表札


SIGMA DP2Merrill

大きな画像

グーグル・マップのストリート・ビューを見ていたら、実家の門柱にある表札に書かれた名前が、はっきりと画面に写っているのをみつけた。
父が生前書いたものだろう、木製の板に墨で記されている。
個人情報の露出を防ぐために、恐らく自動認識技術で問題部分を検出しているのだろうが、手書き文字なのでフィルターに引っかからなかったようだ。

早速グーグルに「問題の報告」をした。
そういう時のために、ちゃんと報告専用のページが用意されている。
顔が写っているとか、自動車のナンバーが見えるとか、いくつかの項目から選び、その下に表示された画像で、具体的にここだと指摘する。
情報を入力後エンターを押すと、現在地図画面で確認作業をしている・・という内容のメールが、自動返信されてきた。

まあ表札が見えたところで、何がどうなるわけでもないのだろうが、何だか気味が悪いので、とりあえず報告しておいたのだ。
現実には個人の家の名前まで入った地図が売られているし、実際にその場に行って表札を見れば、わかってしまうことではあるが・・・

数時間後、データの変更が完了し、24時間以内に修正が反映される・・と書かれたメールが送られてきた。
夕方になって再度ストリート・ビューを確認したら、実家の表札には、ちゃんとぼかしが入っていた。



今日の時計ベルト。
フレデリック・コンスタントのインデックス・オートマチックFC-303AS4B26に、ディ-モデルの「スポーツ・ウォータープルーフ」のブルーをつけた。

耐水性能の高い100m防水ベルトである。
裏面は同社お得意のエアロ・ライニング構造になっている。

同モデルのブラックはお気に入りのベルトで、このコーナーに何度も登場している。
ブラック以外にもいくつかカラーがあるようだが、生産中止なのか、このところ海外のネットショップでも見なくなってきた。
そこで、在庫が無くなる前にと、ブルーをひとつ購入してみた。

表面は壁のように無表情なシュランケン・レザー(笑)
裏面の見えないところに、真っ赤なループ・アンカーと、輝くブルーの印字が隠されており、オーナーだけが楽しめるようになっている。
なかなかお洒落なベルトである。
ブラックの場合、その都会的な側面がとりわけ強調されていたが、ブルーもそれに準ずる作りになっている。



ブルーの場合、ペンキのようにベタッとした色なので、好き嫌いがありそうだ。
中途半端な明るさのブルーで、ブラックほどのコントラスト感はないため、シャープさが薄らぐ。
しかしこれは使い方次第であろう。
組み合わせる服装で、この明るいブルーを、いかようにも生かせるはずだ。

インデックス・オートマチックとは、悪くないマッチングを示す。
先日紹介した、モレラートのフリスビーのブルーと、雰囲気がよく似ている。
腕に付けてみると、裏面が革である分、ディ-モデルの触感の方がしなやかで心地よい。

若々しいイメージが強いので、上手く使いこなせるのは、やはり僕より若い人たちだろう。
このベルトは、飾りを廃した分、素材勝負なので、高級な時計と組み合わせると、質感の上で負けることがある。
しかし、インデックス・オートマチックとなら、ちょうどバランスが取れている。
ベルトの耐水性能は高いが、時計はそれほどでもないので、名前の通りスポーツとして使うのは無理かもしれないが・・・


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