日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

目を転ずれば

2016年09月28日 | 社会 政治

 首都のお話だから在京局の番組は豊洲と都議会の話し満載。小説としては面白い内容だろうが石原元都知事の「都庁は伏魔殿」のひと言に尽きるのかもしれない。都庁職員の多くはそんな発言に迷惑をこうむっているのだろう。豊洲で思う、問題の一つ一つを5W1Hの手法で整理すれば、報道を受ける側も理解しやすい。あれもこれも混在した報道の仕方、映像慣れした若い記者は5W1Hを習っていないのかと心配する。

 東京の一点から目を宇宙に移してみよう。「木星衛星に巨大噴水か」という話。米航空宇宙局(NASA)は木星の衛星エウロパを覆う氷の表面から、水とみられるものが高さ200㌔まで噴出しているのをバッブル宇宙望遠鏡で観測した」と発表した。同じ現象は以前にも観測され間欠的に噴出するらしい。生物探しの手掛かりになるかもしれないと期待が高まる。同じ地下からの水とはいえ豊洲とは比較にならない。

 もう一つ宇宙といっても月にまつわる話。最近CMで見かける「月面の探査能力を競う民間のコンテスト」に参加する日本チームの話。このチームが無人探査車の性能テストを鳥取砂丘で始めた。探索車は縦58㌢横54㌢高さ36㌢、炭素繊維強化プラスティック使用で重さわずか4㌔、秒速10㌢という。月面と砂丘の環境が非常に近いことが試験地の理由。何十年か前に砂丘に上り日本海を見下ろしたことを思い出しながら、よちよち進む探索車に年甲斐もなく夢を託していた。

 その探索車は2017年初めに完成し4台のカメラで360度撮影する。完成した年に月へ打ち上げられる。月面着陸後、500㍍以上を走行し映像や画像を地球に送る。小さな小さな車がもしかしたら1位になるかも。豊洲よ、盛り土の闇から早く抜け出し空を仰げ。
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