つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

卆寿のお祝い

2011-05-20 | 学校
 昨日は、放送大学岐阜学習センター最高齢のAさんの90歳の誕生祝いの会がありました。主催は小山田先生の心理学を受講する人たちでしたが、私は個人的にAさんとのお付き合いが長いので声をかけられました。先生の講義に続いて食事会。上の写真の左が先生、右がAさん。先生の関連記事は、2008.3.9と、2011.4.22。

 今日の講義は、連歌でなくて、「連詩」という分野。世界的にはもうかなり前から始められているのですが、日本は遅れていてまだです。現在先生が提唱されています。
 全員でAさんに対する連詩を作り、プレゼント。なりゆきで私が浄書することになりました。

 Aさんが放送大学に在籍を続けられる理由は、「ボケ防止と、これまで人生で学んできたことを補うため」と言われています。市外から車で通われ、82歳の奥様も運転。車は二台あるそうです。無論子供さんたちは独立されています。ゴルフは60年前に始められ、その頃はまだゴルフ場もあまりなかったとか・・・

     
      メンバーの伴奏で放送大学校歌の斉唱


          
           前菜

      
       Aさんのプレゼントの健康グッズ (効能の解説書つき)
       この3点に加え以前upしたお蕎麦とお饂飩まで頂いてしまいました   

               
                先生から頂いたインドネシアのジンジャティ(韓国の生姜茶より少し辛め)
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ケマンソウ

2011-05-19 | ガーデニング
 日本でも見られますが、これはソウルで、通りすがりに撮影した「ケマンソウ」です。朱色の花は君子蘭。寺院のお堂を飾る装飾品「華鬘(けまん)」に見立てて付けられました。まるで釣り竿(花茎)に魚のタイ(花)がたくさんかかっているように見えるところから「鯛釣草」の別名があります。
 中国・朝鮮半島原産。多年草で高山植物の女王、コマクサの仲間です。日本への渡来は意外に古く、室町時代ころ中国から入ってきたと言われています。春、暖かくなりはじめる3月頃に地中から花茎と葉を同時に出して一気に生長し、4月~5月頃に弓なりにしなった花茎にぶら下がるように愛らしい形の花を十数輪つけます。白もあるようです。原産地ですからソウルにあるのは当然ですね。

 下の写真は、昨秋播いた種から育てたムギセンノウとスイートピー。留守中に咲いていました。ムギセンノウの記事は、2009.5.15。スイートピーは、2008.3.9。

     
      ムギセンノウ 

                  
                   スイートピー
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韓国旅行 4

2011-05-18 | 海外旅行
 旅行中、ソウル市街も散策しました。上の写真は、街並み保存地区の北村(ブッチョン)にある組みひもの工房。北村は景福宮近くにあり、今も100年くらい前の姿を留めています。下も別の工房。近くには「冬のソナタ」のロケ地の高校もありました。
 韓国は、1/4がクリスチャン。仏教徒も1/4だそうです。教会が至るところにあります。ガイドさんはクリスチャンらしく、暫く大阪で暮らした時、余りにも教会が少なく、探すのに苦労したとか・・・何しろ日本のクリスチャンは、0.1%らしいですから・・・
 通りすがりに撮ったトチノキも日本と同じで、大抵の植物は共通しています。(トチノキの記事は2010.6,29)

 町の中には高麗人参を扱う店もあります。これだけは国の法律で輸入が禁止されています。昔から外貨を稼ぐ筆頭でした。なぜか上質の人参は韓国の土でしか獲れません。写真の左は6年物で、右は4年物。

 ホテルの最終の日は、「花の伝説」という公演をディナー付きで鑑賞。撮影禁止でしたのできれいなコスチュームは見せられません。韓定食を頼みましたので、コースの後は、生姜茶とお菓子。甘いお茶の中には松の美が浮いていて美味しく頂きました。

 今回の旅行では、日本への恨みはもう消さなければならないと考えているように思いました。13年前の旅行では、高齢のガイドは、統治下時代に強制的に日本語を覚えさせられたと言っていました。覚えないと殴られたとか・・・
 でも今回若いガイドから聞いたことは、学校ではもう過去の歴史を教えていないというものでした。

 前回は、ハングルをかじっていたことと、ミンピ暗殺(角田房子著)の本を読んでいたことから、ガイドは特別サービスと言いながら、ミンピ(明成皇后)の殺害現場に連れて行ってくれました。その当時は、日本兵が妃を日本刀で殺害する場面の絵が大きく掲げられていたのですが、今は撤去されているそうです。
 今回の旅行メンバーの中に、その本を読み、自分で現場に行った人があり、聞いたことですが、驚きました。あんなに恨んでいたのに・・・

