日々のことを徒然に

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30年目に入る

2024年03月20日 | 回想
                 (見学会のパンフ写真)
 いろいろな思いなど夫婦で考え終の棲み処を建てようと土地探しから初めた。卒業した小学校校区内に建てたいという地域限定から抜け出せず、空き地探しに時間を費やしてしまった。バブル崩壊の影響でなかなか手を出せる物件に出会えなかったことも原因のひとつだった。不動産屋の知人から助けが入った。

 棟上げを済ませてすぐに阪神淡路大震災、この地も大揺れしたが事なきを得た。順調に建設は進み引越しの日、オム真理教による地下鉄サリン事件が発生した。手伝いに帰省していた息子は同僚の安否確認で大変だった。終の棲み処に何か災いがあるのだろうか、神事はきちんと済ませたのになどと思った。

 入居前、ハウスメーカーから見学会場にさせて欲しいという相談。我が家も建築中の様子を何軒か見せてもらっており了承した。その後で引き渡しを受けて今日から30年目に入った。三日三月三年という。三日我慢出来れば三カ月は耐えられる。 三カ月耐えられれば三年は頑張れる。 三年頑張れれば一生耐えられる、芸事の修業から生まれたというが、終の棲み処になるかこれからが本番か。

 近所の様子もすっかり変わった。我が家の周りだけでもこの間に10軒あまりの新築があり、初夏になれば隣で新築が始まる。我が家も古家になりつつあるが、このまま風雪に耐え、当初の思い通り終の棲み処となってくれればと、過ぎた今日までを振り返りながら思っている。

 (今日の575) 返済の計算しつつ融資受け
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