていた。
そんな中、ジャラン・スリウァヤの外羽根式プレーントゥは、色も品質も形も良く、もっとも条件に合う一足であった。

唯一の問題点は、ヒールカップが緩めで、足とのマッチングがいまいちなことであった。
同社のラストの中で、比較的大きさに余裕のある人気木型だそうで、幅も広めである。
色のよさに魅せられてしまい、諦めきれずに何度か試着させてもらっているうちに、ひとサイズ落としたらしっくりくることがわかった。
靴べらで足をスポッと押し込む感じのタイトさであるが、何とかいけそうである。

ところでこの靴であるが、オールデンの990と雰囲気がよく似ている。
並べてみると、形はむしろジャランの方がスマートで洗練されている。
一方仕様を見ると、雨に有利なガラスレザーで、しかも購入したのはダイナイトソールのモデルである。
こちらはチャーチのシャノンに近い。
コードバンの990が雨の日は厳禁であることを考えると、このモデルは意識的に「実用性のある990」を目指したのではないかと思えてくる。
実際鏡面仕上げにすれば、コードバンとあまり見分けがつかないかもしれない。

価格は国内の正規品を買っても3万円台と安く、オールデンやチャーチの半額以下である。
まさに990とシャノンのいいところ取りである。
そう考えるとプアマンズ・オールデンと呼べなくもないが(笑)、作りは九分仕立てとまったく負けていない。
コードバンの靴のように大切にしまっておくのではなく、惜しげもなくガンガン履く・・というのが、この靴の正しい使い方であろう。
実のところ、かなり気に入っている(笑)


さらに太陽光を強く当ててみると、内側から浮き出るように、美しいバーガンディが現れる。
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青大将


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工場に行ったら、ちょっと来て欲しいと経理の女性に呼ばれた。
青い顔をして立っている。
何事かと思ったら、蛇がいるので何とかして欲しいという。

こういう時は、いつも僕の出番である。
蛇はあまり得意ではないのだが、他の人では役に立たないので、僕が何とかするしかない。
事務所に行くと、何と玄関のドアのすぐ前に、大きな青大将が舌を出しながらがんばっている。
なるほどこれでは、蛇が苦手な人はもちろん、平気な人でもちょっと通れないだろう(笑)
出社してきた女性は、事務所に入ろうとして飛び上がって、裏口から回ってきたそうだ。

大きな青大将である。
太くて長くて、日の光を浴びて、エメラルドグリーンに輝いている。
何年も前から、時折見かけるヤツに違いない。

棒でつついてみたが、こちらに攻撃を仕掛ける様子はない。
あっちへ行きなさい・・という意味で、棒で軽く押すと、仕方ないという風に、スルスルと階段を下りていった。
そして、地面のアスファルトと外壁の隙間にある穴に入っていった。
地震や地盤沈下で、長年の間に出来た隙間だ。
ここが住処なのだろうか。

しばらくすると、またも女子社員が悲鳴を上げた。
また出たか・・と思い、棒をつかんで玄関に向かった。
先ほどと同じ場所に居座って、僕が行くと舌を出しながらこちらを見る。
棒でつつくと、また穴の方に降りていった。

太陽の光は強く、地面には直射日光が燦々と降り注いでいる。
穴の中はかなりの高温になっているはずだ。
昨日までの大雨で、水蒸気も凄いだろう。
さすがの蛇も、たまらず出てきたに違いない。
多分玄関のタイルが冷たくて、心地よかったのだろう。

それからしばらく見なかったが、数メートル離れた場所に停めてある車の方に行った時、建物の脇の別の穴から首を出している蛇をみつけた。
どうやら地面の下で穴が繋がっているらしい。
そこから首を出して様子を窺っている時に、歩いてきた僕と目が合ったのだ。
しばらくこちらを見ていたが、また追い返されると判断したらしく、やがて首を引っ込めた。

日差しは強く、穴の中はかなり高温になっていると思われる。
蛇は恐らく、少し離れたところにある桜の木のところに行きたいのだろう。
あそこは青々と葉が茂っており、見るからに涼しそうだ。
昨年までは、いつも桜の木のところで蛇を見かけた。

蛇はお金の神様だそうで、あまりいじめるわけにはいかない。
なるべく共存を図りたいが、玄関の前にいられては、お客様も寄り付かなくなってしまう。
今なら見逃してやるから、さっさと桜の方に行けばいいのに・・と思う。
しかし日中移動するのは、猫などもいるし、蛇にとっても危険が伴うのだろう。
恐らく今晩あたり、注意深く会社の庭を横断して、桜のところまで移動しているはずだ。
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眠い


