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開会式日の花言葉

2021年06月26日 | 生活・ニュース

 その個人施設は土日と祭日は閉館になる。杖を使っている高齢の男性に7月と8月の休館について受付の人が説明。「ご存じでしょうが、オリンピックのために祭日が変更になっています。お家のカレンダーと変わっているのは」と小さな紙片を渡し「海の日、スポーツの日、山の日がこのように変わっています」。男性は丁寧に礼を言い帰られた。聞いていて親切丁寧な接客に頷いた。

 オリンピック開会式まで4週間を切った。新型ウイルス禍での大会は安心・安全な内容にすると実行関係者は意気込んでいるが、千に一つの心配事も抱いていないのだろうか。安心・安全のというその具体的な内容は示されていない。関係者が安心と思えばそれが基準になるのかもしれない。

 開催中心都市の東京は感染者のリバウンド状態にある。大会中に宣言の発出を気遣う人もいる。これから急増する選手や関係者の入国についての水際対策への懸念も多く指摘されている。完全は無理、そんな言い訳はこの度は許されない。また、昼夜とも人流の増加が報道されており、開催への懸念を増幅させている。

 ある月刊誌の「7月の誕生日のはなことば図鑑」によるとオリンピック開会式の7月23日の花は「ハス(スイレン科)」で、花ことばは「清らかな心」とある。「きよらか」は新明解国語辞典によると「澄みきっていて、すがすがしさを感じさせる様子。人間の持つ醜い欲望や世俗的な汚れなどとは全く無縁で神々しさを感じさせる様子」。意味ある祭日まで変更した五輪、花ことばの理にかなうのか。
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