ゴーヤ


SIGMA DP1Merrill

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郊外にある工場に行くと、社員の多くは庭の広い一戸建てに住んでいて、本格的な家庭菜園を持っている。
そこでとれた野菜を、毎日のようにいただく。
今年は豊作なのか、いただく量がやたら多い。
今さっき収穫したばかりだという、大きくて艶があって青々とした野菜を持ってくる。
非常に新鮮で、青い香りが部屋に溢れる。

どういうわけか、ここ数日、ゴーヤばかりいただく。
一昨日、昨日、今日と、3日連続で別々の人からゴーヤをいただいた。
白いビニール袋に入れて、大きくて重い新鮮なゴーヤを持ってきてくれる。

僕はゴーヤが好きで、特にあの苦いところが気に入っている。
だからいただくのは嬉しいのだが、さすがに大きいのを毎日では食べきれない。
作る方も、どんどん出来てしまうのか、処分に困っているふしがある。

ゴーヤは大好きなのだとお礼を言って受け取ると、ほっとしたような顔をする。
もらってくれてありがとうと、お礼を言われることさえある。
そして必ず、家族がみなゴーヤは嫌いで、どうしようかと思っていた・・と言う。
中には、私はこんなものどこが美味しいのかわからない・・などと話す人までいる。
それなら何で作るのだろうと思うのだが・・・(笑)

毎日のように出来てきてしまうので、作っている方はある意味困っているようだ。
いただいたゴーヤをタマゴと豚肉で炒めたり、薄くスライスして漬け込んだりして食べる。
作っている人は、多分美味しい調理法を知らないのだろうと思う。
ただ、ゴーヤがあまりに新鮮な為か、苦味が意外に薄く、拍子抜けすることもある。

ま、贅沢な話ではある。
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