 他の国より好ましいのは、治安がよいということでした。

        
         工房

            
             冬のソナタロケ地の高校


教会                                   トチノキ

        
         高麗人参

           
              生姜茶

         
           デザート 韓菓子と球形のすいか

     
      仁川空港




     
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韓国紀行 3

2011-05-17 | 海外旅行
 次に訪れたのも、やはり世界遺産の昌徳宮。1400年代に建設されたのですが、1592年に景福宮、昌慶宮とともに秀吉によって焼かれてしまいました。この時と、伊藤博文が今の迎賓館近くの平和公園のあるところに家を建てたことをガイドの女性に聞いた時、日本人の我々は思わず「スミマセン」とつぶやいていました。
 上の写真は、昌徳宮の最高の空間である仁政殿。下はその正面にある階段の一部。王の通られるところには鳳凰が彫られています。王は龍が中国では象徴的に彫られているのですが、韓国は少し中国に遠慮して龍の次の鳳凰にしました。でも時代が下ると、龍に格上げしていました。

 その下の写真は宮殿の隅の方にある楽善斎。ここには政略結婚で17歳で梨本宮家から嫁がれた、李方子(まさこ)さまが晩年まで住まわれていました。夫であった韓国元皇太子と1970年に死別。1989年87歳で亡くなられた時は、韓国の身障者のために活動されたこともあり、準国葬だったようです。お二人のお子は、米国人と結婚。しかし子供は生まれず、王家の直系は絶えてしまい、今宗廟での祭礼はその従兄が行っておられます。

 宮殿の建物は、軒が極彩色に塗られていることが多く、顔料は天然のもので中国からの輸入品。40年に一度は塗り替えられるそうです。

 次の訪問地は、大統領官邸とその周辺。米国はホワイトハウスですが、韓国大統領官邸は蒼瓦台。青い屋根瓦です。でもこの地帯に入る道路は警備が厳しく、車は一旦停止させられ国籍を聞かれた上、通行は許可されても、官邸前は車は止めることも禁止。写真は撮れません。近くの平和公園には多くの国籍の人であふれ、いろいろな言葉が聞かれました。ここに伊藤博文の家がありました。当然1945.8.15には撤去されたことになります。伊藤博文を暗殺した安重根は、韓国では英雄らしいです。噴水の上のには飛び立とする鳳凰が見られます。

 ところで大統領選挙は来年ですね。2012年、世界で数か国のトップがチェンジします。今のイミョンバク大統領は何故か国内では不評。大阪に生まれ、3歳で韓国へ・・・苦労してトップの企業の「現代」の社長から大統領まで上りつめられたのに・・・これまでの最高の人気のあったのは、パク大統領とか・・・彼は大統領のポストが欲しかった側近に殺害されてしまいました。しかし、クーデターは失敗で、側近は死刑。パク氏の長女が次の大統領に立候補されるようです。ハンナラ党。
 私は韓国のケネディと噂されていた金大中氏が人気一位と予想していたのですが、外れで彼は4位でした。

      
      鳳凰
  
        
         楽善斎(方子さまの御所)

      
       軒 後方にオンドルの煙突が見えます

         
         迎賓館前の平和公園

     
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韓国紀行 2

2011-05-16 | 海外旅行
 次の目的地は、やはり世界遺産の宗廟。歴代の王の墓所です。毎年盛大に古代衣装姿で「宗廟祭礼」が行われていて、今年は5/1に終わりました。宗廟祭礼楽は無形文化遺産。上の写真の霊廟の全長は、110mあり、日本の33間堂には及びませんが、2棟もあります。上の写真は、正殿。下は、永寧殿。つなぎ目は全くわからないように増築されています。左から歴史の古い順に王が祀られていますが、歴代すべてではなくて、功績のあった王だけです。それ以外の王は別の墓所。
 通路には石が敷き詰められていて、中央の高いところが王様。一段低くなっている部分は、王子と側近。王妃は、政にはつかさどらないので通路はありません。

 ソウル東大門の大通りには、前は亀甲船で秀吉に勝ったイスンシン将軍の銅像だけでしたが、最近その後方に金色のセジョン王の座像が建立されたようです。ハングル文字を考案した王。大抵のお札はこの王様です。巨大な像でしたが、走行中のバスの窓から撮ったため、うまく入りませんでした。その奥に国宝指定第一号の東大門があります。車は殆ど国産車。日本車は走っていません。ごく稀にベンツを見る程度。関税をかけて国産車を守っています。

 東大門近くの市場は、日本のアメ横みたいで、活気があり、商品があふれています。アメ横より規模は大きいです。安さにつられてドライフルーツを買い求めました。日本円がソウルでは殆ど使えるので、通貨の交換もそれほど必要がありません。

        
        永寧殿 

                   
                    霊廟の通路

    
    イ将軍とセジョン大王像のある大通り

           
            東大門

              
              朝食のアワビのお粥

   
    プルコギ定食

           
            チヂミ

      
       東大門市場で買ったドライフルーツ

            
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韓国紀行

2011-05-15 | 海外旅行
 久しぶりに韓国に旅しました。これまでは大韓航空でしたが今回は、アシアナ航空。最初の訪問地は、韓国の万里の長城と言われる水原(スウォン)華城。韓流ドラマでも知られる「イサン」の居城で、世界遺産に登録されています。1794年創建。イサンの物語は実話らしく、最後は反対派から毒殺されたとか・・・テレビでははっきりとは、そのようには描かれていなかったのですがあり得ることです。

