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生徒数が減少して

2017年05月28日 | 社会 政治

 若者の車離れが言われ始めて随分と時間が経過したが、この傾向は今も続いている。ディーラーの懇意な営業マンは苦笑しながら若者に勧めるより高齢者に的を絞ると話しながら、新型車のパンフを差し出す。年金生活の身では数年したら、はい新車、というわけにはいかない。次の買い替え予定は有るのか無いのか、その関門は免許更新時の痴呆検査突破が必須要件になる。

 市内には自動車学校が2校ある、といっても兄弟校。50年前に開校した弟校が閉校するらしい話は風の便りで聞いていたが事実となったようだ。生徒数の減少が原因らしいが、広い跡地はどうなるのだろう。3月になると新卒者の免許取得で賑わっているが一時的な現象かもしれない。関係者は若い人は自からというより、親に言われたり仕事で必要になり取る傾向という。

 生徒数は1966(昭和41)年がピークで減少一方という。そのピークの年に兄弟校の兄側で免許を取得した。入校待ちもあったようで学校も強気だった。指導員が「仕事の合間に来て免許を取るなんて甘いことを考えるな」と話す。仕事を止めては来れない、と返したのがいけなかった、それ以後、教えなくなり当然だが指導員は交替になった。

 少子高齢化が進む中で、若者は車離れ、高齢者は生活の足として車が必需だから高齢者の事故率が増加するのは当然だろう。しかし、当然で済ますわけにはいかない。高齢者対応についての自動車学校の新たな役目を生み出してほしい。
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