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今日は会社の帰りにレストランで夕食を食べた。
ビールで少々酔っ払い、テレビでDr.HOUSEを見た後は、ベッドで寝てしまい記憶がない。
夜中に目が覚めて、風呂に入って、それから書いているが、眠いのでまたベッドに戻ることにする。
というわけで、おやすみなさい。
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歳とともに


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僕は人一倍若く見えるようで、本当の歳を言うと、驚かれることが多い。
髪の毛も一応十分にあるし、白髪も少ない。
仕事で初対面の相手と話す時など、相手は僕のほうが年下という前提で話しているので、実際の歳がわかると、狼狽に近い驚き方をする(笑)

だが特別スポーツをしているわけでなく、健康体ということではない。
ご存知の通り、糖尿も患っているし、運動も嫌いなので、体はむしろガタがきていると言えるだろう。
子供の頃は、無理矢理剣道をさせられたが、今はせいぜい散歩くらいが運動である。

ところで、50歳を過ぎた辺りから、少しではあるが、体の老化が現実的な形で現れ始めた。
老化と言えるのかどうかわからないが、今までと違うちょっとした変化にも、いくつか気付いた。

まず、若い女の子に、普通に声をかけられるようになった(笑)
これは、そういうことが苦手であった僕にとって、大変な変化である。
別に街でナンパして歩いているわけではない。
たとえばMrs.COLKIDにお土産を買う時など、お店の女の子に、「あなただったら、どれをもらうと嬉しい?」などと、ごく自然に意見を求めることが出来るようになったのだ。
時折行く喫茶店で、お店の若い女の子と顔見知りになることも、以前より多くなったような気がする。

次に、素直に音楽を聞くことが出来るようになった。
旋律そのものを、体が素直に受け入れるようになったのだ。
その結果、様々なジャンルの音楽を、楽しんで聞くようになった。
以前は嫌いな曲を聞くのは苦痛であったが、今は長時間聞いても飽きることが少ない。
もっともこれは、以前ほど真面目に音楽を聞くことをしなくなったのも影響している。
オーディオをやめて数年経つ。
今は突き詰めたような再生機器はいらないが、聞きたいときに気楽に音を出せる、ほどほどの装置は欲しいと思う。

困ったこともいくつか出てきた。
運転している時に、視界が狭くなったような気がするのだ。
以前より周辺部が見えにくくなり、曇りの入ったレンズのように、研ぎ澄まされた感触が失われてきた。
車両感覚が鈍り、反応も前より悪くなっているような気がする。
その上、首が回りにくくなり、後方を見るのが辛くなってきた。
必然的に飛ばすことも無くなったので、パワーのある車は不要になり、車への興味はほぼ消滅した。
次は軽自動車でもいいかな・・と考えているほどだ。

もうひとつ、身近なことだが、マウス操作の際の精度が、落ちてきたような気がする。
ポインターを、画面上のスイッチの上にさっと移動しようとしても、わずかに位置がずれる。
そのためクリックしても空振りに終わる。
自分の目指した場所から、ポインターがほんの数ミリずれているのだ。
電源プラグを壁のコンセントの穴に挿し込むときも、同じように僅かにずれて、1、2回、ぶつけてしまうことがある。

いくら若く見えても、老化は少しずつ進んでいるのだ。
今度クラス会で同世代の友人に会ったら、体にどんな変化が起きているか、聞いてみようと思っている。
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内側


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久しぶりにトリッカーズのモンキーブーツを履いて出た。
最初に履いた日に、強烈な靴擦れに見舞われた靴である。
あまりの痛みに歩くこともままならず、壁に手をつきながら新宿の地下街を進んだ。
以来恐ろしくてこの靴を履くことが出来なくなり、そのまま部屋に放置してあった。

あの時は、両足の内側に大きな水脹れが出来た。
潰して水を搾り出して、乾いてから皮を剥がしてみたら、10円玉くらいの大きさがあった。
それが左右で2枚である(笑)

トリッカーズのモンキーブーツは、形はカッコいいのだが、僕の足との相性がよくない。
どういうわけか、カントリーコレクションの中でも、この靴だけ他の靴とラストが違うようだ。
履いてみると、決して大き過ぎるとか、小さ過ぎるとかいうことはないのに、強烈な靴擦れが発生するのだ。

