つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

ケマンソウ

2011-05-19 | ガーデニング
 日本でも見られますが、これはソウルで、通りすがりに撮影した「ケマンソウ」です。朱色の花は君子蘭。寺院のお堂を飾る装飾品「華鬘(けまん)」に見立てて付けられました。まるで釣り竿(花茎)に魚のタイ(花)がたくさんかかっているように見えるところから「鯛釣草」の別名があります。
 中国・朝鮮半島原産。多年草で高山植物の女王、コマクサの仲間です。日本への渡来は意外に古く、室町時代ころ中国から入ってきたと言われています。春、暖かくなりはじめる3月頃に地中から花茎と葉を同時に出して一気に生長し、4月~5月頃に弓なりにしなった花茎にぶら下がるように愛らしい形の花を十数輪つけます。白もあるようです。原産地ですからソウルにあるのは当然ですね。

 下の写真は、昨秋播いた種から育てたムギセンノウとスイートピー。留守中に咲いていました。ムギセンノウの記事は、2009.5.15。スイートピーは、2008.3.9。

     
      ムギセンノウ 

                  
                   スイートピー

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6 コメント

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Unknown (フクちゃん)
2011-05-19 09:57:54
けんまそうは韓国が原産地ですか
鈴なりの可愛い花ですよね
むぎせんそうも綺麗です
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フクちゃん (matsubara)
2011-05-19 17:26:41
私もこれまで原産国を知りませんでした。
今回調べて分かりました。
ムギセンノウは初めて蒔きました。
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Unknown (慕辺未行)
2011-05-19 23:41:50
ケマンソウこと、タイツリソウは昨年、長野・大鹿村へ『ヒマラヤの青いケシ』を見に行ったとき、同じ畑に咲いていました。ピンクと白がありました。
コマクサの仲間なのですか?!だから、緯度が高いところ、標高が高いところなどの涼しい場所に咲くのかな?
ムギセンソウ、初めて聞くお花です。花びらのラインが面白いですね。左下に写っているのは、ノースポールでしょうか?
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慕辺未行さま (matsubara)
2011-05-20 15:21:31
もう白のタイツリソウは見られているのですね。
ムギセンノウは以前差し上げた苗の一部です。
どうやら二本しかなかったようですね。
スイートピーも混じっていました。
左下はその通り、ノースボールです。
一緒に播いた種から出ました。
花びらは下に巻いています。
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Unknown (Saas-Feeの風)
2011-05-20 19:32:27
タイツリソウが路地に咲いていたのですか。
我が家では2度買って地植えしましたが
いずれも翌年に花は可哀相なくらいの数しか
咲きませんでしたし、そのうちに消滅してしまいました。
土壌が合わないのかなあと、以来買うことをあきらめました。
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Saas-Feeの風さま (matsubara)
2011-05-21 19:03:24
路地に鉢植えして並べてありました。
風さまも苦手ということは難しい植物なのですね。
ここ意外でも見られましたのでそれほどこちらでは珍しい花ではないようです。
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