ハプニング


D3X + AF-S NIKKOR 35mm f/1.4G

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今回ちょっとしたハプニングがあった。
雨の中、奥日光のホテルに到着したところ、入り口に「本日貸切」の看板・・・
駐車場にはクラシカルなスポーツカーがぎっしりと並んでいる。
まさかと思いながら玄関に車をつけたところ、中からフロントの女性が顔色を変えて出てきた。

予約をしたつもりでいたが、今日はクラシックカーの団体の貸切になっていて宿泊できないという。
ここまで来てそんな・・・
前日に確かめなかったこちらも悪かったのだが、Mrs.COLKIDが予約を入れた時、土日に行きますとは告げたが、日付を間違えて22日と言ってしまったらしい。
あちらも、いつも我々は土曜日に来るのに、今回は金曜日なので不思議に思っていたという。

貸切のお客さんは、当然百万円単位のお金を支払っているであろうから、そこに割り込んで泊まらせてもらうわけにはいかない。
顔見知りの支配人さんが出てきて、もし良かったら、緊急で下の日光のホテルを手配してくれるという。
そちらは温泉が無いのでがっかりしたが、仕方が無いのでお願いして、上ってきたばかりのいろは坂をそのまま下った。

で、通されたのが実にいいお部屋・・・
結果的に非常に大満足であった(笑)
クラシカルなお部屋で見晴らしは最高で、バスタブも有名な猫脚であった。
僕自身は温泉にそれほど固執しておらず、撮影も奥日光より朝の東照宮に行きたいと思っていたので、かえってこちらの方がよかった。
Mrs.COLKIDも、最初こそ落ち込んでいたが、そのうち、今回こういういい思いが出来たのは私のお陰だ・・などと言い出す始末である(笑)

たしかに日光はいつもより観光客が少ないように感じた。
しかし奥日光のホテルは貸切になっていたし、下の日光のホテルも、夕食や朝食はダイニング・ルームが満席であった。
このような状況の中、経営は大変であろうが、とりあえず日本のお客さんも少なからず利用しているようでほっとした。
ただ遊びに行くというより、日光を助けてあげなければというお客さんも、けっこういたのではないかと思う。


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