踵が滑らないように、ブーツの内側で、革のラフな面をむき出しにしてある構造が原因のようだ。
そのつなぎ目部分に段差が出来ており、指で触れてみるとそこが硬くなっている。
歩くたびに、その部分が足と摺れるのだ。
長距離を歩くと、摺れた部分が膨れて、水がどんどん溜まっていき、拷問のような状態になる。

オレンジヒールで靴擦れ防止用のグッズを買ってきた。
柔らかい皮製のシートで、両面テープで踵の内側に貼るようになっている。
段差を全部覆いたかったので、一番大きいものを選んだ。
それを左右のモンキーブーツの内側に貼り付けた。

足で引っ掛けてシートを剥がしてしまわないよう、履くときにはそっと足を入れた。
今までだとすぐに当る部分が摺れて赤くなるのだが、シートで段差を覆ったことで、とりあえず大丈夫そうだ。
恐る恐るではあったが、そのまま家を出て、会社に向かった。
再度靴連れが起きたら悲劇だが、会社であればまだ対処のしようがある。

一日・・と言っても、会社への往復程度であるが、履いて歩いてみたが、何とか大丈夫そうである。
シートのお陰で踵部分は固定されるが、靴の形が足に合わないのは相変わらずで、何となくしっくりこない。
しかし問題の靴擦れは、今のところ発生する様子はない。
モンキーブーツはカッコいいので、このまま問題が起きなければ嬉しいのだが・・・

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そっくりさん


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アメ横の靴店で、英国T社のそっくりさんの靴を見ていた。
そっくりさんと言っても、日本で作らせているので、作りはむしろ本家より丁寧である。
グリーンのものや真っ赤なもの、部分的にスエードを使ったものなど、仕様も大胆である。
見ると欲しくなるのだが、僕の歳でそういう「偽物」を履くのは、やはり少しカッコ悪い。
だから実際に買う気はなかったが、お店の人にいろいろ聞いてみた。

T社のカントリー・コレクションそっくりに作られた、短靴とブーツが用意されている。
よく聞くと、木型はどちらもオリジナルの短靴をベースにしているようだ。(本物は短靴とブーツとでラストが違う)
となると、ブーツの場合も4444ラストだから、僕にとっては都合がいい(笑)
サイズもUK表記と、変なところに凝っている。

本物との一番の違いは、グッドイヤーウエルト製法ではなく、マッケイ製法である点だという。
上から見るとウエルト部分にステッチが入っているが、それはダミーのようで、ひっくり返すとその位置ではなく、ビブラムのソールの少し内側にステッチが見える。
国内でグッドイヤーで作る設備を持つ工場は限られており、浅草にも3軒しかなく、金額的にも高くなってしまうのだという。

自分の足は短靴のラストに合っているから丁度いいと言ったら、マッケイなので同じサイズが合うとは限らないと教えてくれた。
グッドイヤーのように、履くにつれてコルクが沈み、足に馴染んでくる・・ということは少ないのだそうだ。
そっくりさんの靴のことで、話がどんどん専門的になってしまい、何だかおかしかった(笑)




ウォークオーバーのダービー。
甲革はチョコレート色のスエードである。
ちなみにダービーというのは外羽根式のことである。

ずっと以前より、ダークブラウンのスエードの靴が欲しかった。
濃いめのブラウンのチャッカブーツは持っているのだが、自分の中で好きな色の定義があって、その色は少し外れていた。
僕が欲しいのは、クッと目に染みるような、濃いブラウンのスエードだ。
そういう靴を履いている人を見ると、目が靴に釘付けになる。

似たタイプの靴が比較的安価に、いくつかの会社から出ている。
お店に行くたびに、それらを手に取ってみた。
しかし価格が安いなりに出来もいまいちで、何となく購入する決断が出来ずに今に至っていた。
なかなか気に入ったものに巡り合えず、宮城興業にオーダーしようかとさえ考えていた。

しかし、ふと立ち寄ったお店で試着させてもらったウォークオーバーのダービーが、結局はコレクションに加わることになった。
「雨だし、特別に負けてあげるよ」
というお店のおじさんの一言が決め手となった(笑)

