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小さな神社の桜

2025年04月04日 | 地域

 ワイドショー、スタジオ出演者、トランプ嵐をしばし忘れさせる笑いと笑顔の花見の話で大賑い。まだ開花していない標準木もあるらしいが、各地から満開の便りでスタジオは盛り上がっている。この週末は満開の下で賑わうだろうが、一部では下り坂になる天気予報もあり、思うようにはならないものだ。

 桜は桜でも、桜を見に来たと立ち寄る人などない1本の桜。軽自動車がやって来れば歩く人は立ち止って道を譲るか、車が止まってくれたら急いですれ違う、そんな道幅の通りに小さな神社がある。そこの鳥居の奥に立っている1本の桜が今年も綺麗に咲いた。気づいたのはいつころだったろうか、清楚なその姿にこの時期になると毎年見るために通る。

 神社の歴史は知らないが、毎年の例大祭は賑わうと、世話する知人から聞いている。そんなに広くない境内の周りには「拾円」と刻まれた寄進の石碑が何十本も並んでいる。寄進者の名前を見ると前の世代の人らとおもえる。そんな歴史を感じる境内の1本桜、大きさからしてそれほどの年月は経っていないと思うが、植えた人の思いは何だったのだろうか。

 先日の強い風に飛ばされたのか、桜の開花前には欠損していなかったしめ縄、それを真っ白な御幣がカバーしていてちょっと苦笑しながら桜を見るのも面白い。参拝している人を見たことの無い神社だが、いつも御幣は真っ白な姿を見せてくれる。地域の人に見守られているのだろう。

 (今日の575) ひとり占め御幣の奥に桜見る
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