 ソウルからの道筋もずっとつつじがとても綺麗でしたが、城内のつつじも見事。ロケ地となった城郭もあります。同じ敷地内で弓道大会も開かれていました。城郭の屋根に止まっていた鳥を撮りましたが、名前をご存知の人は教えて下さい。雀より大きく烏より小さいです。その下段の写真は、宿泊したシェラトンホテルと、カードキー。キーのカバーには、12ヶ国語の「こんにちは」が、書かれています。

追記; 鳥の名前はリンクしている「けんちゃん」より教わりました。「カササギ」でむこうでは、その鳴き方で「ガチ」と呼ばれているようです。ありがとうございます。

 最下段の写真は最近発行されたという50000ウォン札。(4000円) 17世紀に活躍した女性画家、書家でもある方の肖像です。王族以外でははじめてお札に登場された方。裏側の絵は彼女の作品。

 震災の前日の3/10に申し込んでいた旅行でした。仁川(インチョン)空港の税関入口には「放射能汚染モニター」という標示も見られました。

        
         水原華城の蒼龍門

 
 イサンがロケされた城郭

    
    弓道大会

                           
                  城内のつつじ

          
           カササギ(ガチ)                

       
       宿泊したシェラトンホテル             

                
               ホテルのカードキー

      

      
      50000ウォン札


              
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赤かぶ漬け

2011-05-10 | 岐阜県
 飛騨の赤かぶ漬けを頂きました。地元のものは自分ではなかなか買わないものです。買っても人に差し上げるためのもので、長らく口にしていません。飛騨特産の赤かぶを漬けるシーズンはまるでイベント。ニュースでも報道されます。毎年秋になると、もうこの季節が来たのかと思います。左側は、ゆず味噌。これも産地によって味はいろいろです。下の写真は庭の椿と鉄線。明日から少しお休みします。

       



        
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老母へのプレゼント

2011-05-09 | わが家
 昨日の母の日には、妹から老母へのプレゼントも届きました。フラワーアレンジメントに続いて果物詰め合わせ。長崎産枇杷と種々のかんきつ類です。葉つきデコポンと愛媛産美生柑の他にアメリカ産オレンジなど・・・美生柑だけは初めて味わいました。いろいろ交配させて好みの柑橘類が誕生したのでしょう。文旦を改良したものとか・・・酸味が少しあります。(私からは日用品をあげています)

 最下段は、庭の椿と姫空木。(記事は、2007.5.4)

     
      長崎産枇杷

          
         美生柑と葉つきデコポン


椿                                    姫空木

         
         変わり咲きの椿
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芹と蕗と

2011-05-08 | 料理
 今年も我が家の庭から蕗が収穫出来ました。今年二度目の・・・あと一回は獲れそうです。12年前、築120年の家を改築した時、資材置き場になっていた部分が全滅。蕗はしばらく不作でした。最近ようやく復活し、ほっ・・・
 芹は友人からの頂きもの。これは胡麻和えに・・・蕗の葉は、細かく刻み、ごま油で炒めて、醤油とみりんで味付け。保存食にもします。ほろ苦さが身上です。これは市販の蕗では無理です。獲りたてでないと・・・

 最下段の写真は、昨日、嫁から贈られた母の日のプレゼントのフラワーアレンジメント。玄関が明るくなりました。今朝になって今度は、海外の次男夫婦から、母の日のグリーティングカードが届きました。それには長い近況報告が添えられていました。

   

              
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永代経と小栗シゲオ個展

2011-05-07 | わが家
 昨日の午前中は、5月祥月の父の永代経のためお寺へ、午後は友人のコンピュターグラフィク作家小栗シゲオさんの8回目の個展を見るために、名古屋市民ギャラリー栄に出かけ忙しく過ごしました。上の写真は、お寺の本堂と居室の通路脇に飾ってあった、アマドコロとアルストロメリア。すぐ下の写真は、駐車場に掲げてある標語。いつもごえん様が書かれます。今月は金子大榮の言葉。

 小栗さんの作品は以前(2008.10.1)にも 紹介していますが、パソコンを駆使し、自らの感性で筆で書き加えてられています。お絵かきツールの機能を使いこなして創作された斬新なものです。同窓生8人で突然出かけたので、彼も驚き、感動し、一人一点ずつ希望の作品を、縮小してプレゼントすると約束してくれました。パソコンで作られることからこれも可能な訳です。私は、チェコへ旅した時訪れたことのあるチェスキークルムロフを注文しました。今回のテーマは、自然と動物・女性と風物。8日まで。

          
           ご住職自らの筆による標語


荘厳プラハ城                               チェスキークルムロフ


みどりの楽園                             カラフルさかな
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