ネット検索すると出てくるが、ウォークオーバー社は、1758年創業という、米国の老舗靴メーカーである。
戦後アメリカン・トラッドを代表する靴メーカーであったが、1990年代にブームが去ると、工場は閉鎖に追い込まれ、ブランド名も消滅・・という状態に陥った。
その商標権をイタリアのASAP社が取得し、アメリカのマーク・マックネイリー氏をデザイナーに迎えて、2010年に復活した。
トレードマークであったレッドブリックソールも再現され、細部にこだわりながら現代的リファインがなされている。

以前は細長いラストが特徴であったが、新しくなった時点で少し幅が広がったようだという。
それでもせいぜいE程度の幅で、足を入れてみるとやはり幅方向が窮屈に感じる。
26に相当するサイズ8を履いてみたが、土踏まずの部分が少し押されるのが気になる。

とは言え、それ以上のサイズではしっくりこないので、選ぶとしたらやはり8が適正だと思う。
紐を締めると、踵もしっかり固定される。
スエードは伸びる傾向の強い素材なので、多少どこかが当たっても何とかなると考え、思い切って購入することにした。
履いているうちに、だんだん馴染んでくるだろう。

ダークブラウンのスエードは、彩度の高い深みのある茶色で、目に軽い刺激を与えてくれる。
履いてみると、レンガ色のレッドブリックソールが、やはり目立つようだ。(上から見るので本人には見えない)
デザイン上合っているかはともかく、これこそがアメリカントラッドであるという証なのだ。
この素材は減りやすいのが欠点だというが、しなやかに曲がるので履きやすい。

グッドイヤー・ウエルテッドの本格的な作りの靴である。
しかし履き味はしなやかで、柔らかくて軽い。
紳士靴とスニーカーの中間的な位置にある靴・・といわれるのがよくわかる。

足を入れてみると、素材のスエードが柔らかいために、足の形に合わせて靴のサイドが少し膨らむ。
もともと丸っこいシェイプの靴であるが、形の悪い足に合わせて、さらに変形してしまうのは計算外であった(笑)
歩き出すと、土踏まずが押されて多少違和感はあるのだが、それが痛みに繋がる様子はない。
実際、半日も履いたら、足の形に馴染んでしまい、何の問題もなくなった。

段々と気に入ってきた。
このシリーズは、いろいろな種類が揃っており、価格も手頃である。
他の色も欲しくなってきた(笑)
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最終回


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この雨では写真を撮るに撮れない。
あの重いのを、ザーザー降る雨の中、どうしても持って歩く気になれない。
梅雨は写真を取る機会が減るが、今年は特にそれが顕著になりそうな予感・・・
せっかく新しいレンズが来たというのに・・・
そうそう、今日は床屋に行ってきた。
それだけはここに記録しておかないと。

Dlifeで一番お気に入りであった「クローザー」が、ついに最終回を迎えた。
毎週土曜日の夜10時に放送していて、毎週それを楽しみにしていた。
一方その再放送が、平日の夜8時から始まって、そちらは毎日連続で放送していた。

ところが再放送を毎日放映するものだから、この前の水曜日に、土曜日に放映している本編に追いついてしまった。
当然そこで一度再放送の放映をやめるものと思っていた。
ところが、何とそのまま木曜日に続きを放映してしまった。
本当だったら土曜日の夜10時に放映するはずだった最終回を、2日前の「再放送」の方で、先に放映してしまったのだ。

会社から帰ってきたら、見たことのない内容の「クローザー」をやっている。
最初は、再放送が追いついてしまったので、ずっと前の回を引っ張り出して、放映しているのかと思った。
ところが、これは一番楽しみにしていた最終回ではないか・・・と気付き、呆然となった。
そ・・そんなのありかよ・・・
仕方ないので途中から見た。

さらに驚くべきことに、「クローザー」の続編に当る「Major Crimes ~重大犯罪課」の第1話を、翌日の金曜日に、そのまま連続して放映してしまったのだ。
一番重要な最終回を先に放映されただけで十分驚いたので、このような展開になるとは想像もできず、またも途中から見る羽目となった。
何でこんな無神経なプログラムを組むのか・・・
DVDや他局ですでに公開されている作品だから、価値を軽視しているのだろうか・・・
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よく降る


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よく降る。
閉めた窓の向こうから、雨がコンクリート面を叩く音が聞こえてくる。
さすが梅雨入りだ。
スイッチを押したように、その日から降りだした。
デジタル的な天候である。

