つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

宮城まり子さんのお話

2016-06-24 | 文化

 昨日は誘いあって、宮城まり子さんの講演を聞きに、岐阜市文化センターに出かけました。彼女の生活ぶりは、WFWP発行一般誌ハーストーリー2月号に掲載されたばかり。でも文章を読むのと、生の声を聞くのは大変な違いです。とても89歳とは思えないお元気さ。白い長めのドレスに黒の長めのベスト。白い高めのヒールの靴と赤いツバのある帽子。「塩沢の黒の和服を準備したけれど、背景のカーテンが真っ黒では合わない」と、止められました。

 颯爽とステージに歩いて登場。予定通り一時間半話し続け、今度は、車椅子で退場。その間立ちっぱなしでした。肢体不自由児施設ねむの木学園の生徒二人を連れて来られました。二人で、「やさしくね やさしくね やさしいことはつよいのよ」という歌を合唱。岐阜に来られた理由は、東京で著名な画家の若いころの作品展があり、ロートレックなどの幼少時代の作品と、まり子さんが小学校4年に描いた油絵が同じ会場に展示されたおり、岐阜からの見にいった人があったということで、決定。その方も会場におられました。

 誌と、昨日のお話との一点共通のところがありました。ねむの木学園を作るとき、吉行淳之介さんと約束したこと。1. 愚痴をこぼさないこと。2.途中でやめると言わないこと。3.お金がないと言わないこと。

 彼女の好きな白い四弁の花が演台に飾られていたのですが、名前を聞き漏らしてしまいました。小瓶に挿した同じ花を楽屋からも持ってこられ、講演中何度も匂いをかいだりしておられました。岐阜にはないので、スタッフが名古屋で買い求めたそうです。撮影禁止で花の写真はありません。

追記;別のサイト(趣味人倶楽部)で白い花の名前を教わりました。「ブバリア」でした。それと歌詞も正しく直しました。

ハーストーリー2月号

 

帰りに3人で寄ったお店のケーキ

コメント (8)
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