![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/e7/a5c78e804f60c09d5ab8d7cefa32748b.jpg)
種田山頭火は形式に囚われることなく五七五を読んだ。「昭和の芭蕉」「漂白の俳人」「行乞(ぎょうこつ)の俳人」などと人それぞれの呼び方をされている。出会ったことはないが書物で見る山頭火の法衣をまとった姿、1度見れば印象に残る。
その法衣姿に引かれた者数名が、それを形ちにしてみようとある日の1日を粘土と過ごした。作り方は人形の各パーツを作り、それを繋ぎ合わせていく、一見簡単に思えた。
30㌘と40㌘の玉が2個ずつ、90㌘だ110㌘なだと各パーツを作る粘土の重量測定から入る。ここまでは全員同じに出来る。
取り掛かりは足から。足袋を履かせ草履の鼻緒を描きと細かい手作業、法衣には柄を忍ばせ、左右の手は親指を間違いなく刻み込む。その手が法衣の袖から出たように組合わせ、特徴ある杖を握らせる。なんとなく山頭火らしい。苦戦をいとせず黙々と進む。
顔、ここが人形成否の分かれ目。まずメガネに作りての特徴が出て面白い。ただ顔に比し大きめの目がねは共通している。ここが特徴か。丸い鼻、大きな口元とそれぞれが面白い。
おおよそ3時間、人形山頭火が完成する。顔、形、背丈、表情、全部がそれぞれ違ってそれぞれ面白い。記念撮影で第1スッテプが終了し素焼き前の乾燥に移る。色付け釉薬とまだ楽しみは残る。
(写真:記念撮影に並んだ人形山頭火たち)
山頭火勢揃いの集合写真。見るからに面白味がありますね。いいお楽しみがあってええですねー。
「分け入っても分け入っても青い山」
退職後の遅い出会いでした。
ついでながら、小野田駅に山頭火というお酒もありました。
6人のうちのどの山頭火がたつこのさんの作でしょうか??
眼鏡も顔も杖も・・・みんな違ってみんないい!!
出来上がりを楽しみにしております。
私は左から3番目の山頭火が好きです。
ちなみに句は「後姿のしぐれてゆくか」
が好きです。
好みなのは・・・見てから決めます!
並んでみてその違いに驚きました。
本当に自由人、そんな印象を持っています。
みんな違っているのにみんな似ているような錯覚に陥りました。
わが作品?は夢子さんの隣に。
目が高いですね、左から3番目は好評でした。色付けでどれだけ変わるか不安です。