昨日は、出張から帰ると、外は土砂降りであった。
途中静岡の辺りで、雨が空中を渦巻きながら霧のように舞っているのが、新幹線の窓から見えた。
だから覚悟はしていたが、東京駅で列車から降りると、いきなり冷たい雨の中に放り出された感じであった。

そんな中を、何とフェラーリで走っている人がいた。
深い水溜りに足をとられながら、上野の街を歩いている時、ふと車道を見ると、水色のフェラーリを運転する男性がいた。
何もこんな日に・・とは思ったが、なかなかの、つわものである。

今日は今日で、日本橋で強い風雨の中を、傘を横にしながら歩いていたら、横をポルシェが走っていった。
この雨の中でRRはコントロールがきつそうだなあ・・と思って運転席を見ると、ドライバーは中年の女性であった。
まあ自分の車ならどうということは無いのだろうが、パワーがあるのでちょっとラフなアクセルワークをすると横を向くだろう。
みなさん、雨の中でもがんばっているね(笑)



今日は、母親の誕生日を、自宅で簡単に祝った。
ケーキはピエール・エルメで買ってきたけれど、やっぱり感心するほど美味しい。
個人的には、ケーキやお菓子類は、今のところエルメがナンバー1だ。
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お好み焼き


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関西方面に出張。
目的地は大阪と京都の中間地点だったので、東京に近い京都で新幹線を降りて在来線に乗り換えた。
時間が少しあったので、その前に京都駅の伊勢丹の売り場を歩いてみた。

得意先で仕事を終えたが、少し郊外だったので、帰りのタクシーがなかなか捕まらない。
仕方なく最寄の私鉄の駅まで歩いたが、路線図を見るとその線ではJRの京都駅には戻れないことがわかった。
そこで逆に梅田のほうに出てみた。
京都は先ほど見たのでもういいだろう。

梅田で阪急、大丸、三越伊勢丹、グランフロント大阪を視察。
まるでデパート巡りだ(笑)
あちらは雨は止んでいて気温も高めで、デパートの人出はまあまあと言ったところ。
僕の足によく合っているチャーチのシャノンを履いていたが、かなりの距離を歩いたので、さすがに小指が当って少し痛くなった。

新大阪で新幹線に乗り、東京に帰ってくると土砂降り。
仕方なく薬局に飛び込んでビニール傘を買ったが、あまり役に立たず、少し歩くと体中ビショビショになってしまった。
深めの水溜りの中をシャノンで歩いたが、ダイナイトソールが効いていて、水が内部に浸入することはなかった。
雨に強い靴だという噂を少し疑っていたのだが、どうやら本当だったようだ。

そうそう、大阪のデパートの上で、昼食にお好み焼きを食べた。
これが実に美味しかった。
そのメニューを勧めてくれたお店の女の子にお礼を言ったほどだ。

考えてみれば、先日広島で食べたお好み焼きも美味しかった。
偶然ではあるのだが、お好み焼きに関しては、贅沢にも本場を回って、それぞれ焼きたてを食べている。
まるでお好み焼き巡りの旅である(笑)
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またも出張


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今月は出張が多くなりそうだ。
明日も関西地方に出張の予定・・・



久しぶりに今日の時計ベルト。
ロレックス・オイスターデイト6694に、ディ-モデルの「ラリー・ウォータープルーフ」のブラックをつけた。

前からいつか買おうと思っていたベルトだ。
時折ネットで眺めては、注文のボタンを押すか押すまいかと悩んでいた。
オイスターデイト用のJ.C.ペランのバッファローのベルトが、毎日つけていることもあり、そろそろ痛んできていた。
さらには夏を前に、耐汗性の高いベルトが欲しくなり、今回ついに注文することになった。
ドイツより個人輸入で購入したが、現在は日本国内でも販売されているようだ。

以前ここで何度か紹介している同社の「スポーツ・ウォータープルーフ」と同じ材質のようだ。
「スポーツ」がまったく装飾のないモノトーン調の外観なのに対し、こちらの「ラリー」は、多くの空気孔を設けたレーシング・スタイルのベルト。
どちらも100m防水が謳われている。

黒いシボの入ったカーフにグレーのステッチ、ベルトの裏側では鮮やかな赤いリボンが遊革を押さえている。
無機質な外観の「スポーツ」とはうって変わり、華やかなベルトに仕上がっている。
バックルの穴を兼ねた空気孔は、単純に革を貫通した穴であり、同社お得意のエアロライニング・システムとは違う構造になっている。



