日曜日の人出


D3 + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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一日晴れたが雲も多く、午後は日射しが少なかった。
天気が良く体調もほどほどだったので、重いD3を手に出掛けてみた。
毎週街の様子を見に行くのをノルマとしているから・・・

とりあえず秋葉原で降りて、いつものコースで行くはずが、カメラのファインダーを覗くと何だか変だ。
絞りを変えてもF2.8までしか開かない。
あれ?と思ってよく見たら、マクロの60mmが付いていた。

数日前に時計を撮影した時に、レンズを付け替えたのを忘れていた。
出掛ける前に丁寧にローパスフィルターの掃除までしたのに、まったく気付かなかった。
35mmのつもりでいたので、非常に勝手が狂った。

そのままで行こうかと思ったが、調子が狂ってリズムがつかめない。
やむなく一度家に戻ってレンズを交換することにした。
1時間以上もロスしてしまった。

時間を取り戻すため、歩くのはやめて電車で日比谷まで行った。
その間写真は撮れないから、かなり損した気分・・・
銀座や丸の内近辺をウロウロして、写真を撮ったり時計のベルトを見せてもらったりした。
その後床屋に行った。

日中の銀座の人出はかなりのものであった。
買い物に来たというより、みなが不況風を追い払うことを意識しているような気がする。

しかし日が落ちると、節電のため銀座は驚くほど暗くなってしまう。
夜の時間帯は、一気にお客が減ると、料理店の女将が嘆いていた。
ビルの上から暗闇を覗き込むと、奈落の底のようだという。
やはり灯りのないところに人は集まらないのだろう。



ある事に気付いた。
先日、オフの日にどうかと思い、ボーム&メルシエのクラシマ・エグゼクティブにカジュアルなベルトを組み合わせてみた。
この前ここに載せた青いクロコダイルだ。
しかしどうも、いまひとつしっくりこない。
どうやらクラシマは、くだけた感じのベルトを受け付けないことがわかってきた。
あの時計は、素直に黒いフォーマルなベルトと組み合わせるのが一番いい。

今日はちょっと気分を変えて、オメガのシーマスターにいつもと違うベルトを付けてみた。
カミーユ・フォルネのコノリーのブルティッシュグリーンだ。
以前別の時計のために購入したものが余っていた。

英国のコノリー・レザーは、ロールスやフェラーリなどのシート用皮革としてあまりにも有名だ。
驚くべきは、カミーユ・フォルネのベルトの場合、裏面にも同じコノリーを使っていることだ。
車のシートに使うくらいだから、人の肌との長時間の接触に強いということだろう。

これが意外に合う。
クラシマとは逆の結果になった。
オメガのアクアテラという時計は、一見ビジネス向きの地味なデザインに見えるが、ベルトに応じていかようにも表情を変えることがわかった。
たとえば白いステッチの入ったベルトにすると、なかなかスポーティに変身する。

20mm幅のベルトは手持ちでいろいろあるし、ちょうど海外から変わったものを取り寄せているところだ。
今後も様々な組み合わせを試してみようと思う。
またいつものベルト専門店で、ワンタッチ交換式のバネ棒に加工するサービスを始めたので、気軽に交換できるように、何本か加工をお願いしようと思っている。
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