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認知検査の高得点対策

2019年06月05日 | 社会 政治

 重軽を問わず起きてはならない交通事故、残念なことに大きな事故が頻発している。その際、高齢運転者の加害事故が発生すると報道の取り上げ方が大きくなる。各方面で高齢に関する諸問題が社会問題化していることの一環かもしれないが、知りあいが免許返納し始めると、報道をうっちゃっておくことはできなくなる。免許は昨年秋に更新したので、事故なければ80歳の坂は越せる。

 高齢者の事故多発という背景を背負いながら、来週「認知機能検査」を最寄りの警察署で受ける知人がいる。検査通知が届いてから出合うたび私の経験を聞く。検査にのぞむ前から大緊張状態にある。先日は「高齢者講習認知機能検査高得点対策」という市販本を開いて話が始まった。丁度、検査を高得点で終了した人が傍にいたので、最新の情報を折り込んで、高得点対策への策を教わっていた。

 最も気にしているのは「16枚の絵を記憶する」記憶力検査のこと。この結果によってその後の講習内容が変わるなど、重要な検査になる。昨秋の検査(自動車学校)ではOHPで1度に4枚の絵を4回、計16枚の絵を映し出した。警察で受けた人は絵を1枚づつ見せられた、と話す。方法が変わったのだろうが、4パターンある絵の組み合わせは変わっていないようだ。

 高得点対策本を繰って見た。図柄をふんだんに取り入れ、大きめの文字と行間の広い編集はまさに高齢者対策にふさわしい。検査を通過した経験から言えば少し詳し過ぎるという印象だった。こうした指南書は何種類もあるようで次回の私の免許更新に参考にしたい。しかし、高齢者への規制が緩むことは無い、さらに厳しい検査になるかもしてない、返納か更新か、その時に悩もう。
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