オイスターデイトにつけてみて驚いた。
スポーティでなかなかカッコいい。
今までこの時計につけたベルトの中で、もっともマッチしているかもしれない。
控えめなデザインの時計本体を、スポーティなベルトが上手く持ち上げる感じで、イメージが一変する。
かなり面白い組み合わせといえるだろう。

「ラリー」は、ベルト上に一定間隔で空気孔を開けたことと、恐らく特殊形状のバックルの保有サイズの影響で、幅18mmから上のサイズのみの展開になっている。
オイスターデイトにマッチする奇数幅の19mmが用意されているのは嬉しいところだ。
19mmのモデルの場合、バックル側の幅は18mmになり、全体にわずかなテーパーがかかったバランスのいい形状になっている。
同じ100m防水の「スポーツ」とは腕につけた時の印象がだいぶ異なり、名前からすると皮肉だが、「ラリー」の方がよりスポーティで見栄えがする。
(ちなみにベルト幅とバックル幅の関係を調べると、18-18、19-18、20-18、22-20と結構バラバラになっており、ベルト幅によって受ける印象が異なると思われる)

防水性能も高く、機能面ではほぼ文句のつけようの無いベルトである。
使われている素材の質感は程々であるが、装飾の多いデザインのためか、決して安っぽくは見えない。
ピン2本の特殊なバックルのため、Dバックルが使えないのが残念であるが、そこがデザイン上の大きなポイントになっているのだから仕方が無いだろう。



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加速


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日光を往復した120iの燃費は13.4キロ/リッターであった。
今の標準からしたら当たり前のデータかもしれないが、僕が今までに所有した車の中では、傑出した数値である。

今回は高速道路以外に山道(いろは坂)もあったので、必ずしも燃費に有利な条件ではなかった。
しかし那須に行った時より数値がいいのは、年配の女性を3人連れて、まったくといっていいほど飛ばさなかったことが理由である。
乗車人数は多いし、重量も決して軽くは無かったと思うのだが、車というものは、アクセルを一発踏み込んだだけで、ガバッとガソリンを食うものなのだろう。

好き勝手にアクセルを踏み込んで走った時は、今まで乗っていた車と大差ない量のガソリンを消費しているような気がする。
過給器が効いてグンと太い加速をするので、つい面白くて踏み込んでしまうのだ。
そのため普段街で乗る分には、それほど燃費がいいという印象は無い。

数ヶ月乗ってみたが、大排気量のエンジンに比べると伸びが無い・・という評価は、確かにその通りと思うようになった。
加速そのものは十分で、パワーにも文句は無いのだが、高回転までスパーンと伸びきるような爽快感がいまひとつである。
まあ、あのまま加速をグングン続けたら、かなり暴力的で危険なエンジンにはなるだろうが・・・
所詮は排気量1.6リッターのエンジンであるから、その点は限界があるということだ。

ただ実際の運動性能は十分で、その上走行安定性が高いので、気がつくとかなりのスピードが出ている。
高速道路の合流でも、加速を開始するとあっという間に100キロに達してしまう。
今まで所有したBMWに比べると、爽快感は控えめであるが、実際の速度は相当速い方だと思われる。
メーターには260キロまで刻まれている。
恐らくアウトバーンの走行では、200キロくらいまでは、それほどストレスなく加速していくのではないだろうか。
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急な出張


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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今日は急遽長野まで出張してきた。
得意先に不幸があったのだ。
不便なところなので車の方がいいと言われたが、地図で距離を見るとどう考えても大変なので、結局新幹線で行った。
それで正解で、あちらの駅まで1時間程度で到着した。
本当にあっという間に着いてしまう。

ただ駅からはタクシーで、かなり乗り出があった。
帰りのタクシーが拾えないことは明白だったので、運転手さんにお願いして、お通夜の間、外で待ってもらった。
新幹線代と同じくらい、タクシー代がかかった(笑)

この辺りには、学生時代、父親の運転手として、鮎釣りに何度か行った。
おとり鮎と看板の出たお店を道端に見つけて、その時のことを思い出した。
千曲川の鮎はすごい大きさで、30センチ近いものが、ごろごろと釣れた。
多分一般の人は見たこともないような、巨大な鮎であった。
その思い出を話したら、運転手さんも詳しくて、話が盛り上がった。
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使ってみて


