日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

入れ替わり

2023年03月29日 | 社会 政治

 我が家の狭庭に植わっているクロガネモチ、春の日差しを浴びはじめると例年の事だが、誰に教えられたのか、新葉に押された古い葉が落ち始める。そんな繰り返しが30年、今年も先日から入れ替わが始まった。また春が来ますよ、忙しくなりますよ、そんな呼びかけをしてくれる。

 入れ替わりといえば統一地方選挙、首長選は始まっているが議員選挙はこれから始まる。明後日には県議選が告示される。誰でも立候補できる権利はあるが、高額な供託金(県議で60万円)、人件費・通信・印刷・広報など諸経費が掛かる。ある報告によると市議選の費用は200~800万円と載っている。三バンの中の鞄(カバン 資金力)なければ立候補は難しい。

 残る二つのバンは地盤と看板で、地盤は組織力、看板は知名度や肩書をいう。政党や各種団体などに所属しない者に組織力は無い、また、看板も肩書もない。いち市井の民が立候補するには高い壁となる。そこに二世、三世の議員が容易に誕生する仕組みがあるように思う。中には議員が家業のようにつなぎ継がれることがある。制度上は問題なしだろうが考えさせられることと思う。

 自然界では時が来れば、古いものは新しい世代のために身を引き代を譲っている。中には遠くにその子孫を残すものもある。政治もこうした自然界の巧みな仕組みを見習い、新しく活力といぶきを感じる議会になって欲しい。そのためには有権者の熟慮した1票が幸先となる。

 (今日の575) 公約で口にしたこと忘れるな 
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