暑い一日


D2X + Ai AF Micro-Nikkor 60mm f/2.8D

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今日はさすがに暑かった・・・
こんなに暑さを息苦しく感じるのは、歳をとったのか、環境が変化したのか・・・
数年前は40度近い日に写真を撮りに行っているから、歳をとったことも少なからず影響している。
こんな中でサッカーしている子供もいるが、僕があんなことさせられたら死んでしまう(笑)
明日も仕事だが、また暑い一日になりそうだ。



今日の時計ベルト。
ジャガー・ルクルトのアンティーク2針に、ジャン・ルソーのオーストリッチのブラックをつけた。

普段使うことの多い、お気に入りの時計である。
そのルクルト用に、黒いオーストリッチのベルトを、ジャン・ルソーにオーダーしてみた。
オーダー品で素材にオーストリッチを選んだのは、今回が初めてだ。

時計の持つ上品な雰囲気を、損なわないように気をつけて、仕様を決めた。
革はオーストリッチのブラック、糸の色も革と同色のブラック、サイズはクラシカルな18-14とした。
裏材にもアンチスエットのブラックを選び、表も裏も黒で統一する。
定革は2連の固定式・・・と、この辺はいつものお気に入りの仕様である。

ベルト先端部を尖らせてもらい、アンティークに合うエレガントな形状にした。
ステッチはミシン縫いであるが、縫い目の間隔を目一杯細かくしてもらった。
黒地に黒のステッチなので、ミシン縫い特有の粗さは目立たないが、むしろこの細やかなステッチが見えないのが惜しい。

長さは、両開きバックルの使用を前提として決めた。
写真ではバンビの三つ折れ式バックルを付けているが、これは撮影用に応急で付けただけ。
なお小判穴は開けていないので、通常のバックルの取り付けは出来ない。



この時計専用に使うことを意識したベルトを、今までもいくつか考えてきた。
どれも黒いベルトであるが、これぞという決定版が出来なかった。
今回はどうだろうか・・・

まあ、無難にまとまってはいる。
悪くは無いのだが、正直なところ、驚くほどいいわけでもない。
ベルトが控えめでストイックなところは、この時計の品の良さにマッチしているのだが・・・

実は、時計のグレードを考えると、アリゲーターの竹斑の黒が、一番マッチするのはわかっている。
高価ではあるが、思い切って御三家で1本作ってしまえば、それで決定版となるだろう。

しかしあえてそれをしないのは、将来シルバーのより高級なドレスウォッチを買いたいと思っているからだ。
棲み分けるためにも、ルクルトには意識して他の革を使っている。
黒のアリゲーターは、そちらの時計に取っておくつもりだ。


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