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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まずレンズのCPUが壊れたのか、或いは接点の接触不良か、途中から急にダイヤルでの絞り操作ができなくなった。
測光もマルチパターンから中央重点に切り替わってしまった。
何かスイッチをいじってしまったかと思ったが、出先ということもあり原因がよくわからない。

まあ、少々面倒ではあったが、絞りの輪を手で回せばいいだけなので、そのまま撮影は続行した。
昔はいつもやっていたのだ。
そのため途中から絞りのデータが記録されなくなった。
考えてみれば、55mmf1.4の非CPUレンズとして登録すれば、ちゃんと記録されるのだが、しばらくその機能を使っていなかったので、すぐには思いつかなかった。
(ボディ側が壊れた可能性もあったが、帰宅後ツァイスをD4に付けてみたら、同じ現象が出た。やはりレンズに原因があると思われる)

重量ほぼ1kgの短焦点レンズ。
実際に手にしてみると、驚くほどの重さではない。
f2.8の標準ズームを付けているのと変わらない。
組み合わせるボディがD800クラスだと、重量バランスはイマイチであるが、レンズの鏡胴が極端に長いわけではないので、使い難さは感じなかった。

ただ三脚はそれなりに高性能なものが必要だ。
通常はジッツォの2型で何とかなるのだが、このレンズとの組み合わせでは、最低3型は欲しいと感じた。
気をつけないと、カメラの角度によっては、バランスを崩してひっくり返る危険がある。

固定用のRRS社製のプレートも、実は汎用の板状のものをD800Eに付けて使用していたのだが、カメラを縦にしたり横にしたりするうちに、重みでネジが緩んでくる。
気がつくとプレートが斜めになっていて、何度か六角レンチで締めなおした。
汎用プレートでは完全に力不足なので、仕方なくRRS社にD800用の専用プレートを発注した。
本当はレンズ本体に脚が出ていれば、ボディと直結させてお得意のブレ防止システムが出来るのだが・・・(笑)

ピント合わせはシビアで、精密に合わせる必要がある。
そうしないと、合っていないのがわかってしまうのだ。
僕は目が悪いので、ライブビューを使わないととても無理だ。
画像を拡大してフォーカスリングを回すと、合焦のポイントは1点のみであるのがわかる。
これを目測で毎回精密に合わせられる人って、果たして世の中に何人いるのか・・・
もちろんマニュアルフォーカスのレンズではあるのだが、そもそもAFで済む精度の写真を撮るためのものでは無いのかもしれない。
この甘くないところがいい(笑)
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ダイナミックな一日


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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実は今回は母親と叔母たちを連れての日光行きであった。
僕が運転手兼ガイドなので、そちらで手一杯で、撮影の方は思うように行かなかった。
とっておきの場所に連れて行き、軽く説明して後は自由に歩いてもらって、その間を利用してササッと撮影した(笑)
三脚を立てて、パッパッパッ・・と撮って、母親たちが見終わった頃に急いで戻る。
まあ、普通の観光客では行かないところに連れて行ったので、女性陣は大満足だったようだ。

東京に向かうと、予想はしていたが、気温がどんどん上がっていく。
昨晩は20℃を切っており、夜中にホテルの外で撮影してみたが、かなり寒かった。
今日の日中は25℃くらいだった。
それが、日光市内まで降りる途中で30℃を超えた。
宇都宮に向かって高速を進むと、気温はさらに上がり35℃を超えた。
まだ6月なのにどうなってるのか・・・
なんて話しながら運転したが、それでも今年は冷夏だという。

東京に戻り、そのまま日本橋まで出た。
先日オーダーしたスーツが出来ているのだ。
それを受け取って、そのままタクシーで銀座へ・・・
その頃には日も落ち、銀座の夜を数枚撮影した。
一日にいろいろなことをやった。
ダイナミックな一日であった。



D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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奥日光にて


D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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奥日光にいる。
撮影に来たつもりであったが、ホテル側の計らいで、えらくいい部屋にしてくれた。
今回はMrs.COLKIDは留守番なので、僕ひとりで広い部屋を書斎のように使っている。
広すぎて困るほどだ(笑)
ドーンとダブルベッドの真ん中に寝て、寝たまま足の方を見ると、何枚もの縦長の窓が半円形に取り囲んでいて、その外には新緑と輝く湖の光景・・・
大変優雅である。

というわけで、ゴリゴリ撮影する雰囲気ではないので、今回はあまり本腰入れられないかも・・・(笑)



D800E + Carl Zeiss Otus 1.4/55 ZF.2

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