昨年の西日本の大水害から1年、各地の慰霊行事で再発防止が誓われている。しかし、河川決壊個所復旧や砂防ダムの建設など未着工の工事が全体では半数近くあるという。雨期の最中、発生地域に住む皆さんは枕を高くして休むことは出来ないと思う。何はともあれ復旧関係の工事を優先させてほしい。
昨年の被害の反省から、2019年の出水期(6月ころ)より「警戒レベル」を用いた避難情報が発令されるようになった。これは、いつ避難すればいいのか、逃げ遅れゼロを目的に市町村から「警戒レベル3」「同4」が発令される。発令されるとその地域の住民は速やかに避難する、という事になっている。
わが家では大雨による被害発生の予測が報道されると県の「土木防災情報システム」を参照している。市内各地の雨量はもとより、ダムの水位、流入と放流状況、各河川の水位状況など観測値がグラフで見れる。地域的に土砂崩れの危険地域ではないが、錦川の氾濫が怖い。近くの臥龍橋観測点の状況を気をつけて見ている。
6月初めの大雨で市内北部に警戒レベル4が発令された。発令に対する避難者数の少なさが問題視されている。発令に際し、〇〇地区に洪水、〇〇川のどの付近が氾濫するおそれがある、〇〇地区に土砂災害の恐れがる、など詳細が分かるように出来ないだろうか。この付近は昔から安全地帯なので心配ないという言い伝えが通じなくなった最近の自然災害、発令は素人にも分かる言葉で伝えて欲しい。夜半、防災メールに起こされ、雨音を聞きながらそんなことを思っていた。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます