つきみそう

平成元年に出版した処女歌集の名

彩雲 11

2016-06-01 | 短歌

 「彩雲」の主宰者、田中伸治さんから39号と40号が二冊贈られてきました。表紙の絵は二冊とも同じデザイン。毎号、一ヵ所ずつ美術館が紹介されているのも楽しみの一つ。39号には、田中さんが昨年10月にオープンされた美術館のことが書かれています。ご自身で洋画を描かれるので、作品を常時展示。特徴あるステンシル画です。中津川市は、中山道旧宿場町。歴史ある町を再訪したいものです。

 昨夜は火星大接近で赤い星が見られるはずでしたが、当地は空全体に雲がかかり、ダメでした。

田中さんの短歌作品より(40号)

しみじみと寺あり草生ふ甍なり降る陽を随ふ得も言うへぬ反り

きしむ音直せずにゐる扉あり木立抜けくる西陽を拾ふ

もつれたる糸まだ持てりわたる橋いづくにもある青山(せいざん)あると思へず

 

 

 

京都の妹からのお土産

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする