日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

出た警戒レベル4

2019年06月07日 | 自然 季節

 何時だろうと思いながら、何かざわめくような音で目が覚めた。目覚ましは午前3時ころを指している。こんな夜中にと思いながら耳を澄ますと雨の音と気づいた。予報では大雨に注意の呼びかけをしていたことを思い出す。しばらく音の様子をうかがっていたが、起きて確認するほどではないと思い寝付く。スマホのメール受信音が鳴る。今度は4時過ぎ。

 大雨・浸水・洪水注意報の発令で内容は「明け方ごろまでに1時間最大雨量40㍉」とある。それから矢継ぎ早に雨量や河川やダムの水位や放流についてメールが入る。NHKの朝ドラが終わるのを待っていたかのように錦川上流域に避難勧告発令、これは新しい基準で「警戒レベル4」で全員が避難せよという厳しい状況を示す。

 市内西部の盆地を囲む高台に知人が住んでいる。その高台の雨量は夜明までに150㍉ほどに達していることを県の情報で知る。洪水を誘発するような雨の時はいつも驚くような雨量を記録しているが、今回も「雨の勢いは怖かったが岩盤なので大丈夫です」ということだった。1時間で100㍉に相当する雨量を数年前に経験した。ただ、短い時間で道路の冠水で済んだが恐怖を感じた。

 梅雨時の豪雨は、その末期が定説の様に思っていたが、しとしとと降る梅雨は消え、降れば土砂降りで大きな災害を引き起こす、最近はそんな梅雨に変わった。幸い大きな被害は報道されていないようで、湖底の見えるダム湖や地割れした稲田などには恵みの雨の到来ということだろう。ただ、登校の児童らには少し気の毒だったがこれも経験の一つになるだろう。
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