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相 続

2024年04月08日 | 社会 政治
 

 連れ合いが亡くなり7回忌を済ませた後期高齢者の人が「家と屋敷の相続手続きを済ませた」とほっとしたような顔で話す。今の自分の状況と今後のことを考え相続人は子ども名義にしたという。4月からの相続登記の義務化施行にせかされた手続と笑う。これは、3年以上未登記を放っておくと正当な理由がなく相続登記をしない場合、10万円以下の過料が科される可能性が発生する。

 相続手続きがされず所有者不明の土地は2016年には九州を上回る広さが、現状のままこの未登記状態が続くと、2040年には国土の2割、北海道本島の面積に迫るとの試算が報道されている。手続きが遅れ相続対象者が3桁に達する人などは相続放棄を選ぶ人が多いという。

 父の死後、父名義の物件2カ所の相続手続きをせぬままにしていた。物件は私と弟が分割ということは決まっていた。弟が新築するので処分したいということで相続手続き依頼した。父の弟妹の謄本まで必要ということを知り、その煩雑さに驚いたことを思い出す。所有権だけはしっかりしておく必要がある。

 相続手続きから40年近くなるが、登記謄本1度も必要になったことはなく眠ったままになっている。用のないということは穏やかに過ごしてきたことになる。周辺には終活のひとつとして相続や贈与を済ませた人もある。我が家もそのタイミングの時期は近づいて来てはいる。

 (今日の575) 議員なら資金相続無税なり 
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