日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

傘寿に向けて

2019年06月26日 | 生活・ニュース

 「来年は80歳になるんじゃのう」、街で出会った同期と立ち話中何かの話題から齢に変わった。私は今年の誕生日で80の一つ前、そうか来年の秋には80か、と納得して「そうじゃのう」と返した。後期高齢者ということは何かにつけて意識はしていたが、年齢をそれほど意識はしていなかった。世に言う傘寿になる。

 年は取りたくない、いつまでも若くいたい、自分は未だ老いてはいない、まだまだ若いんだ、という裏には「年寄くさいのは嫌だ」と若さを装い老いに逆らうことが老いの印、あるエッセイストが語っている。指摘の通り年寄を意識するからそれを避けようとしていることが、はたから見ると老いの印に見えるということだろう。

 「おい、傘寿まではこの会を続けようで」、昨年の高校のクラス会で一人が中締めのグラス乾す前に呼び掛けた。もっと続きそうな元気な高齢者ばかりだが、声を上げた一人には傘寿という言葉に意味があったのだろう。元同窓、元同僚、など元のつく仲間と語ると盛り上がる。楽しんで別れたあと思うのは年々「新しい話題」は少なく何度か聞いた話の繰り返しが多い。

 80歳、私には8020という一つの賭け事がある。今の時点で、成るか成らぬか確認していないが、身体のために気を入れることが一つでもあれば後期高齢の健康維持に役立つのでは、そう思って頑張ってみる。
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