錦帯橋の屏風のような城山、その麓に吉香公園がある。ここは旧岩国吉川家の居館跡で旧制岩国中学校その後の岩国高等学校として利用されていた。岩国高校が川西へ移転後に公園とそて整備された。
園内には国指定の重要文化財など藩政時代の由緒ある建物、日本で2番目の長寿サクラ、天然記念物の古木など、錦帯橋を生んだ文化の香りに満ちている。四季を通して整備された園内には梅、サクラ、ツツジ、ボタン、フジなど心和ませる花が咲きそろう。日本歴史公園100選、日本さくら名所100選にも選ばれている。
今、季節の花といえば花菖蒲。公園には2カ所の花菖蒲池があり、合わせて11万株が植えられているという。品種によって開花時期がことなるのか、池全体が花で覆われる様子を目にしたことはないが、それだけに長い期間楽しめる。花菖蒲を写生する生徒や子どもらが多く、描かれる花菖蒲が鮮やかに装っているように見える。
公園のアジサイ、大きな蕾や花びらが色づき始めたものもあり、見ころもまじかでしょう。バラは名残惜しそうに何輪か頑張っていますが、もう終わりでしょう。ありがとう。そのバラ園を、真っ白で大きいな「タイサンボク」の花が見送るように見下ろしている。
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