たまに行くスーパー。野菜コーナーに「有機野菜」と大きく表示した一角がある。有機野菜が特に珍しいわけではないが見ると各野菜に黒い版に白色で細かい字を書いた札が下げてある。「何だろう」と眼鏡をかけて見た。産地に生産者、生産者からの一口メモが書いてある。左下に化学農薬、化学肥料の記載欄がある。
その欄は大方の野菜は農薬も肥料も0回と、中には農薬70%減などの記載もある。眺めていると店員さんから声をかけられた。「いづれも厳しい審査を得て表示を許されてい農家の野菜なので売る方も安心です」という。成育中に化学農薬や肥料を使わないこと、使用してもある基準以下で収穫されている。畑の土も有機的土壌かも審査の対象なので、相当の費用と長い時間をかけた審査を受ける、などと嬉しそうに話す若い店員、話のわかりやすからにわか仕込みの知識ではないように思えた。
何度か利用した朝市、ここの野菜に人気があることは「新鮮さもあるが、作った人の顔が分かるから」という説明が付く。顔を見て会話しながらは選べるのは朝市の特徴。昔は「市場に出せない規格外れの野菜」のイメージで広まった。「味はスーパーと同じです」こんな弁明も楽しく聞いたことを思い出す。今は「規格外」「わけあり」などの品が大手スーパーにも並ぶ時代、朝市から学んだ販売方法だろう。我が家も野菜をよくいただくが、作る人の顔が分かるというのは安心していただける。
何年か続けているプランター菜園、土はホームセンターで購入した野菜用、肥料はキャッチフレーズが「花にも野菜にもやさいい」という品を、なり具合から「肥料切れたかな」と感じたら追肥するくらい。他に肥料を使わないから無農薬だが肥料では有機野菜の分類に入らない。そんなでも今のところ順調に育っていると喜びながら水をやる。ピーマンの収穫が1番のになりそうだ。
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