日々のことを徒然に

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秋らしく

2020年09月22日 | 自然 季節

 和訳すると「暑さ寒さもいつまでも空にあるわけではない」ということわざが英語圏にあるそうだ。日本流に言い換えれば「暑い寒いも彼岸切り」とか「暑さ寒さも彼岸まで」というとこだろう。秋の彼岸の頃になると残暑も衰え、春の彼岸になれば寒さも薄らぐ、ともにその後はしばらくしのぎやすい気候になる。

 暑さが峠を越えたころある気象予報士が「彼岸になれば秋の気配を感じ、しのぎやすくなるでしょう」とずいぶん前に説いていた。残暑に耐えながら「それ本当かい」と問いかえしながら期待していた。当たった、彼岸の入りのころから気温も湿度も平年並みに下がり、予報通りになった。このしのぎやすい日和も、風よりも雨が心配という台風12号(ドルフィン)が接近中で早くも対策を呼びかけている。所によっては4連休の切り上げ帰宅が必要かも。

 その4連休も終わる。行楽日和に恵まれ各地の行楽地の人出は賑わい、映像に商店主らの笑顔が映る。一方で欧州のコロナ感染拡大が大きく報じられる。2週間先、わが国もそうならないことを願いながら賑わいの映像を見る。連休中、錦帯橋下川原の駐車場は連日満車、しばらくぶりに見る光景だった。TVは北海道旭岳の紅葉を紹介している。長い日本列島の秋を感じる。

 夏は南から冬は北から風が吹くことは常識だが、秋はどちらから風が吹くのか繰ってみる。答えは気象学的に定まった風位はないという。今ころのさわやかな風、晩秋の寂しさを感じる風、四季のある日本ならではの自然が恵む風位だろうか。このところの異常気象が将来、秋風の風位を狂わさないかと気になる。 
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