![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/e7/5f7dfa45d82c9ebedb714f2260be4878.jpg)
毎日届く新聞に折り込まれる広告、これを何も気にもせず「ちらし」と呼んでいた。ほかのことで辞書を開いていたら「散らし」という見出し語が目に入った。見ると、いくつかある解釈の中の2番目に「広告のために配る刷物」とあり、「大売出しの散らし」という例文が添えてある。
コロナ禍で自粛を要請されるころは折り込まれる枚数が極端にというか激減していた。最近、経済を回すという方針で復調気味ではあるが新聞紙大の広告はまだもとに戻っていないようだ。完全回復かなと思うのは遊技場関係で、相変わらず新台入れ替えなどの知らせが鮮やかな刷りで目を引く。コロナ発症のころ感染源として厳しく指摘されたが予測は大きく外れ遊技場は大迷惑を被った。
この遊技場の大方の散らしは裏面が白紙で届く。これをメモ用紙にと利用する人もある。私は裏の白さを活かして小さな箱を作っていた。一番の用途は、同好会の月例会で会員持参のお土産や珍しい菓子、時には手作りの饅頭などのおやつを入れる各人のお盆代わりにしてもらっていた。口にするものを入れるので清潔感を保つため内側は白にこだわっていた。
作り方は強度を出すため両面刷りの散らしと重ね合わせ11回折り曲げ、広げれば完成する。同好会の解散からまもなく10カ月、散らし箱を作ることもなく資源回収に出していた。ふと、物忘れの進行で折り方を忘れていないかと先日のこと試してみた。惑うことなく完成しほっとした。ほっとするほどのことではないと笑われそうだが、歳をとると幼子に返るというからその過程としておこう。今年も今日を含めて100日となった。
もっと複雑にしっかりとした折り紙箱がご近所や
姉たちが折ります。2,3回妻と習ったのですが
ちょっと難しく覚える事が出来ません。
宴会や会議にはご近所の奥さんがその折箱を
持って来てゴミなどを整理してくれます。
今日の北海道 秋晴れの暖かい日のようです。
台風12号も太平洋からオホーツク海へと離れて
行くようで一安心しています。
時にはおやつが多くて山盛りになることもありました。
朝夕しのぎやすくなりましたが、日暮れも早まりなした。
12号東寄りで何よりでした。