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昨日は、午前中は、柳ケ瀬の画廊・「鮎」で、友人が出品している絵画展「ニューパレット」を見て、午後は、JR岐阜駅のハートフルスクエアGでの県歌人クラブ主催の特別短歌大会に行きました。まず柳ケ瀬まで濃姫バスで・・・これまで濃姫の髪塚があることは知らなかったです。バスのパネルで分かりました。
ニューパレット展は初めて拝見しましたが、質の高さを感じました。「鮎」は、一昔前は画家仲間のステイタスだっのですが、最近は無料の画廊も出来て、そうでもなくなりました。八代さんの作品はこれまでも紹介していますが、今回の小品もとてもよかったです。(大作は2013.7.24) 油彩の他に水彩もアクリル画も・・・
特別短歌会のテーマは、「戦後70年を詠む」。講師は、玉田澄子さん(77)。大陸から引き揚げられた時の苦労話は、内地で苦労知らずの我々と比較すると、とても信じられないものでした。8月9日のソ連侵攻以後の苦難は、よく冷静に話されたと思うほど。お母上は、その日妹さんを出産。出産後の体で逃げねばなりませんでした。赤ちゃんは母乳も出ない為、餓死。亡骸を堤防に埋め、行進のつづきです。夥しい日本人が亡くなり、そのまままとめて埋められました。今は畑になり、そこから多くの人骨が出るそうです。止むにやまれず中国人に預けた人も数知れず・・・
辛酸をなめながらも、無事帰国された彼女は、この体験を20年前、「大地の風」という本にまとめ、出版。この印税を中国人の奨学金にあてられています。この本はネットで購入できます。その後「大地の花」も出されました。
短歌大会大賞は
空襲は死後であるべしサークルの仲間ら若くわれは語部 森さん
濃姫遺髪塚のパネル 濃姫バスで・・・
「鮎」
SL
ベネチアの思い出
はじめてのアクリル画
百日草と紫蘭の実
選者の一人 中部歌人クラブ小塩代表の歌評
素敵な絵にシランの実まで生け花になど目を瞠ります。
私も引揚者のお話を本や友人親子の体験で読んだり聞いたりしていますが、この方の引き揚げのお話も涙をそそられます。本を書かれ、印税を中国人の奨学金にあてられるなんて、偉い方ですね。
今緑の家から戻りました゜見ています
よかったです。
生きがいがあると励みになりますね~
これまではっきりとは知りませんでした。
岐阜市北部ですのであまり用がないのです。
活花はその道の達人が活けられたそうです。
花材のヒントになります。
藤原ていさんばかりでなくて岐阜にもおられた
のを知り驚きました。引揚者の村もあります。
あんなに中国の人からひどい目にあわれたのに
感心してしまいました。
苦労したお母上は女教師であられたし、
プライドも高いので、わが子は中国人に
渡されなかったのです。
この本の事はかなり知名度が高いのにもかかわらず、この日まで知りませんでした。
ネットで申し込みたく思っています。
7歳の時の記憶力がすごいことと、77歳でも
とてもしっかりしておられ、恐れ入って
しまいました。
岐阜を25年くらい離れていたこともありまして
知らなかったのです。
山崎豊子さんの大地の子は再放送も始まり、本も以前に上・中・下3冊購入しました。
大地の風・花も求めたく存じます。
引揚者のお話は身近な友人から話を聞いておりますが、涙無くしては伺えません。
残留孤児にならずにすんだ幸せに感謝しております。
「戦後70年を詠む」のお歌を少しご紹介頂きたくよろしくお願い申し上げます。
知られていませんので、アマゾンで申しまれる
場合は、「大地の風 玉田澄子」と打ち込んで
下さい。風の大地が有名ですのでそちらが
出てしまいます。私は昨日注文しました。
若き父の遺骨眠れるレイテ島口ずさむ人あり日本語のうた
この作者の竹中さんの事も伝えたいですので
今日お送りします。もう封印して投函するばかりに
なっていますので、少しお待ち下さい。
私は終戦が3歳で記憶がなくて歌も出して
いません。
それに、8月は歌会はいつも休みますので、会の
皆さんにも伝えられませんでした。