北海道での食事


SIGMA DP1Merrill

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北海道での食事をまとめてみた。
「美味しそうな料理の写真」を載せるだけ・・という不評のコーナーであるが(笑)、これから行こうという人には、このレストランではこういうものが出るよ、という貴重な情報になる。
僕自身もネットで他人から情報を得ることは多いので、ギブ・アンド・テイクの意味で載せることにした。
まあ写真を見て、少しでも食べた気分になっていただければ・・と思う(笑)

ただこの写真群を作るのは、相当の労力であるのは知っておいて欲しい。
食事の最中に、迷惑をかけないように、さり気無くサラリと撮影する。
しかも今回は暗がりに特別弱いシグマである。
周りの迷惑を考えてストロボは焚けないから、スローシャッターで撮らなければならない。
その上、ただでさえ現像に時間がかかるシグマのRAWデータを、これだけの枚数処理するのである。
誰かやれるものならやってみてくれと、言いたくなる(笑)



上の和食はあらし山吉兆。
メニューの中の上から2番目のコースである。
結婚記念日ということで、赤飯を特別につけてくれた。

ここの食事は、さすがは吉兆とMrs.COLKIDも満足していた。
納得のいく、しっかりとした明快な味付けである。
飾りつけがよく、器も素晴らしい。
さすがに伝統を感じさせる。

北海道の水は京都に比べて甘めで、当初は味付けにかなり苦労したそうだ。
現在は羊蹄山の近くの湧き水を使っているという。
コーンの入ったご飯は好評で、本店でも採用されたとか・・・
最後は抹茶のかき氷がデザートとして出たが、さすがは本物とうならせるものであった。
機会があったらもう一度行きたいと、Mrs.COLKIDも言っている。

下のフレンチはミシェル・ブラス。
写真を現像していて、あまりの品目の多さに驚いた。
デザートだけで3回くらい出てきたような記憶がある(笑)
価格が高いと書いたが、改めてこの量を見ると、必ずしも割高とは言えないのかもしれない。

自分の食べられる量を考えずに、フルコースを選んだ方も悪い。
途中食べ切れなくて、さすがの僕が、かなり辛くなった。
歳を考えて、単品で少なめに頼むべきだったと反省。

両レストランとも味が濃い目だったので、当初は土地柄だろうかと思った。
しかしフレンチの方は、シェフが自分の故郷と同じものを出す・・という信念を持っているようだ。
かなりのプライドの持ち主なのだろう。
アクセントの強いしっかりとした味である。
相手に安易に迎合しない頑固さを感じさせるが、そこは評価の分かれるところだろう。

やはり結婚記念日ということで、蝋燭入りの特別なお菓子を付けてくれた。
ナイフ(表紙の写真)はシェフの生まれ故郷の特殊なもので、その土地では生涯ひとつのナイフで過ごすという風習があるそうで、食事の間、ナイフのみ交換無しで使用する。
サラダには何と80種類の素材が使われているという。
厚みのあるフォアグラは、意外なほどさっぱりと食べやすく作られている。
ひとつひとつが、非常に凝った料理であることは確かだ。

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