飾り職人のもとに奉公していた幸助は、ようやく8年の年季が明けることになった。幸助は幼馴染のお蝶という娘に想いを寄せていた。5年前、二人は年季が明けるその日、萬年橋で会う約束をした。互いに想いながら5年間、幸助は人に言えない秘密を抱えていた。お蝶の身にも幸助に話せないつらい想いがあった。
これは、藤沢周平の名作短編と言われる「橋ものがたり」の中でも傑作と名高く、屈指の人気作と言われる初のテレビドラマ「約束」紹介のあらすじ。このロケは昨年の9月下旬、名勝・錦帯橋で行われた。錦帯橋は約束の5年目に二人が出会う「萬年橋」にあたる。写真は映画のタイトル。夜間ロケもあり久しぶりのドラマでの錦帯橋登場だった。
市の広報でも松竹撮影所でエキストラ募集中を伝えていた。エキストラ出演の方々は放映が待ち遠しかったと思うが、昨夜の放映でご自分が確認できたでしょうか、映像から想像するにエキストラの方は橋上の通行人だろうか。錦帯橋はすっかり創建時の時代にマッチしたいい映像だった。
監督・脚本は「北の国」シリーズの杉田成道監督。申し訳ないが出演者の紹介は疎くてできない。家内はこの「橋ものがたり」を何冊も読んでおり早くから楽しみにしていた。次回は2月25日の12時から、3月は10日(21時)24日(14時)から時代劇専門チャンネルで放送される。約束は心の支え、ひたむきな市井の人の結末は・・・。
(今日の575) ひた向きな市井の人の人間味
市民としては 費用対効果が気になる所である
映像は綺麗ですからロケの効果があって欲しいが、公的な支援がどこまであったのでしょうか。