追跡


SIGMA DP2Merrill

大きな画像

先日に引き続き、グーグル・マップの話。
ストリート・ビューのデータが、いつの間にか新しいものに更新されていたので、自宅や会社の周辺を見ていた。

工場の敷地の周りを移動してみる。
車で行くのが厳しい細い路地にまで、ストリートビューの映像が延びている。
回転半径の小さい小型FRの1シリーズでさえ、下手をすると切り替えしが必要になる曲がり角のある道だ。
しかも踏み外すと1m程の段差があるので、非常に危険な場所でもある。

そこをすんなりと、ストリートビューの映像は通過している。
(実際にすんなり行ったのかどうかは不明だが・・・笑)
ストリートビューの撮影車両は、以前はニッサン・ティーダとかトヨタ・プリウスとか言われていたが、かなり小回りの効く車を使っているのだろう。
一度撮影しているところを見たいと思っていたので、知らないうちに目の前を通過していったかと思うと、ちょっと残念だ。

画面上で、そのままぐるっと工場を一周してみる。
すると会社の駐車場のいつもの位置に、僕の車が「ない」のに気付いた。
あるいは出張の最中かとも思ったが、撮影時期を見ると出張に行かなかった月である。
隣の駐車場には社員の車は停まっており、多分僕も工場に来ている日のはずだ。

恐らく、銀行かどこかに出かけているのだろう・・・
何となく、追跡してみようと思い、そのまま道を辿っていった。
何度も矢印をクリックして、街の中心部に向かって、延々と画面の中の道を進んでいく。

ところが、行きつけのスタンドの横を通った時にビックリ。
見たような車が、スタンドの洗車機の横に置かれているではないか。
ナンバーこそ消されているが、間違いなく僕の車だ。
洗い終わってきれいになった120iが、ポツンと置いてある。

スタンドで洗車をお願いして、それが完了したところのようだ。
肝心の僕は、どこにいるのだろう。
会社の事務所に一度戻ったのだろうか・・・
しかし真夏の炎天下なので、歩いて戻るとも思えない。
きっと待合室で、のんびりお茶でも飲んで、洗車が終わるのを待っているのだろう。

待合室を拡大して見ると、椅子に座るお客らしきシルエットが見える。
あらら・・・
よりによって、仕事をサボっているところを記録されてしまったようだ。
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