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文字の書き方

2020年01月22日 | 生活・ニュース

 年金生活に代わっても所得税や社会保険料は現役時代と同じように徴収される。徴収方法は年金から控除されるので取りはぐれは起きないようになっている。そこで払い過ぎの税金が戻る方法として確定申告をする、その時期がやって来た。法や制度が変わることもあり「確定申告の手引き」持ち帰り申告書を作成、と言っても国税庁のHPから作成する。

 その手引書に「申告書の書き方」という項目がある。その中の一つに手書きの場合「マス目に数字を記入する場合は、記入例にならって丁寧に記入ください」とある。その記入例、2と6以外には各数字について留意点が示されている。「1」は縦餞1本、「3と4」には隙間を空ける、「5」は上に突き抜ける、「7」は角をつくる、「8と9」は閉じるなどとある。パソコンでは4、5、7は対応していない。

 現役時代、稟議書や企画書を提出するとき浄書というのは避けられない仕事だが、字の下手な私には向かない仕事だった。いつも達筆な女性社員に助けられた。IT化でワープロやパソコンが導入されこの難儀から開放された。ただ、誤字や誤読、入力ミスなど経験した事のない経験をかいくぐらなければならなかった。

 書道家で多くの塾生を指導している在京の知人の旬報に「大人にも言えることですが、書の上達はお手本の観察力にかかっていると言っても過言ではありません。何度も書いて、文字の外形や線の長短、方向、角度、空間、偏と旁の関係などを理解すること」が書を上達へ導くとある。字は下手、だから努力したかといえば格別なことはしてこなかった。キー入力で30年以上、矯正には遅すぎか。
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2 コメント

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Unknown (mary)
2020-01-23 10:12:07
tatu_no_koさん、いつもありがとうございます!
2年前の東洋大学『現代学生百人一首』入選句で、

ケータイを もつまえ交わした文通の 貴方の書いた字愛しく思う


という高校1年生の句が印象に残っています。
デジタル全盛の現代でも個性の表れた手書き文字は心を動かすのですね。
tatu_no_koさんの字は読みやすく品格の伝わる素敵な字だと思います(^^)。



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maryさん (tatu_no_ko)
2020-01-23 18:37:38
旬報から一部拝借しました。
恋文を書いたことも貰ったこともないのですが、
句の若者らしい感覚に好感んです。
折々にペンを持つようにしましょう。
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